第127話 三日目の追跡者
孤立三日目の朝、廃監視所の扉を開ける前から、追跡者が消えていないことだけは分かっていた。
金属をこするような音が、安全扉の方角から断続的に届いていた。
一度鳴り、しばらく止まる。
また一度、低く鳴る。
誰かが留め具を調べているのか。それとも、安全扉とは別の設備が軋んでいるだけなのか。ここからでは分からない。
「近い?」
僕が声を落として尋ねると、フィアは横木を掛けた扉へ澄んだ青い瞳を向けた。
「分からない。音が壁を回ってる」
断定しない答えだった。
僕たちが閉めた安全扉を突破したとも、まだ扉の向こうにいるとも決められない。
分かるのは、追跡者がいなくなったと考えて外へ出られる状況ではないことだけだ。
僕は寝台の端へ座ったまま、右脚の指を順番に動かした。
昨夜より痺れは僅かに軽い。踏み出す感覚もある。ただし、膝から下へ薄い布を一枚巻かれたような鈍さは残っていた。
「歩幅を小さくすれば歩ける。昨日より少し楽だけど、痺れは残ってる」
右手の擦り傷は清潔な布の下で痛む程度だった。膝も曲げられる。
左腕の治療布にずれはない。黒銀色の封魔具も、二重固定も昨日のままだ。布の隙間から確認できる黒い紋章は肩の手前で止まり、冷たい脈動もない。
異常な空腹も、味や匂い、見え方の変化もなかった。
フィアも自分の状態を確かめる。
簡易固定具に包まれた右腕は、身体の横へ動かさず置かれている。左手で指先へ軽く触れ、感覚の残る範囲を一つずつ確認した。
「右は痺れてる。昨日と同じ。指は動く」
「痛みは?」
「強くない。左は使える。少し疲れてる」
「長く力を掛ける作業は避けよう」
「アルトも」
短い言葉で返され、僕は頷いた。
保存食は三食分。
僕たちは半食分ずつを口にし、二人合わせて一食分を減らした。
冷たく固い保存食は、何度噛んでも美味しくはならない。それでも空腹のまま寒い保守路へ出るよりはいい。
残りは二食分だった。
二本の水筒から、それぞれ少量ずつ水も飲んだ。どちらもまだ空ではないが、最初に坑道へ入った時より明らかに軽くなっている。
手提げ灯は二つ。交換用の油と芯は一組。
保温布、短い補助縄、位置札、記録札、停止笛、交換用の治療布と清潔な布。僕の片手剣とフィアの剣もある。
増えたものはない。
失ったものもない。
ただ、時間と食料だけが確実に減っていた。
僕は低い机で位置札へ記録を書く。
僕とフィアの名前。身体状態。保存食二食分。水筒二本。三日目の朝に廃監視所を出ること。構造図に残る水平保守路を進むこと。
封魔具と二重固定が維持されていることも書き加えた。
位置札を扉の外側へ固定できるよう準備していると、フィアが言った。
「札を見てるかもしれない」
「追跡役が?」
「たぶん」
僕たちが残した札は、成人隊が追ってくるためのものだ。
けれど、追跡者が物理的な痕跡を調べているなら、同じ札を使って僕たちの進行方向を知ることもできる。
「消した方が安全かな」
フィアはすぐに首を横へ振った。
腰を越える長い金髪が外套の背で僅かに揺れる。
「消さない。助ける側も見る」
「うん。僕もそう思う」
追跡者に見つからないため、救助側からも見つからなくなる。
それは選べなかった。
僕たちは横木を静かに外した。
扉の隙間から手提げ灯の光を細く出し、床と壁を確認する。新しい影はない。
停止笛を一度だけ吹いたが、応答は返ってこなかった。
外へ出たあと、位置札を扉脇の留め具へ固定する。
フィアが左手で手提げ灯を持ち、僕は必要な時だけ右手で構造図を開くことにした。歩いている間、図面は取り出しやすい場所へ収めておく。
二人とも、使える手は一つしかない。
それでも同じ歩幅なら進める。
廃監視所を離れ、僕たちは水平保守路を北寄りへ進んだ。
右脚は動く。
一歩。
もう一歩。
急げば痺れが強くなる。昨日より僅かに小さな歩幅へ調整すると、フィアも何も言わず同じ幅へ合わせた。
曲がり角では止まり、壁の番号と構造図を照合する。
位置札へ時刻と進行方向を記し、古い経路札の横へ残す。
三枚目の札を固定した直後だった。
フィアの左手が上がった。
「止まって」
僕は足を止める。
先ほどまで聞こえていた風の音に、異なる響きが混じっていた。
硬い靴底が石床を踏む音。
一定の間隔で、一つずつ近づいてくる。
一人分に聞こえる。
ただし、その後ろに別の誰かがいないとは言えない。
