【12話】友達の想い
星柄くんに恋をしたものの、なにをしたら良いかもわからないしとりあえず定期テストに打ち込んだ。
まだ一度も手をつけていない英語に手を付けようとしたとき、携帯が鳴った。
《テスト勉強頑張ってる?化学のテスト範囲教えて欲しいんだけど。。。》
ええええええええええええええええ!!
どうして良いかもわかんないからとりあえず紗英に電話をした。
「っささえ?」
「そんな焦って〜。世はテスト週間でっせ〜。で、どした〜?」
「ほ、星柄くんが!!」
「落ち着きなってー。全然伝わんないからさー」
「星柄くんからLINEきた」
「え?なんて?」
「化学の範囲教えてって」
「使われてんなー」
「そーなんだけどもね。。。」
「でも良い機会じゃん。とりあえず続けてみなよ」
「え?なんかダラダラ続けてくるだるいやつみたいにならない?」
「なんないなんない。でもやるだけやるしかなくない?」
「そうだけどさ。。。」
「このままじゃ何も前に進めないよ?チャンスは逃したらダメじゃん?」
「そうだね。うん、とりあえず頑張ってみる!」
「そーだそーだ!!頑張れ!」
それから紗英に言われた通りに続く努力をして案外LINEも盛り上がった。
その時は。。。
それから2日後
「おはよう、優梨奈!ってめっちゃ顔色悪っ」
「紗英!!」
「お?どしたー?」
「LINE続いてるんだけどさ、その〜えーっと。」
「なんだね??」
「楽しくないんだよね。。。」
「なんだそんな事かー」
「そんな事かっじゃないよ!一大事件だよ。」
「楽しいって何を基準にして楽しいわけ?」
「それは。。。」
確かに私何を基準に楽しいんだろう。
「里見くんが基準に決まってんじゃんねぇ〜」
いきなりからかうような口調で瑠璃香が横から話に入ってきた。
「違うよ!!里見くんを基準になんて考えてないもん!!」
「ムキになってさ〜じゃあ、たいちゃんのどこがいいわけ?」
「それは…優しいし、真面目だし、まともだし、面白いし」
「優しい?それなら優しくて爽やかな岡本だってあてはまるし、真面目なんて佐藤もでしょ?まとも!じゃあまともじゃない人は誰?そして面白いならLINE退屈しないでしょ?」
わかってる、自分だってその質問が答えれないってこと。
「まぁまぁ、瑠璃香良いじゃん?優梨奈は好きなんでしょう?」
「わかんないけど、好きなんだと思う」
そう言うしかできない私を不満そうに見る瑠璃香。
「優梨奈ちゃん、本気なら応援するけど、自分の気持ちにもっと向き合おう?」
「もーーーいいじゃん?そんな事より、あいつはどうしたんだ?」
紗英は里見くんの席を指差す
「ばか。1番触れちゃいけない所!」
とっさに瑠璃香が止める。
私は何もなかったように答える。
「休んでるよね。そういえば。」
「いつ以来だ?」
私が強く当たった日が最後だから
「約半月きてないよね?」
「浩太ー。」
「なにー?」
「里見っていつから来てない?」
「テストはきてたから今週の火曜?」
「テスト除いたら?」
「半月ぐらい?」
「ありがとー。じゃああっち行っていいよ」
いやいやいやいや。
「紗英、浩太君とどんな関係?」
「あーーー。ザックリ彼氏かなぁ?」
驚愕。紗英なんも言ってくれないから知らなかった。
「なんで言ってくんないのさ。しかもザックリって?」
「ごめんごめん!!」
「ごめんじゃないよ!私は紗英の親友だと思ってた。一方に私ばかり。」
「ちがうよ!応援したかったの。今は私の幸せ話をした所で、何も変わらない。前向きになるどころか、優梨奈は本当のこと言ってくれない。そうやって今だって。」
すると瑠璃香が紗英の袖を引っ張った。
それにふと我に戻った紗英は出て行ってしまった。
微かに涙を浮かべて。




