備考類
・盗作された際の対応について。
1.まず証拠類(目次や盗作された箇所だけでなく、盗作の全てを保存。加害者とのやり取りがある場合はそれらも保存する)を全部web魚拓等で保存、印字する。
2.盗作の掲載媒体に電話連絡で対応依頼。
メールよりも電話の方が効果的。
もしも著作権の確認を求められたら、作品を保存しているファイルのプロパティを確認する。
3.多少なりとも金銭絡んでたら所轄警署の生活安全課に相談を。
・著作権法違反は親告罪であり、10年以下の懲役、1000万円以下の罰金が処せられる。
・引用は、「その引用が該当作品の構成に絶対に必要」であり、かつ「引用部分は必要最小限で本文よりも短い」等、引用するための様々な要件を満たす必要がある。
・オマージュとは、尊敬する作者の作品をモチーフにすることである。
・インスパイアとは、尊敬する作者の作品と同じ主題で作品を作ることである。
・パロディとは、他の作品を批判、揶揄、または風刺することである。だが、それらは誹謗中傷であってはならない。
・だが前提としてまず、各投稿サイトに定められた規約が優先されることを理解しておかなければならない。法で認められていようとも、利用者は規約を遵守しなくてはならない。
・この事件は無料作品からの盗作事案としては全国初の摘発事例となった。今後はこの事件が一つの前例、指標となるはずである。
・この物語が盗作行為の抑止となることを切に願う。