フィアは手提げ灯の覆いを閉じ、光を糸ほどに絞った。
暗さが押し寄せる。
細い黒のカチューシャだけが最後まで微かな光を返し、すぐに闇へ沈んだ。
僕たちは壁へ掘られた古い観察窪みへ入った。
昔の作業員が保守路の通行状況を確認するための場所らしく、大人一人が屈んで入れる程度しかない。
二人で並ぶ余裕はなかった。
フィアが奥へ入り、腰を越える金髪を自分の外套の内側へ収める。僕はその手前へ身体を低くした。
右脚へ体重を掛けすぎない。
左腕を壁へ押しつけない。
呼吸を浅くし、近づく足音を数える。
やがて、細い観察口の向こうへ人影が現れた。
灰色とも黒ともつかない防寒衣。
成人ほどの体格。
顔は防寒布と影に隠され、性別も年齢も分からない。
装具の留め具へ、小さな刻印があった。
星冠印に似ている。
腰には赤黒い制御紐が巻かれていた。
第125話で見た人物と装備の特徴は重なる。
けれど、顔を見ていない以上、同一人物だとは決められない。
追跡役は僕たちが残した位置札の前で足を止めた。
札を剥がさない。
壊しもしない。
身体状態と進行方向を読むように視線を落とし、それから床の薄い霜へ目を向けた。
靴跡を確認している。
未来を見ているわけでも、壁の向こうを見通しているわけでもない。
僕たちが残した物理的な痕跡を、一つずつ拾っている。
追跡役は札に記された進行方向へすぐには進まなかった。
反対側の壁へ寄り、霜に半ば覆われた鉄枠の前で屈む。
そこには、旧輸送坑道の設備とは明らかに異なる装置が固定されていた。
赤黒い制御紐。
細い溝が何本も刻まれた金属板。
白く濁った陶製の絶縁片。
石壁へ打ち込まれた外枠からは、細い導線が天井側へ伸びている。
金属板の端に、小さな星冠印があった。
追跡役は外側の留め具へ手を掛けた。
何かを唱えることはない。
留め具を半回転させ、緩んでいた赤黒い制御紐を引き直しただけだった。
その瞬間、観察窪みの外にある二本の指針が同時に動いた。
一つは温度。
もう一つは魔素濃度。
どちらの針も、低い方へ落ちていく。
フィアの手提げ灯の火が、覆いの内側で一度だけ大きく傾いた。
石壁を覆っていた霜が、細い枝のように伸びる。
頭上の通気路から、ごう、と風が鳴った。
音に混じって、細かな雪が石をこする乾いた響きがする。
追跡役は指針を見上げた。
変化を確認すると、別の分岐へ進んでいった。
足音が遠ざかる。
僕たちはすぐには動かなかった。
十呼吸。
さらに十呼吸。
曲がり角の向こうで、足音が一度だけ止まる。
また進み始める。
完全に離れたとは言えない。それでも、今なら観察窪みから出られる。
フィアが先に灯りの覆いを僅かに開いた。
僕たちは追跡役が向かった分岐とは逆側へ身体を出す。
「追わない」
フィアが言う。
「うん。装置だけ見る」
人影ではなく、壁の装置へ近づいた。
ただし、腕が届く位置までは行かない。
僕は手提げ灯を受け取り、右手で装置と固定計器を順番に照らした。
二本の指針は、まだ少しずつ下がっている。
温度計の外枠には、土木局が保守していた頃の基準線が刻まれていた。現在の針は、その基準より大きく下にある。
魔素濃度の指針も同じだった。
「留め具を締めた直後に、両方下がった」
僕が言うと、フィアは装置から天井へ伸びる導線を目で追った。
「霜も。あそこから上へ伸びた」
石壁の霜は、装置を中心に広がっている。
導線の周囲だけが特に白い。
空気は上から下へ流れているのに、霜の細い枝は上へ吸い寄せられるように伸びていた。
僕は学院の座学で習った、長時間維持される術式の基本を思い返す。
どれほど複雑な術式でも、何もないところから働き続けることはできない。
燃える物がなければ火が続かないように、動かすための魔力が必要になる。
「この装置は、術式そのものじゃない」
「中継?」
「たぶん。ここで集めて、上へ送ってる」
何を集めているのかは、二本の針が示していた。
周囲の熱。
空気中の魔素と、周囲へ漏れた魔力。
少なくとも、人の魂や生命を直接扱う構造には見えない。僕たちの体内魔力まで奪っているかは確認できないし、そうだと決めつける材料もない。
けれど、坑道から熱と魔力が消えているのは確かだった。
僕は上部の通気路へ灯りを向ける。
遠い風雪の音は、装置の働きが強まった直後から大きくなっている。
「地上の吹雪へ送ってるんだ」
フィアの青い瞳が、天井から装置へ戻る。
「吹雪を続けるため」
