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起きたら異世界でした、抱いてたぬいぐるみが女神の使いで  作者: 絶侶 
お姉ちゃんと亡国のエルフ姫
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傷ついた神獣と手がかり

フェニ姉ちゃんに乗って空を飛んでいるとポーさんが

「主 フェニ姉さんで気がつかなかったけど森の方から神獣の気配がするよ 」

「ポーさんどの辺りだ」

ポーさんにどの辺りから神獣の気配がするかを聞き

「お姉ちゃん 神獣が近くにいるから降りてくれない」

『分かったわ、どんな子か楽しみね』


フェニ姉ちゃんは地上に降りて俺達を降ろしてくれた クロは分身を使い周辺の索敵を始めた ポーさんは気配と嗅覚で探し始め お姉ちゃんはペンギンの姿になり 俺に抱きついている

『ヒロちゃんの外套から女の子の匂いがするわね どんな子から貰ったの? ねぇねぇ』

お姉ちゃんが圧をかけてきて最終的に負けた

「トレイシーていう すごく慕ってくれる優しくて綺麗な子だよ」

『そうなのね もし会ったらヒロちゃんに相応しいか審査しなくちゃね 私が気に入ったら 加護でもあげようかしら』

お姉ちゃんじゃなくてもうお母さんだよ


「トレイシーは火の才能がないんだ パーティーでは前衛していて土の才能があるよ 俺との約束でしばらくは会えないよ」

トレイシーについて簡単に説明 お姉ちゃんが姑にならないかが心配だな

『あら残念ね でもいい子ね ヒロちゃん大事にしてあげるのよ』

お姉ちゃんと話をしているとクロがやって来た

「主 見つけたにゃ 早く行くにゃ」

走るクロを追いかけて走った お姉ちゃんは腕にくっついたまま


「主ここだよ」

ポーさんがやって来る俺達を待っていた そこにいたのは傷ついてボロボロな小さなうさぎがいた

『神獣になって間もないくらいの子ね 今は治療が大事だわ ヒロちゃんマジックハウスを出して』

俺はアイテムボックスからマジックハウスを出して中に入った


お姉ちゃんは救急箱を持ってきてキズの手当て ポーさんは食べやすい料理を調理し始めた 俺とクロは外で食料の調達 今日は予定を変更して街へ行くのはあきらめた

『ここはどこ』

うさぎの神獣は目を覚ました

「君は森で倒れていたんだ シロクマの神獣 ポラリスが君を見つけたんだよ」

『ありがとうごじゃいまちゅ あなたが女神ちゃまが言ってた人でちゅね 姫ちゃまを助けてくだちゃい』

うさぎは泣きながら助けを求めてきた

「助けてあげたいけど ちゃんと話を最後まで聞かせてくれないかな」


うさぎの話を聞いた 内容はこの国の辺境の森の奥地にエルフの王国があって うさぎはそこでひっそり暮らしていた 双子のエルフのお姫様と仲良く遊んだりして平和に暮らしていたある日 この国の辺境伯がエルフの王国を攻撃あっと言う間にエルフの国は蹂躪され 姫様達とうさぎは命からがら国から逃げることに成功したが追っ手に追われている うさぎは姫様のお願いで噂になっている神獣を連れた黒髪の人を探していた。

「その願い聞き入れよう エルフの姫達を保護するのが優先 あとは姫達と相談しよう 」

辺境伯を倒して 王国を潰すための拠点にしてもいいな


『ありがとうごじゃまちゅ わたちの名前はデイジーでちゅ』

「今日はよく寝て 身体を休めてくれ 姫達は明日から探すよ わかりやすい手がかりはないか?」

『姫ちゃまにこの石をあじゅかりまちた 近づくと光まちゅ』

一応マジックアイテムが捜索の手がかりになる 明日中には見つけたいな きっと美人なんだろうな



評価ありがとうございます 舌足らずのような話し方を文字にするのはかなり苦労します

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