17話 初めてのレンタル
読んで頂き、ありがとうございます。
今回は説明回になりました。
スキル レンタル 熟練度 1
レンタル可能一覧
庭師
薬師
魔物使い
商人
槍使い
盾使い
錬成師
建築家
運搬屋
精霊眼
今現在のレンタル可能なスキルを見たレイトン。
悩む。
今のところ【レンタル】の熟練度は1だ。
レンタル可能なスキルは10個である。
この10個が初期値としての10個か、熟練度×10個なのかは不明だ。
熟練度が上がった時に改めて確認しよう。
まずは何を借りるか、だ。
スキル【レンタル】を確認した際、ユニークスキルと表示されていた。
珍しいスキルだと騒がれたり囲まれたりで自由がなさそうだから、平凡なスキルをカバースキルとして使用していきたい。
その点から見ると【精霊眼】は名前からして危険だ。
有用な気配はするが、特殊な可能性もある。
また、スキル発動に1G必要だとミナに洩らしてしまった。
なのでお金にまつわるスキルを普段使いに使用すれば、疑問の目も向けられ難いだろう。
「この中からお金関係のスキルは…」
薬師、商人、錬成師、建築家、運搬屋
といった所か。
薬師、錬成師は何か作れそうである。
ただ、売る相手が居ないとお金にはならない。
建築家は建物系の作成が出来そうだが、作った後のイメージがつかないな。
運搬屋かぁ…
運んで、そこからどうお金に繋げようか?
依頼主が居れば、報酬としての金銭は稼げるであろうが、今いるのは自宅横の空き地であり、5歳の少年に運ばせる依頼主も探すのは難しいであろう。
消去法で残ったのは商人であった。
普段、「スキルは商人です」と名乗るには丁度良さそうである。
問題としては、スキル、商人を使って即金が稼げるか否かだろう。
稼げなければ、スキル【レンタル】を使用する為に何か他の稼ぎ方を検討しなければいけない。
迷っていても仕方ない!
覚悟を決めたレイトンは【商人】をポチッと押す。
……
………特に変化は起こらなかった。
確認方法が分からない。
とりあえずお決まりの自分のステータスを表示させてみる。
ステータス
名前 レイトン・ストールダート
年齢 5才
レベル 2
体力 520/520
魔力 502/507
力 509
防御 508
速度 510
スキル
レンタル 熟練度 1
商人 (レンタル中)
技
鑑定 熟練度 2
売買 (レンタル中)
称号
女神リーヌの加護
お!無事に商人になったようだ。
スキル欄に【商人】、技の欄に【売買】と記載されている。
技、【売買】とはなんだろうか?
普通に売って、買って、だろうか?
それなら商人にならなくても出来るではないか。
う~ん、分からないので鑑定先生、お願いします。
【売買】の所に鑑定をかける。
売買
自分に面識のある人物に売買を持ち掛ける事が可能である。
取引が成立した物品は相手に手渡される。
魔力コストを使用すれば転送も可能。
魔力コストは大きければ大きい程、数が多ければ多いほど、必要魔力も上昇する。
商人の基本技である。
なるほど。
売った際の魔力使用による転送は何か使い道が無いかな?と思案しながら、売れる相手を見ていくレイトン。
昨日出会った神父様や、修道女のトーカもリストに居た。
何を、誰に、売ろうか思案していたレイトンであったが、ある名前を見つけて閃いた!
空き地で綺麗な石ころや花を探し始めたレイトン。
その様子を見ていたマナとミナであったが、子供特有の拾い集めでも始めたのだろうと、生暖かい眼差しを向けるのであった。
次回は、初めての売買です。
ちなみに、G=ゴールドです。




