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ある日、日常がハーレムになりました  作者: ネロ


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11/27

海月との時間が、みんなにバレて……!?

創作ゆえのご都合主義~ ツッコミなんて野暮なもん無し

夕方の研究室。

悠真は発表用資料のプリントをまとめながら、昨夜の記憶を必死に封じ込めようとしていた。


海月の膝の上、唇の感触、海月の体温、耳元で囁かれた甘い言葉……

全部、夢みたいに鮮やかで、だからこそ危険だった。

でも、そんな悠真の努力はあっさり崩壊した。

研究室のドアが勢いよく開き、瑶季、理央、すみれの三人が雪崩れ込んできた。


瑶季(スマホを掲げて)

「悠真くん! これ、どういうこと!?」

画面には、昨夜の研究室の監視カメラ映像のスクショ。

(研究室のセキュリティカメラは、卒論期間中だけ24時間稼働していて、教授が共有フォルダにデータを置いていたらしい。そして、なぜか瑶季がそのフォルダにアクセス権を持っていた……)

映像には、はっきり映っていた。

海月の膝に座る悠真。

髪を撫でられ、首筋に唇を寄せられ、

深くキスを交わす瞬間。

そして、ソファで抱き合う二人のシルエット。


理央(静かに、でも目が燃えてる)

「……悠真くん。私たちに『研究室で遅くなる』って言ってたよね?これ、研究……?」


すみれ(涙目で、でも声は震えてる)

「悠真くん……海月さんとこんなに……すみれのこと、忘れちゃったの……?」

悠真はパニックで立ち上がり、

「待って! 違う! これは……息抜きで……!海月さんが……!」


そこへ、海月がコーヒー片手に悠やかに入ってきた。

海月「あら……みんな、来たのね。賑やかでいいわね」

悠真(必死に海月に視線を送る)

「先輩……! 助けてください……!説明して……!」

海月は悠真の肩に手を置き、穏やかな笑みを浮かべながら三人に視線を向けた。


海月「説明?別に……隠すことじゃないわよ。昨夜は、悠真くんがとても疲れてたから……私が、たっぷり癒してあげただけ」

その言葉に、三人が息を飲む。

海月(悠真の髪を優しく撫でながら続ける)

「膝枕して、髪を梳いて、唇を重ねて……体温を分け合って……本当に心地よかったわよね、悠真くん?」

悠真「海月さん!?」

海月は悠真の耳元に顔を寄せて、三人に聞こえる声で囁く。

「否定しないで。だって、本当に……気持ちよかったんでしょう?」

その瞬間、瑶季の目がカッと見開いた。

瑶季「……海月さん、ずるい。そんな……悠真くんを、完全に自分のものにしたみたいな顔で……」

理央(唇を噛んで)

「私たちには、まだ……あそこまで、踏み込んでないのに……先輩だけ、こんなに濃く……」

すみれ(頰を赤くして、でも決意の顔で)

「すみれも……負けない……悠真くんに、もっと……もっと、甘えようっと……♡」

海月は三人を見て、優しく微笑む。

でも、その奥に、静かな勝利の色が浮かんでいた。

海月「ふふ……これで、みんなも本気になれるわね。悠真くんは、誰のものにもなってない。

でも、誰のものにも……なれるのよ」


その日から、三人の行動は明らかに変わった。

瑶季は、毎日のように悠真を壁ドンして、

「海月先輩に負けないくらい、全部感じさせてあげるから!」とキスを迫るようになった。


理央は、甘い献身をさらにエスカレートさせ、悠真の家に押しかけては、

「今日は私だけが、悠真くんの全部を受け止める番♡」と、

服の上からでも肌を重ねるように密着してくる。


すみれは、天然の甘えを武器に、

「悠真くん……すみれにも、膝枕してほしい……

海月先輩みたいに、深いキス……して?♡」と涙目で迫るようになり、その無防備さが逆に強烈な攻撃力を持つようになった。


悠真は、毎日四方から襲われながら、

「俺、もう……本当に限界……」と呟く日々。

でも、どこかで——

このカオスが、もっと熱く、もっと深く、続いていくのを、どこかで望んでいる自分に気づいていた。


海月の「ボロ出し」は、五角関係に、新たな火を投げ込んだ。

誰も引かず、誰も諦めず、むしろ、みんなが一歩……いや、二歩、三歩と、悠真に踏み込んでくるようになった。

この関係は、もう後戻りできない。

甘く、熱く、息苦しいほどに——絡みつき、溶け合い、永遠に続きそうな気配だけを残して。


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