18話 初めての売買
読んで頂き、ありがとうございます。
空き地で石ころや花を探していたレイトン。
途中で鑑定も併用すれば効率が良い事に気付く。
ステータス
名称 空き地の石ころ
年数 不明
素材 不明
特殊効果 ナシ
ステータス
名称 オリビアの花
年数 2年
素材 根っこ、茎、葉、花
特殊効果 ナシ
ステータス
名称 タンポポ
年数 1年
素材 根っこ、茎、葉、花
特殊効果 ナシ
等々、色々鑑定を掛けてみた。
まだ鑑定の熟練度不足なのか鉱石の類いは詳細が不明だったので、今回は花をメインに売買を持ち掛ける事にする。
集めた花は5種類、20本程。
状態を限りなく良くする為に根っこから掘り起こした。
5歳児にはちょっとだけ重労働ではあるが、そこはステータスのごり押しでなんとかなった。
「では早速…」
レイトンは技の【売買】から売る方を選択。
あの人物へと売るを持ちかけてみた。
電話の呼び出し音のような物が耳に聞こえ始めた。
「はいは~い!レイトン君。昨日振りね!」
「はい、女神様。こんにちはです。」
そう、売買を持ち掛けたのは女神リーヌ様である。
女神様ならお金には困っていないだろうし、協力してくれるのでは?
と思った次第だ。
「無事にスキルは使っている見たいね!
私の加護も役にたったでしょ。」
「色々試しながらなんとか、ですね。
加護もありがとうございます。
(鑑定は)非常に役にたってます。」
ステータスの基礎値プラス500で人には見せれなくなった事に苦笑するレイトン。
「それで今日は初めての売買を使って見ました。
リーヌ様に似合うかな?と花を集めて見たのですが、どうでしょうか?」
「あら?私が初めてなのね!流石レイトン君は分かっているわね。
初めての相手に私を選ぶなんて。
花を選ぶところも良いチョイスだわ。」
「喜んで貰えて何よりです。
では成立ということで、送りますね。」
売買の確定をタッチし、転送される花。
代わりに手元には布製の小袋が届いた。
小袋は女神リーヌからのプレゼントとの事。
お金を入れる袋を用意していなかったので、有り難く頂戴した。
「リーヌ様、ありがとうございました。」
手元のお金入り小袋がジャラッと鳴る。
ちなみに5種類、20本で35Gになった。
「いえいえ、こちらこそ。
最近は教会での捧げ物も減っていましたからね。
花を愛でる事も忘れそうでしたから、良かったですわ。」
「あっ!そうだ♪」何かを思いついたリーヌ様。
「レイトン君、お願いがあるんだけど、良いかな?」
女神様からのお願い事に、内容の想像が出来ないレイトンであった。
次話、女神リーヌの依頼




