表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある日神の寄越し給ひし異形の獣に撥ねられて失せにければ異世界へ転生仕りき、されど能力の鉄の牛車召喚も黒き神境(?)とやらも使いよう皆無なり!  作者: イグアナ
転生者時代戦争編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
55/313

戦国武将、近隣住民を怯えさせること

 数日後。


 街外れ。


 御池貴光一行の家。


「……………………」


「……………………」


 もはや。


 家では無かった。


 柵。


 見張り台。


 木壁。


 簡易櫓。


 さらに。


 妙に戦略的配置された焚火。


「砦じゃねぇか!!」


 佐藤健一、全力で叫びける。


 一方。


 真田宗重。


 腕組みしつつ頷きける。


「まだ未完成だ」


「完成させんな!!」


 その時なり。


 近隣住民達、遠巻きにざわつきける。


「何あれ……」

「戦争始まるの?」

「山賊?」


 一方。


 宗重。


 真顔にて防衛解説始めける。


「まず敵は街道側より来る」

「ゆえに視界確保」


「敵前提なのやめろ!!」


 エレノア・シルヴァリア、頭抱えける。


 その時。


 ぺ・ヤ。


 櫓上に座り。


 干し肉食ひつつ呟きける。


「高い」

「見やすい」


「縄文人まで気に入るな!!」


 一方。


 黒牛達。


 新牛小屋へ完全定住しける。


「もぉー」


 明らかに前より快適そうなり。


 その時なり。


 宗重。


 突然軽トラ前へ立ちける。


「……………………」


「何?」


 佐藤、嫌な顔しける。


 一方。


 宗重、軽トラじっと見つめける。


「この鉄車」

「馬防げる」


「また始まった」


「突撃止められる」

「矢効かぬ」

「火にも強い」


「軍事利用から離れろ!!」


 その時。


 宗重。


 真顔のまま続けける。


「敵将の首取りに使える」


「軽トラで騎馬隊潰す気だコイツ!!」


 一方。


 貴光。


 妙に感心した顔なり。


「頑丈なる牛車なり」


「だからそこなんだよ!!」


 その瞬間。


 街道側より。


 馬車数台現れける。


「む?」


 近づき来たるは。


 王国兵士達なり。


 隊長らしき男、砦見た瞬間固まりける。


「……………………」


「……………………」


「……何だこれは」


 一方。


 宗重。


 当然のように答えける。


「拠点だ」


「怖ぇよ!!」


 隊長、思わず叫びける。


「市街地近くで何してる!?」


「防衛」


「何から!?」


 一方。


 宗重。


 静かに空見上げける。


「戦は突然来る」


「この世界そんな危険じゃねぇよ!!」


 その時なり。


 ぺ・ヤ。


 櫓上よりぽつりと呟きける。


「来る」


「え?」


 数秒後。


 森側。


 どごぉぉぉん!!


「うおっ!?」


 巨大魔獣。


 突如飛び出しける。


「ギャオォォォ!!」


 兵士達、一斉に青ざめける。


「魔獣だァァァ!!」


 一方。


 宗重。


 にやりと笑ひける。


「来たな」


「予言当たってる!!」


 次の瞬間。


 宗重、即座に指示飛ばし始めける。


「柵内へ入れ!!」

「高所確保!!」

「鉄車前へ出せ!!」


「適応早すぎる!!」


 一方。


 ぺ・ヤ。


 櫓上より石槍構え。


 貴光。


 牛守り。


 エレノア。


 弓構え。


 佐藤のみ。


 頭抱えける。


「なんで俺ん家が防衛拠点になってんだよォォォ!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