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次は負けないんだから!

済みません。

投稿が遅れました。

 


 夕食までは王宮の図書館で読書をして、夕食はフェリシアと一緒に食べた。


 ……因みに、他の王族は勘弁して貰った。


 風呂は当然の男女別で、メイドさんのサービスは無かった。


「良かったような、残念なような」

「バカな事を言わないで、ライカの番よ」

「あ、ああ」


 風呂から出た後は、フェリシアも混じって卓上遊戯で楽しい時間を過ごした。

 成績なのだが1位はルシア、2位はソフィア、3位はユリナ、4位はラン、5位は俺、6位はリン、7位はアリシア、8位はフェリシアとなった。

 自信満々だったフェリシアとアリシアが最下位争いだったのは笑った。


「次は負けないんだから!」


 そう言って、悔しそうな顔をして王女らしからぬ捨て台詞を残して、フェリシアは退室した。


「フェリシア、悔しそうだったな」

「そうだね」


 フェリシアが帰った後は、ユリナ達と軽く雑談をして就寝した。

 因みに、部屋割りは、俺・ユリナ・リン・ランと、ソフィア・ルシア・アリシアだ。


 ……流石に、個室を7部屋も使うのは遠慮した。


「……」


 王女フェリシアの客である俺達の部屋に侵入するとは良い度胸だ。

 俺は、即座にユリナ達に個別の遮音魔法を掛けて、更に部屋にも遮音魔法を掛けると、部屋に入ってきた侵入者3匹に質問した。


「俺は招待状を送った記憶は無いが、君達は招待状をお持ちかな?」

「「「……」」」

「黙秘か。 では、侵入者として対応する」

「「「……」」」


 侵入者3人は、どうやら俺が目的みたいで、ユリナ達に対して殺気を放ってないし、ソフィア達の方には刺客を放っていないみたいだ。


「まあ、ユリナ達に殺気を放てば想像出来る拷問が5才の女の子のオママゴトに感じる程の激痛を与えてやるがな」


 当然ながら、この程度の「口撃」では、仕事を放棄する気にはならないみたいだ。


「ならば、捕縛した後に聞く事にしよう」

「「「……!」」」


 ユリナ達が寝ているから気兼ねなく動く事が出来るが、部屋に損傷が出ない程度には配慮しよう。

 そんな事を考えながら動いたが、向こうには俺が消えた様に見えたみたいで、無言だが驚愕の顔をしている。


「ぎぃい……」

「がぁあ……」

「ぐぅう……」


 そして、俺は侵入者3人の肩と膝を潰した。


「さて、雇い主は?」

「「「……」」」

「別に吐かなくてもいいぞ。 拷問が続くだけだ」


 それから3時間が経過し、とうとう拷問に耐え切れず吐いた。

 因みに、拷問内容があまりにアレなんで割愛させて貰うが、参考資料は妲己の「ハンバーグ」と、それと「うみねこが○く頃に」の晩餐だ。

 まあ、過程で1人減ったが、吐いたから問題ない。


「宰相の義弟か……」


 どうやら、ちょっと前にやった粛清から逃げ切る事が出来たみたいだが、それでも経済的にダメージを受けたみたいで、フェリシアに網を張っていて、そこに俺達が現れたと。

 そして、見当外れの逆恨みから俺を暗殺し、ユリナ達を手に入れて毒牙に掛ける計画だったみたいだ。


「さて、どうしようか」


 とりあえず、生ゴミ3つは俺の「倉庫」に仕舞い、床に広がっている色々な液体は洗浄クリーンで綺麗にして、窓を開けて風魔法を使って部屋の換気をし終わったら、部屋にも洗浄クリーンを掛ける。


「これで大丈夫だろ……おっと、洗浄クリーンと」


 自分の服にも若干だが、赤い液体が付いていた為に自身にも洗浄クリーンを掛けた。


 翌日、俺は聖人君子では無いが、この王宮に於いて権力を持っていないから、暗殺の件を王族に丸投げした。


「……以上だ」

「分かった。 こちらで充分に調査をして、関係者全員に厳重な罰を与える事を誓おう」

「よろしくお願い致します」

「国王陛下、よろしくお願い致します」

「任せておけ!」


 国王は、フェリシアからもお願いされて力強く返事をして、気合いを入れたみたいだ。


 ……勿論、3つの生ゴミの処理もお願いした。


 更に5日後に、宰相の義弟が国家反逆罪で投獄され同日に処刑された。

 証拠となる書類が発見されたから……らしい。


「……本当かよ」

「本当よ……多分」

「そうだよなぁ」


 更に2日以内に関係者全員も処刑され、調査の結果から無関係だった人達は、それぞれの実家に生涯蟄居となった。


 それと、残っていたゴミを掃除する間は、俺達は王宮に滞在する事になり、騎士達と軽く模擬戦をしたり、図書館で読書に勤しんだ。


「しかし、アレは……」

「どうしたの、ライカ」

「いや。 なんでもないよ、ユリナ」

「そう?」

「ああ」


 拷問に掛けている時に、断片的以下の内容だが、宰相の義弟の後ろに黒幕が居るかの様な事を言っていた。


「黒幕が居ると、落ち着かないな」


 何時、腹や背中に果物ナイフが現れる分からんからなぁ。




厳しくも温かいメッセージを待っています!

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