表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある日神の寄越し給ひし異形の獣に撥ねられて失せにければ異世界へ転生仕りき、されど能力の鉄の牛車召喚も黒き神境(?)とやらも使いよう皆無なり!  作者: イグアナ
軽トラ世界戦争編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
187/313

魔王軍軽虎教を危険視し始めたりしこと

 魔王軍の偵察兵。


 王都より帰還しけり。



 魔王領。



 辺境要塞。



 偵察報告行はれたり。



 将軍。


 報告書受け取りけり。



「読め」



「はっ」



 偵察兵。


 報告始めたり。



「王都にて巨大宗教勢力確認」



「うむ」



「信者数多数」



「うむ」



「資金力莫大」



「うむ」



「巨大建造物建設中」



 将軍。


 少し眉ひそめけり。



「どの程度なりや」



「高さ二百メートル級です」



 しん。



 部屋静まりたり。



「何だと」



「翼付きです」



「何だと」



「角付きです」



「何だと」



「尻尾付きです」



「何だと」



 報告受けるほど意味不明となりたり。



 その時。



 副官。


 問ひたり。



「その宗教の名は」



「軽虎教」



「聞いたこと無し」



「私もです」



 当然なり。



 最近生まれた宗教なれば。



 されど。



 次の報告。



 将軍らを更に困惑させたり。



「なお」



「何だ」



「信者ら大型トラック神なる存在を崇拝しております」



 しん。



「大型何だ」



「大型トラック神です」



「何だそれは」



「分かりません」



 偵察兵。


 正直なり。



 実際。



 誰も分からざりけり。



 その時。



 一人の参謀。


 地図広げつつ言ひたり。



「危険ではないのか」



「何がだ」



「信者数だ」



 皆。


 黙しけり。



 確かに。



 王都にて急成長中の宗教。



 莫大なる資金力。



 巨大建造物。



 数百万とも噂される信者。



 普通に考へれば。



 危険なり。



「監視対象に加へるべし」



「うむ」



 決定したり。



 その頃。



 軽虎教本部。



 貴光。


 昼寝してたり。



 黒牛。


 草食ってたり。



 佐藤。


 ポテチ食ってたり。



 平和だったり。



 その時。



 レン。


 報告書読みたり。



「うわ」



「何なり」



 貴光。


 半分寝ながら答へたり。



「大型トラックランドの予算がまた増えてる」



「ほう」



「金貨五十万枚超えた」



「多きなり」



「感想それだけかよ」



 当然なり。



 貴光。


 金貨五十万枚の価値など分からざれば。



 その時。



 古参信者。


 またしても駆け込み来たり。



「教祖様!!」



「何なり」



「大変です!!」



「また神像なりか」



「違います!!」



 珍しきことなり。



「魔王軍です!!」



 しん。



 数秒。



 沈黙流れたり。



「魔王軍なりか」



「魔王軍です!!」



「居たなりか」



「居ますよ!!」



 古参信者。


 思はず叫びたり。



 その時。



 佐藤。


 ぽつりと言ひたり。



「そういや居たな」



「居たわね」



 エレノアも頷きたり。



「居たな」



 レンも頷きたり。



 全員。



 忘れてたり。



 その頃。



 魔王領。



 魔王軍本部。



 更なる報告届きたり。



【軽虎教勢力拡大中】



【大型トラック神建設中】



【詳細不明】



 魔王軍上層部。


 頭抱へたり。



「何だ大型トラック神とは」



「分かりませぬ」



「新兵器か」



「分かりませぬ」



「古代兵器か」



「分かりませぬ」



「神か」



「分かりませぬ」



 誰も知らず。



 されど。



 警戒だけは強まりたり。



 そして。



 魔王軍内部にて。



 一つの案。


 浮上しけり。



「王都を偵察するだけでは足りぬ」



「うむ」



「直接探るべし」



 かくして。



 魔王軍。



 本格的に軽虎教調査を開始したり。



 もっとも。



 調査すればするほど。



 意味が分からなくなる運命なりけれど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