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ある日、日常がハーレムになりました  作者: ネロ


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10/27

深夜、研究室で海月と……

2月、研究室の深夜。

時計はすでに午前2時を指していた。

発表用資料の画面はぼやけ、修正赤字は増える一方。

静寂の中で、海月の声だけが柔らかく響く。

「悠真くん……もう、限界でしょう?」

海月は椅子を引いて立ち上がり、悠真の背後に回る。

両手で悠真の肩を包み、ゆっくりと揉みほぐす。

指先が首筋を滑り、耳の裏をなぞる。

ただのマッサージではない。

それは、明らかに誘うような触れ方だった。


悠真の息が、わずかに乱れる。

海月「……ここ、固いわね。全部、私に預けて」

そのまま、海月は悠真の椅子を180度回し、自分の前に引き寄せた。

悠真は海月の膝の間に座るような形で、彼女の胸元に顔を埋める形になる。

海月の両手が、悠真の背中をゆっくり撫で下ろし、腰に回る。

海月(耳元で、囁くように)

「目、閉じて。今は、何も考えなくていいのよ」

悠真は素直に目を閉じた。

海月の指が髪を梳き、首筋をなぞり、鎖骨のくぼみを優しく押す。

そして、ゆっくりとシャツのボタンを一つ、外す。

「……先輩」

「ん? 嫌?」

「……嫌じゃないです」

海月は小さく息を吐いて、悠真の耳たぶに唇を寄せた。

軽く甘噛みし、舌先でなぞる。

悠真の体が、びくりと震える。

海月「可愛い反応……もっと、聞かせて」


そのまま、海月は悠真の首筋に唇を這わせ、ゆっくりと降りていく。

鎖骨、胸元、開いたシャツの隙間から肌に直接触れる。

キスは浅く、でも確実に熱を残す。

悠真の手が、海月の腰に回り、ぎゅっと掴む。

海月「……いい子ね。もっと、甘えて」

海月は悠真を抱き上げ、研究室の奥にある小さなソファへ移動した。

自分は背もたれに寄りかかり、悠真を膝の上に乗せる。

膝枕ではなく、完全に抱き合う形。

海月の手が悠真の背中を滑り、シャツの下に潜り込む。

直接肌に触れる指先は、熱くて柔らかくて、悠真の理性を溶かしていく。


海月「悠真くん……今は、私だけを見て」

唇が重なる。

今度は深く、濃く、息もできないほどに。

海月の舌が悠真の口内を探り、絡み、奪う。

悠真は抵抗せずに受け入れ、逆に海月の首に腕を回して引き寄せた。

海月は悠真の額に自分の額をくっつけて、

「ふふ……可愛い。こんな顔、瑶季ちゃんたちには見せないんでしょう?」

悠真「……見せられない。見せたくない」

海月「それでいいわ。これは、私と悠真くんの……秘密の時間」


キスが途切れるたび、海月は悠真の唇を指でなぞり、

「まだ足りない?」と甘く問いかける。

悠真「……もっと」

海月は微笑んで、再び唇を重ねる。

今度はゆっくり、時間をかけて。

互いの息が混ざり、唾液が糸を引き、部屋に小さな水音だけが響く。

海月の手が、悠真の胸を撫で下ろし、腹部へ。

悠真の体が熱くなり、震えが止まらない。


海月「……ここ、熱いわね。私も……同じよ」

海月は悠真の手を取り、自分の胸元へ導く。

悠真の指が、柔らかい膨らみに触れる。

海月は小さく息を漏らし、悠真の耳元で囁く。

「触っていい。全部、悠真くんのものよ……今だけは」

悠真の指が、震えながらも優しく動く。

海月の吐息が、甘く乱れる。


どれだけの時間が経っただろう。

二人は互いの体温を分け合い、唇を重ね、肌を重ね、息を重ね、身体を重ねながら、静かな研究室の中で溶け合っていた。

外はまだ暗く、他の三人は何も知らない。

この濃密で、熱く、深い時間は、海月と悠真だけの、絶対に明かせない秘密。

海月が、悠真の髪に指を絡めながら、最後にそっと囁いた。

「……明日も、明後日も、ここは、私たちの場所よ」

悠真は、ただ小さく頷いた。

朝が来るまで、二人は互いの鼓動だけを聞きながら、静かに、深く、繋がり続けていた。


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