35話 再会のアイツ
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ガサッガサッガサッ
狩りの為、林や草むらを掻き分けていくレイトン達。
左を守るはマッドゴーレムのまーくん、剣術と盾術持ちだ。
右はウッドゴーレムのうーくん、斧術と盾術持ちになっている。
真ん中はレイトンとビビである。
「居た。」
ビビが手招きすると鹿が2匹居た。
「私は左。」
どうやら1体ずつ相手をする事になるようだ。
「分かった。僕は右を。」
レイトンは足元に錬成を掛ける。
作り出すのは刃渡り10cm程のナイフだ。
これを投げて仕留めようと考えたのだ。
「じゃあタイミングを一緒に。
3…2…1…それ」
「獣化。」
2投、投げるも1投を外してしまったが、1投は根本まで体に刺さった。
とりあえずダメージは与えれた。
止めは狙って、ハッ! グサッ!バタン。
フゥ~。逃げられると思った。
危なかったぁ。
あ!そうだビビは、
ビビの方を見ると、既に鹿は事切れていた。
首をポキリとへし折ったようだ。
「ブイ。」
ブイサインでこちらにアピールするビビ。
異世界の子供は逞しいなぁ~。
苦笑するレイトン。
「さて、無事に鹿を狩れたけどどうする?」
「ん。」
腰からシュッ!とナイフを取り出すビビ。
何をするのか見ていると、首がへし折れた鹿の首を裂く。
「血抜き。」
うへぇ!グロい。
ドン引くレイトン。
血はだいぶ見慣れてきたが、流石に捌くのは見慣れていない。
ビビは特に気にせずもう1匹の鹿も血抜きを始める。
「血、固まると不味いから。」
美味しさの為に容赦の無いビビさん、パネェっす。
血抜きがてら休憩をした二人。
「そろそろ行こうか。」
声を掛け、ゴーレム作成でステータス100のサンドゴーレムを作り出すレイトン。
ここの土は水気が少ないようだ。
砂のゴーレム、サンドゴーレムが出来た。
サンドゴーレムに鹿を持たせたレイトン。
「コクン。」
頷き立ち上がるビビ。
と、その時、前方よりガサッ!と草を掻き分ける音が聞こえてきた。
「ビビ、前!」
「ん。」
ビビと二人で前方を注意する。
現れたのは、
「ギャギャ?」
緑色の魔物。ゴブリンであった。
ガサガサガサッ
「「「「「ギャギャギャギャギャ」」」」」
5体も。




