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神殿の噂は本当だったか

異世界の魔法なら、強制遵守が可能!

 


 称号「創造神サナアドラの使徒」のお陰か、俺の中の神霊力の使い方が分かる。


「神霊力は確かに俺の中で存在しているが、魔力と違って体外に出ると認識出来ないな」


 次に、神霊力を使って氷槍アイスランスを放つと外見の大きさが2倍に、威力は2,4倍ぐらいになっていた。

 何度か繰り返すと、意識すれば外見の大きさを変えれる様になった。


 この後も色々と試していると、陽が傾いていた。


「そろそろ戻ろうか」


 王都の屋敷に戻り、風呂に入り夕食をソフィア達と頂き、後は寝るだけになると、今日の事を振り返る。


「神霊力は使えば消費するが、魔力と同じで時間が経過すれば回復する。

 他には……」


 翌日、午前中は集まった情報をソフィアとルシアで精査して、午後からは3人で王都を散策したのだが、チンピラ3組を無料の宿泊施設に招待した。


 王都出発の日まで、午前中は神霊力の調査と訓練をして、午後はソフィアとルシアと一緒に森の浅層で冒険者をしたり、王都を散策したりした。


「行ってくる」

「行ってらっしゃい」

「頑張ってねー」


 馬車は置いていった。


 ……翔んだ方が速いしな。


 そんな訳で、龍珠Zな気分を味わいながら、目的地に向かった。


「……見えて来た」


 目的地である「聖王都クジョウ」が、上空を飛翔している俺にも見えた。

 因みに、この「クジョウ」という名前は、この世界に召喚された初代の聖女の名前だ。

 そして、魔王の封印という偉業を成し遂げた初代達は、それぞれの道を歩いたが、聖女クジョウは治療院を開き、次第に同じ志を持つ者達が集まり、結果、都と言える程の規模になった。

 それが「聖王都クジョウ」だ。


 この聖王都の特色だが、簡単に言えば攻撃魔法以外を研究する場所だ。

 当然だが回復魔法が最も研究されて、他にも防御魔法や付与魔法も研究されているらしい。

 それ以外にも結界魔法等も研究され、それらを有料で他国に売り、その金を都市の維持や研究者の給与にしているみたいだ。

 更に、この大陸でも第2位の規模で神殿が聖王都に建立されていて、神殿が聖王都クジョウの雑用をしているらしい。


「……神殿がなぁ」


 半信半疑だが、そう話を聞いている。


「此処からは徒歩で行くか」


 俺は、偽装用のマジックバッグとして使う普通のバッグを「倉庫」から取り出して肩から掛ける。

 因みに、バッグの中身は二束三文な短剣1本と麻のタオルが数枚だけだ。

 そして、発信機的な魔道具が1つな。


 テクテクと歩いていると、聖王都の外壁の正門に到着した。


「ようこそ、聖王都クジョウへ」

「冒険者だ」

「……な!?」

「黙ってろ」

「……は!」


 冒険者のギルドカードを見せて入門するが、ギルドカードに記入されているランクを見て門番が声を出そうとしたが黙らせた。


「……」


 入門して、初めて聖王都を見たが、白を基調とした綺麗な街並みで、上空から見た時は「白いなぁ」としか思ってなかったが、間近に見ると違っていた。


「確かに、これなら『聖王都』だな」

「そうだろう!」

「誰だ?」

「済まんな。 この聖王都を拠点にしている冒険者で、パーティ『白剣ホワイトソード』のゼラグだ。

 因みにランクはBランクだ」

「初めまして。 同じくBランクのゼグナだ」

「初めまして。 同じくBランクのセリスよ」

「初めまして。 同じくBランクのセミナよ」

「冒険者のライカだ」


 向こうはツッコミ待ちかもしれないが、俺は敢えてスルーした。


「これも何かの縁だ。 まだ宿屋が決まっていないのなら、オレ達が泊まっている宿屋にしないか?」

「……そうだな。 そうさせて貰おうか」

「決まりだな!」


 こうして、俺が泊まる宿屋が決まり、都合良く1人部屋が空いていた。


「この後、夕飯にするが一緒にどうだ?」

「良いのか?」

「良いから誘っている」


 ゼラグに誘われ、他のメンバーも頷いていた。


「「「「「乾杯!!!」」」」」


 ゼラグの話では、この宿屋の飯は聖王都でも上位に入るらしい。


「……!? 美味い!」

「だろ」

「ああ! 聖王都だけじゃなく、普通に王都でもやっていけるぞ!」

「そうだろうそうだろう!」


 ゼラグ達との夕飯が終わり、自分の部屋で後は寝るだけの状態でゆったりしていた。


「神殿の噂は本当だったか」


 ゼラグ達がBランクになった時に、教えられたみたいで、聖女クジョウは長い年月が過ぎると、どんな組織も腐る事を知っていた。

 だから、神殿が建立されるのを機に、関係者全員に魔法誓約書に記入させたらしい。

 それを、今日こんにちまで続いていて、聖王都での関係者になる為の前提条件となっているらしい。

 そして、魔法誓約書の内容だか、かなり簡単にすると「真面目に誠実に頑張りましょう」だ。

 つまり、欲望に因る私腹を肥やす事も、極端にいえば聖王都乗っ取りも封じている訳だ。


 因みに、一般人は無関係で、冒険者ギルドや商業ギルドも無関係だ。


 つまり、聖女クジョウの意思を継ぐ者達や研究者達に、神殿の連中が関係者となる訳だ。


 ……思考が逸れた。


 俺が聖王都クジョウに来た理由は、この地の神話や伝説に、神が顕現しているからだ。

 しかも、邪神ではないが邪神寄りの神がな。




厳しくも温かいメッセージを待っています!

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