新婚旅行 双子編8
「おはよう、2人とも」
時計を見て時間は21時か シルビアとエルミナの可愛い寝顔でも堪能しよう。
今、人生を振り返ると小学生の時は女子に気持ち悪がられ、中学生の時はいじめと親父が借金を押し付けて女作って出て行きやがって、高校生の時はどっかのバカのせいで人間不信 学生時代死んでたな 青春てなんだったんだろ 女神のおかげでこっちの世界で綺麗な奥さんと出会えたし義娘もできた 今度は自分の子供が産まれるから あとはスタンピードか世界樹の暴走か これは街に帰ってからにしよう
『ヒロ様、どうかされました』
『ヒロ様、とても悲しそうな顔をしていましたが』
「なんでもないよ、心配かけたね」
物思いにふけている間に起きたのだろう
「寝ている時に精神だけ女神の所に行ってたよ、聞きたいことは聞けたしから」
『女神様に会ったのですか』
『ヒロ様は女神様にも愛されているのですね』
やめて、それは女神からの片思いだから、あんなロリに手を出すことが犯罪だよ
「2人は魔法は使えるよ、でも消費する魔力量が通常よりも多いから発動しなかったみたいだね、街に帰ると世界樹の加護があるから普通に使えるよ 世界樹の巫女限定なんだけど あと妊娠6ヶ月目からは魔法禁止だよ お腹の子に悪影響がでるらしいよ」
女神に教えられたことを2人に説明
『11月くらいにはお腹が大きくなってそうね』
『今のうちにどんどん建設した方がよさそうですね』
時計はそろそろ22時になりそうだな
「シルビア、エルミナ大人しくお留守番してね、アオイ スノウ着替えて来い、行くぞ」
『キスだけでもいいですか』
『我が侭言わないので』
「ちゃんと帰ってくるから、今はハグだけね」
2人を抱きしめてぬくもりを感じる、気持ちがぶれそうになる
『旦那様、準備完了いたしました』
『旦那様、ご指示を』
アオイとスノウのおかげで気持ちがぶれずにすんだ。
「シルビア、エルミナ いってきます」
「「いってらしゃいませ」」
2人は笑顔で見送ってくれた、本当は一緒に来たかったはずなのに
従獣亭を出る時、女将からお弁当を受け取り、街へ被害を出すなと言われた
「2人とも今から領主の屋敷にある船に向かうぞ、スノウ 竜になってくれ風魔法で姿を見えなくするから」
スノウは竜になり、俺とアオイは背に跨り、見えなくなる風魔法インビジブルゲイルを発動、ゲイル=疾風、強風の意味もあるため速度上昇も付いている ほんの数分で領主の屋敷の裏に着いた
「スノウ、ありがとう戻っていいよ」
スノウは元の姿に戻り、俺たちは船の中に入った。
「おう、ヒロ 奴隷船はまだ来てないな」
「そうか、ルビダはどこだ」
「船長は子供たちを寝かしつけているぞ」
男勝りなルビダの意外な一面だな、ルビダがやって来た。
『ヒロ、来たか あと1時間ぐらいで来るはずだ』
「船長、俺からの祝いだ」
アイテムボックスからカットラスを取り出し、渡した
『いいねぇ、気に入ったよ 俺も奴隷船に乗り込もうか』
「俺とどっちかの竜と乗り込んで制圧するからルビダはあとで来て船をこの近くまで移動させてくれないか」
『ヒロは本当に優しいね、その優しさはこの先命取りになるよ、よく覚えておきな』
時間が経ち外には黒い船が遠くから来ている。
「行ってくるか、終わったら、火球を空に放つから」
アオイと行く予定で考えていたが、スノウが勝ったらしい 竜形態で待機している
『旦那様、いつでも行けますよ』
「どういう、話し合いで解決したんだ?」
『それは、乙女の秘密です』
とても気になるがスノウに跨り、インビジブルゲイルを使い 奴隷船へレッツゴー
奴隷船の真上に到着しマストの上に降りた
「スノウ、元に戻って俺の背中におんぶな」
人型に戻ったスノウは背中にしがみついた
『旦那様におんぶしてもらってます。うれしくて濡れそうです』
スノウの反応はいつも大袈裟なんだがまたそこが可愛いから5人の中で1番可愛がっているかもしれない
「影の中を移動するから、離れるなよ」