「うん。坑道を冷やして、それで集めたものを上の術式へ送ってる」
この装置が中心ではない。
一基でこれほど広い吹雪を作れるとも思えない。
同じものが他にもあるのか。中心がどこにあるのか。誰が起動し、いつから動かしているのか。
そこまでは分からなかった。
分からないことを埋めるために追跡役を追えば、僕たちは生還経路から外れる。
けれど、このまま装置を残せば、坑道の熱は奪われ続ける。
地上の吹雪も続く。
僕たちが凍えるだけではない。
ローディンたちが崩落を掘り、地上から別の入口を探しているなら、この吹雪は救援する側の時間まで奪っている。
「壊せるかな」
僕は装置そのものではなく、その左右へ残る古い土木局設備を見た。
装置の奥に、厚い金属板がある。
壁の点検表示によれば、通気枝路を修理する際に導線や管を物理的に隔離するための遮断板だ。
その横には点検レバーも残っている。
錆びているが、折れてはいない。
フィアは遮断板から装置の外枠、石壁の固定部へ視線を動かした。
「一基だけ壊す。人は追わない」
「うん。これ以上は探さない」
装置の安全性は分からない。
だから、星冠印の金属板にも赤黒い制御紐にも直接触れない。
まず、王国土木局の設備だけを動かす。
フィアが左手で点検レバーを握った。
右腕は簡易固定具に収めたまま、身体の外側へ置いている。
「動く?」
「重い。でも、左で押さえられる」
「痛みが増えたら言って」
「アルトも」
僕は右手で遮断板の留め具へ触れた。
左腕は身体へ沿わせ、使わない。
「下げる」
フィアがレバーへ体重を掛ける。
金属が長く軋んだ。
遮断板が少しずつ下がり、装置から上へ延びる導線との間へ入っていく。
半分。
あと少し。
フィアの左手が震えた。
「止める?」
「まだ。留めて」
遮断板が最下部へ届いた。
僕は右手だけで固定具を押し込み、留め金を掛ける。
鈍い音がして、遮断板が固定された。
フィアはレバーから左手を離した。
呼吸が僅かに速い。
「左は?」
「疲れた。痛みは増えてない」
「右は?」
「同じ」
装置を見る。
金属板の溝に残っていた淡い光が弱くなっている。
完全に消えてはいないが、上部導線との流れは遮断板で隔てられたらしい。
爆発も、逆流も起こらなかった。
「次は外枠」
フィアが言う。
僕たちは短い補助縄を取り出した。
片端へ輪を作り、手で装置へ触れずに外枠へ投げ掛ける。
一度目は陶製の絶縁片へ触れそうになり、やり直した。
二度目で、石壁側の鉄枠だけに輪が掛かる。
僕は点検レバーの根元に残る物理的な案内溝へ縄を通した。
フィアが固定部を観察する。
「上は残る。下が先に外れる」
「一度目で傾ける?」
「そう。倒すのは二度目」
僕は右手で縄を握った。
左脚を一歩後ろへ置き、右脚は姿勢を支えるだけにする。
フィアも左手で縄を取り、両脚を開いた。固定された右腕には触れさせない。
一人では足りない。
僕の右手だけでも、フィアの左手だけでも、この外枠は外せない。
だから同じ合図で引く。
「三で」
「うん」
「一。二。三」
二人で身体を後ろへ倒す。
縄が張った。
金属の外枠が軋む。
僕の右脚へ痺れが走ったが、踏み直さない。左脚で床を押し、右手を離さない。
フィアの靴底が石床を滑りかけ、すぐに止まる。
外枠の下側が僅かに浮いた。
けれど、装置は倒れない。
「戻す」
フィアの声に合わせ、僕たちはゆっくり力を抜いた。
縄の張りを保ったまま、呼吸を整える。
「右脚、少し増えた」
僕は隠さず言った。
「動く?」
「動く。次も左脚で押せる」
「私の左も使える」
フィアは浮いた外枠を見た。
下側の固定具と石壁の間に、指一本分の隙間ができている。
「角度はできた。次で倒す」
「分かった」
今度は一歩分だけ位置を変える。
装置が倒れる方向に誰もいないことを確認する。破片が飛んでも届きにくい石壁の陰へ身体を寄せた。
手提げ灯も床へ置かず、離れた留め具へ掛ける。
剣は二人とも鞘へ収めたままだ。
必要なのは斬撃ではない。
同じ瞬間に、同じ方向へ力を掛けることだった。
フィアが僕を見る。
「三で」
「うん」
「一。二。三」
左脚で押す。
右手で縄を引く。
フィアも左手と両脚、身体の重みを使って後ろへ引いた。
外枠の下側が石壁から外れる。
続いて上の留め具が、甲高い音を立てた。
中継器が傾いた。
赤黒い制御紐が張る。
次の瞬間、重い装置が石床へ倒れた。
