15話 女神リーヌの加護
読んで頂き、ありがとうございます。
結局教会でザワザワと注目の的になったレイトンは母の手を掴み、逃げるように馬車へと向かう。
道中、母からは「スキルはどうでしたか?」と聞かれ、ステラおばさんは教会のざわめきから何かあったのかしら?と疑問顔であった。
母には、「練習してから披露するよ!」と子供らしく演じておいた。
その夜は家族で無事に洗礼式が終わった事をお祝いして、部屋へと戻った。
確認、うん確認大事だ。
とぶつぶつ呟くレイトンを父母も姉達もそっとしておいてくれた。
夜、自室にて、
「なんだよこのステータス!
あからさまにプラス500したような数字は!
それにスキル、レンタルって、何をどこから借りるんだよ?」
思考を巡らすレイトン。
「そういえば技に鑑定があったなぁ。
まずは上手く鑑定出来ないかな?
試して見よう。」
机を見るレイトン。
「鑑定」と呟く。
ステータス
名称 レイトンの机
年数 6年
素材 カシウスの木
特殊効果 ナシ
呟いたレイトンの前にステータスの表示と似た物が表示された。
カシウスの木ってなんだろう?
疑問に思ったレイトンはカシウスの木と表示されている部分をタッチする。
すると表示が変わった。
カシウスの木
暖かい地方で魔力で育つ木。
大きな葉っぱはトイレにも、食材を包むのにも使える。
寒さに弱い木。
ぉお!鑑定便利。
調子に乗ったレイトンは部屋中の物を鑑定していく。
机、タンス、椅子、紙、服、照明道具、等々。
まだ他に何かないか探すレイトン。
そこで閃く。
「自分の鑑定は出来るのかな?」
自分の手の平を視界に収め、「鑑定」と呟く。
ステータス
名前 レイトン・ストールダート
年齢 5才
レベル 2
体力 520/520
魔力 477/506
力 509
防御 508
速度 510
スキル
レンタル 熟練度 1
技
鑑定 熟練度 2
称号
女神リーヌの加護
出来た。
ついでに鑑定の熟練度も1上がっていた。
魔力が少し消費されているのは技の鑑定を使ったからだろう。
熟練度が上がっても、お知らせも音もないようだ。
某RPGゲームのような物を期待しただけに、そこは残念であった。
自分のステータスを見ていて思った。
スキル、レンタルの詳細や、女神リーヌの加護の詳細も調べられるな。
早速まずは、とタッチする。
女神リーヌの加護
中級の女神リーヌの加護。
レイトン・ストールダートの5歳を祝って付与した加護である。
全ての基礎値にプラス500して、更に技、鑑定を付与される、スペシャルなリーヌお任せセット。
……あんの残念女神めっ!!
こんなステータス誰にも見せられないじゃないか!
一生ステータスを隠して生きていかなくちゃいけないのか!?
まぁ鑑定は良いよ。非常に便利だ。
でもこのステータスは…
頭を抱えたレイトンの夜はしずしずと更けて行く。
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夜中に1話書けましたが、嬉しくてもう1話執筆出来ました。
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