大鎌を取り出し、影の中を移動し甲板まで移動、見張りの首を背後から刎ね スノウは背後から心臓目掛けてレイピアの鋭い刺突で一突き あっという間に甲板の制圧が終わり、次は船内
影の中を移動しながら船内へ、酔っ払って寝ているやつが多くまともな見張りがいない 部屋の中も確認しながら奥へ 奴隷がいない
『旦那様』
「格納庫だな」
影の中を移動しながら船の中に降りていき、格納庫へ 奴隷は10人、見張りは2人
「スノウ一撃で仕留めるぞ」
『助け出しましょう』
散開し、それぞれ見張りを一撃で葬った
スノウと手分けして檻の鍵を破壊し、奴隷たちを解放して1箇所に集める
「俺は君たちを助けに来たんだ、故郷に帰るなら送り届けるし 嫌なら俺の街に来ないか?」
『あの私たち、人魚族で海の近くなら住むことができるのですが、あなたの街に海はありますか?』
4人の人魚・・・生足あるじゃん魅惑なマーメイド
「街のはずれにあるよ、まだ街への道を整備していないから、早めに整備はするかな」
『それなら私たちでも暮らせます。でも・・・』
「人種差別や貴族階級みたいなものはないよ、子供なら15歳の成人になるまで学校で文字の読み書き、歴史や地理の勉強と冒険者を目指す子と商売人を目指す子で午後からの授業は分けているから専門的なことも学べるぞ と言っても俺の鑑定で才能や技能を見て考えてもらうけど」
子供たちは目を輝かせている、ドワーフの子と兎人族の子 虎人族の子か虎は初めて見た
『私、サキュバスなんだけど街に行ってもいいの?』
「普通にいいぞ、俺の妻たちはエルフに吸血鬼 聖女、義娘に九尾の先祖返りがいるし、俺の街は神獣が普通に料理屋していたり、温泉やっているぞ」
『なら私も付いていくわ 私はリリカーノ リリでもリカでもリノでも好きに呼んでね』
サキュバスて男の精液と精気吸うとか聞いたことあるけど 大丈夫だろ
『アタイ、元海賊でして船長ルビダを捜しているのですが知りませんか?』
「ちなみにもし知っていたとしてどうするんだ」
『アタイは船長に昔、救われたんです、だから今度はアタイの番なんです』
「なるほどな、ルビダは俺がすでに助けた、あとは上にいる連中を片付けたら合流する予定だ」
『あんたが船長を ありがとございます。アタイは船長に付いていきます』
「俺の街に来ることが決まったな、ルビダは海賊を辞めて貿易商をするからな」
この女はルビダに全部まかせよう
「スノウ、上の連中片付けてきてくれ」
『かしこまりました、旦那様』
スノウは駆け足で行った
「最後はそこのあんただ、どうする」
『私は6大国より小さな国の王女でレミーナ・エクス・ブランドン ブランドン国の王女でした。』
「レミーナ王女は何故ここにいるんだ」
王国の一方的な戦争で国は負け、崩壊 唯一生き残ったレミーナは名前を変え 冒険者として生きていくのだったがBランクパーティーでクエストに失敗、パーティーメンバーにレミーナの過去を知っている人間がおり 失敗の責任を全て押し付け奴隷商に売られて今にいたる。
「レミーナはどうするんだ?」
『ヒロという神獣を連れた、王国の辺境を奪い街を作った人に会いたくて』
「目の前にいるぞ」
『嘘』
「神獣ならさっきのスノウ 上位神獣の孫で竜だぞ、街の説明の時に神獣が店をしているって話したよな
俺の冒険者カードだ 嘘ではないからな」
冒険者カードをレミーナに見せると彼女は見事なフライング土下座
『ヒロ様とは気づかずに大変無礼を働き申し訳ございませんでした。』
「俺の情報は従獣亭からだろ、俺に会いに来た理由は何」
『大変申し上げにくいのですが、会ったばかりの私をヒロ様の家族の一員にして貰えないでしょうか』
レミーナはオレンジのセミロングで胸はクリス並の大きさ 可愛いより美しい女性なんだが
「しばらくは客人扱いで妻たちと仲良くなり、認められたらいいぞ ちなみにメイドの竜がスノウ合わせて5人いるのが一番の問題点だな、がんばれよ」
レミーナの身の上話と嫁宣言にピリオド
『旦那様、片付け終わりました』
俺は頑張ったご褒美でスノウの頭を撫でた スノウのにやけ顔がおもしろい