陶製の絶縁片が割れる。
溝の刻まれた金属板が床へ当たり、中央から大きく曲がった。
赤黒い制御紐は接続部から引きちぎられ、二本に分かれて石床へ落ちる。
音が保守路の奥まで走った。
僕とフィアは縄を離さず、数呼吸待った。
爆発はない。
熱も光も噴き出さない。
声も聞こえない。
倒れた中継器は、ただ壊れた金属と陶片の集まりとして床に横たわっていた。
「一基」
フィアが言った。
「うん。一基だけだ」
僕たちは壊れた装置へ近づかず、固定計器を確認する。
温度指針の下降が止まっていた。
魔素濃度の針も、それ以上は下がらない。
壁に広がっていた霜は残っている。しかし、新しい枝は伸びていなかった。
手提げ灯の火も、先ほどより真っ直ぐに立っている。
それでも寒さは消えない。
通気路の奥から吹雪の音は続いている。
一基を壊しただけで、儀式全体が止まったわけではない。
この区画で熱と魔力を奪う流れが弱まった。それ以上の効果は確認できなかった。
僕は右脚を動かす。
「痺れは少し強くなった。でも歩ける。左腕は変化なし」
封魔具も二重固定も維持されている。
フィアは右手の指を僅かに動かした。
「右は同じ。固定具もずれてない。左は疲れた」
「少し休む?」
「記録してから」
僕は頷き、記録札を取り出した。
中継器の位置。外観。星冠印。温度と魔素濃度の指針が同時に下がったこと。追跡役らしき人物が外側の留め具を調整したこと。
遮断板で上部導線を隔てたあと、二人で一基だけ物理破壊したこと。
破壊後、二本の指針の下降と霜の成長が止まったこと。
分からない部分は、分からないまま書く。
追跡役の正体は不明。
中継器の総数も、儀式の中心も不明。
僕が記録している間、フィアは倒れた外枠の向こうを見ていた。
「アルト。壁」
中継器が固定されていた場所に、四角い金属板が見えている。
敵の装置の一部ではない。
錆びた縁と王国土木局の刻印がある、古い経路板だった。
中継器の外枠が、その半分以上を覆っていたらしい。
僕たちは破片を踏まない位置から灯りを向けた。
霜で隠れた文字を、長い柄の付いた点検札の端で外側から払う。
現れた文字を読み上げる。
「旧換気塔……地表非常信号索」
構造図を開き、壁の番号と照合する。
現在の構造図では途切れていた細い破線が、古い経路板では北東へ延びていた。
終点は旧換気塔。
人が地上へ登るための塔ではない。坑道の空気を地上へ逃がし、上部の雪や岩盤、排気口を点検するための細い縦坑だ。
その横に、別の設備が描かれている。
地下から操作する非常信号綱。
綱を規定の回数引けば、地表側の赤い警告板が上がり、同時に物理的な鐘が鳴る構造だった。
切断された有線通信線とも、崩落で失った信号綱とも別の系統だ。
「地上へ知らせられる」
僕の声が僅かに上ずった。
フィアは経路板を見たまま答える。
「動けば」
「うん。今も使えるかは分からない」
換気塔までの道が通れる保証もない。
信号綱が切れているかもしれない。
地表の警告板や鐘が雪に埋まっていれば、作動しても誰にも見つけてもらえない可能性がある。
旧換気塔そのものも、出口にはならない。
それでも、初めて見つけた。
地上へ僕たちの意思を届けられるかもしれない場所を。
フィアが壊れた中継器ではなく、経路板の先へ青い瞳を向ける。
「行く」
「うん。中継器はもう探さない。換気塔へ行こう」
記録札へ旧換気塔の表示と、僕たちが向かう方角を書き加えた。
壊れた装置から十分に離れた壁へ、番号付きの位置札を固定する。
短い補助縄も回収した。
擦れや裂けがないことを確かめ、元の位置へ収める。
その時だった。
遠くで、足音が止まった。
一呼吸の静寂。
続いて、硬い靴底が石床を踏む。
先ほどとは逆の間隔で、こちらへ向きを変えたように聞こえた。
同じ追跡役かどうかは分からない。
距離も分からない。
けれど、中継器が倒れた音を聞かれた可能性は高い。
僕は構造図を畳み、右手で収めた。
フィアは左手で手提げ灯を持ち直す。右腕の固定具はそのまま。剣にも触れない。
僕たちは一度だけ互いの状態を確認し、古い経路板が示す枝道へ身体を向けた。
追跡者の足音がまた石壁の向こうで鳴る中、僕たちは地上へ救援信号を送れる旧換気塔を、三日目の目的地に定めた。
「面白かった!」
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