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ある日神の寄越し給ひし異形の獣に撥ねられて失せにければ異世界へ転生仕りき、されど能力の鉄の牛車召喚も黒き神境(?)とやらも使いよう皆無なり!  作者: イグアナ
神界業界編

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最終起動実験なりしこと

 翌日。



 神界通信塔。



 完成したり。



 高さ二百メートル。



 巨大水晶。



 超大型増幅器。



 百二十基。



 意味不明な配線。



 意味不明な魔法陣。



 意味不明な理論。



 全て揃いたり。



 そして。



 最終起動実験の日なり。



 現場。



 人で埋まりたり。



 信者。



 商人。



 冒険者。



 貴族。



 野次馬。



 何故か国王まで来たり。



「何故来たなり」



 貴光問いたり。



「面白そうだから」



 国王答えたり。



 正直なり。



 その時。



 発明家。



 塔の前へ立ちたり。



 目の下。



 隈ありたり。



 髪。



 爆発してたり。



 もはや人ではなく研究者なり。



「皆さん!!」



 大声出したり。



「本日!!」



「神界通信塔最終起動実験を行います!!」



 歓声起こりたり。



「おおおおお!!」



「神界だ!!」



「神と話せるぞ!!」



 その時。



 レン。



 小声で呟きたり。



「絶対爆発する」



「うむ」



「するわね」



 三人同意したり。



 信頼されておらず。



 当然なり。



 その時。



 発明家。



 巨大レバー握りたり。



「行きます!!」



 ごくり。



 全員息飲みたり。



「起動!!」



 がこん。



 レバー下ろしたり。



 次の瞬間。



 塔。



 震えたり。



 ごごごごごご。



 巨大水晶。



 発光したり。



 青白き光。



 空へ伸びたり。



 どごぉぉぉぉん。



 爆発したり。



「ほらな」



 レン即答したり。



「まだです!!」



 発明家叫びたり。



 爆発。



 想定内らしき。



 怖きなり。



 その時。



 第二増幅器起動したり。



 第三起動したり。



 第四起動したり。



 塔全体。



 光り始めたり。



 空。



 曇りたり。



 風。



 吹きたり。



 魔力。



 渦巻きたり。



「何かやばくない?」



 エレノア問いたり。



「やばいな」



 佐藤頷きたり。



「やばきなり」



 貴光も頷きたり。



 その時。



 黒き神境。



 震えたり。



 ぶるるるる。



 しん。



 全員固まりたり。



「来た!!」



 発明家叫びたり。



 貴光。



 画面見たり。



【圏外】



 変わらず。



 しかし。



 数秒後。



【検索中】



 しん。



 全員固まりたり。



「え」



 佐藤固まりたり。



「え?」



 エレノア固まりたり。



「なり?」



 貴光固まりたり。



 画面。



 確かに。



【検索中】



 表示したり。



 圏外ではなかったり。



 発明家。



 震えたり。



「成功」



 一拍。



「成功ですぅぅぅぅぅ!!」



 歓声起こりたり。



「おおおおおお!!」



「神界だ!!」



「繋がった!!」



 まだ繋がっておらず。



 検索中なり。



 しかし。



 その時。



 空。



 さらに暗くなりたり。



 巨大水晶。



 悲鳴のような音立てたり。



 きぃぃぃぃぃぃ。



「発明家」



 レン呼びたり。



「何ですか!!」



「これ本当に大丈夫か?」



 発明家。



 少し考えたり。



「五割くらい」



「低いな」



 その瞬間。



 どごぉぉぉぉぉん!!



 塔上部爆発したり。



 歓声止まりたり。



 発明家。



 固まりたり。



「四割になりました」



「下がったなり」



 貴光呟きたり。



 しかし。



 黒き神境。



 まだ震えたり。



【検索中】



 表示続きたり。



 そして。



 画面中央。



 初めて。



 文字現れたり。



【神界ネットワーク探索中】



 しん。



 全員。



 完全に固まりたり。



 神界。



 そこにいたり。

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