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16話 レイトンの考察

読んで頂き、ありがとうございます。


みなさん、おはようございます。

レイトン・ストールダートです。

僕は今、人生で初めて金縛りにあっています。

手足が動かないのです。

この世界には幽霊なる物がいるのでしょうか?


何やら左右から声が聞こえて来ます。

「レイくぅん~」「しゅき~」


左を見れば犬耳姉のマナが、右を見れば猫耳姉のミナが、それぞれ僕の手足を拘束して寝入っているようです。


神様、仏様、姉上様、ありがとうございます。

この温もりと女の子特有の甘い香りに誘われて旅立つご不幸をお許し下さい。


姉達に囲まれて夢の世界へと旅立つ(二度寝)レイトンであった。



~~~~


ところ変わって今いるのは自宅横の空き地です。

何か実験するなら広い場所の方が良いと思い、母に「隣の空き地で特訓したい」とお願いしました。

小さな管理者(双子)は付きましたが、無事に承諾を貰えた次第です。


その管理者達は何をしているかと言うと、空き地の角の方で岩に向かって、

「ファイヤーボール」 ボッ

「アクアボール」 パシャッ

「ストーンバレット」 ピシッピシッピシッ


攻撃魔法を練習しているのは犬耳姉のマナ。


「ヒール」 フワッ

「ハイヒール」 フワッ

「マジックヒール」 フワッ

「魔力吸収ぅ~」 シュウー


回復魔法を練習しているのは猫耳姉のミナ。



チラッと横目で見ていたが、マナは攻撃の種類の増加に励んでいるようだ。

恐ろしいのはミナだ!

マジックヒールでマナの魔力を回復して、自分の魔力は地面や木、草、岩、空気等の自然に手を当てて魔力吸収をしている。

自然に魔力がある限り永久に魔力回復からのマナ姉様を使っての攻撃し放題である。



そんなミナ姉様にゾッとしつつ(たまにヒールが飛んできて温いです)、自分のステータスを確認するレイトン。



ステータス

名前 レイトン・ストールダート


年齢 5才


レベル 2


体力 520/520

魔力 507/507

力 509

防御 508

速度 510


スキル

レンタル 熟練度 1


鑑定 熟練度 2


称号

女神リーヌの加護



加護については昨晩調べたからスルーしよう。

鑑定で鑑定は調べれるのかな?

ポチッと。



鑑定

無機物・有機物、存在に関係なく詳細を調べる事が可能。

熟練度により調べられる項目が増える。

消費魔力は1回/1魔力。



コスパ、パネェッス鑑定様!

熟練度上昇の為、どんどん使用確定だね。

ウキウキのレイトン。


えー次はと、ステータスの中のスキル、レンタルをポチッと。


レンタル

特殊ユニークスキル。

熟練度により、借りれるスキルに変化あり。

1回/1Gの費用が必要である。


○| ̄|_

僕レイトン5歳。今無職ぅー。

1Gがどのくらいの貨幣価値かは分からないが、この世界のお金を気にした事が無かった。

お金が無いとスキル、レンタルが使えない。

ダメスキルめ!


どうしようかと思案しているレイトンにミナが声をかける。


「レイ君どうしたの?雰囲気暗いよ?」


「ミナ姉ちゃん。えっとね、スキルの練習したかったんだけど、お金が必要見たいで…。

1Gどうしようかな。」


「お金が必要なスキル?変わったスキルなんだね。

1Gくらいなら良いわよ」


自宅に駆けてゆくミナ。



戻ってきたミナの手には10円玉サイズの金貨が握られていた。


「はい、どうぞ!」


「ミナ姉ちゃん、ありがとう。

ちなみにこの1Gだと何が買えるの?」


「えっと、この1Gだと、リンゴ1個とか、パンが1個とか買えるよ。」


1Gはだいたい100円程の価値のようだ。


「じゃあ私はマナの所にいるね。

練習頑張ってね」


マナ姉様の所に戻るミナ。

ちなみに、その間ずっと一人で攻撃魔法を練習していたマナ姉様は脳筋であろうか?



では早速。

スキル 【レンタル】発動。


手元にあった1Gが目の前で消えてしまった。

どうやら自分のお金から自動支払いのようだ。

借りられるスキルが一覧になって表示される。

大切な1Gで初めてのレンタル。

うんうん悩むレイトンであった。



ブックマークが1件増えておりました。

感謝感謝なのです。


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