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ある日神の寄越し給ひし異形の獣に撥ねられて失せにければ異世界へ転生仕りき、されど能力の鉄の牛車召喚も黒き神境(?)とやらも使いよう皆無なり!  作者: イグアナ
神界業界編

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帰還したるも騒動待ち受けたりしこと

 光消えたり。



 視界戻りたり。



 御池貴光。



 佐藤健一。



 エレノア。



 三人。



 異世界へ帰還したり。



「帰ってきたりな」



 佐藤言いたり。



「やはりこちらの方が落ち着くわね」



 エレノア頷きたり。



「うむ」



 御池貴光も頷きたり。



 神界。



 意味不明なり。



 異世界。



 意味不明なり。



 されど。



 神界ほどではなし。



 その時なり。



 貴光。



 門の看板見たり。



【商業都市カルディア東門】



「読めるなり」



 しん。



 貴光固まりたり。



 再度見たり。



【銀鹿亭】



「読めるなり」



【本日のおすすめ】



「読めるなり」



【立入禁止】



「読めるなり」



 感動したり。



「そんなに嬉しいか?」



 佐藤問いたり。



「嬉しきなり」



 貴光答えたり。



「今まで読めなかったのが異常だったのよ」



 エレノア呆れたり。



 もっともなり。



 その時。



 遠方より声聞こえたり。



「いたぞ!!」



 しん。



 三人振り向きたり。



 人。



 大量なり。



「御池様だ!!」



「帰ってきたぞ!!」



「神の使徒だ!!」



 軽虎教信者なり。



「面倒なり」



 貴光呟きたり。



 数十人。



 駆け寄りたり。



「御池様!」



「神界はいかがでしたか!?」



「軽虎様はお元気でしたか!?」



「神々はどのような方々でしたか!?」



 一斉に質問飛びたり。



 貴光。



 少し考えたり。



「変人ばかりなり」



 しん。



 信者達固まりたり。



「え?」



「変人?」



「神々が?」



 信者達。



 困惑したり。



 その時。



 佐藤。



 肩震わせたり。



 エレノア。



 顔逸らしたり。



 笑いを堪えておりたり。



 何せ。



 事実なり。



 その時。



 信者長現れたり。



「御池様!」



「何なり」



「ぜひ神殿へ!」



「嫌なり」



 即答なり。



「なぜです!?」



「面倒なり」



 もっともなり。



 しかし。



 信者長。



 諦めず。



「神界について教えてください!」



「うむ」



「神々はどのような存在なのですか!?」



 信者達。



 期待の目向けたり。



 貴光。



 少し考えたり。



 神界思い出したり。



 フォーラム。



 レビュー戦争。



 ジャンル派閥。



 新人コンテスト。



 能力スーパー。



 会社街。



 そして。



 毎日残業しておりし神々。



 貴光。



 一言。



「神とは」



 しん。



 信者達。



 耳傾けたり。



「会社員のようなものなり」



 しん。



 信者達固まりたり。



「え?」



「会社員?」



「神が?」



 世界観崩壊したり。



 その時。



 信者長。



 震える声にて問いたり。



「それは……」



「深い意味が?」



「特に無きなり」



 さらに崩壊したり。



 佐藤。



 遂に吹き出したり。



「ぶはっ!」



 エレノア。



 顔覆いたり。



「もう駄目だわ……」



 その時なり。



 神殿の奥より。



 一人の神官走り来たり。



「信者長!!」



「どうした!?」



「大変です!!」



 一拍。



「例の発明家が来ています!!」



 しん。



 三人。



 固まりたり。



「発明家なりか」



「嫌な予感しかしない」



 佐藤即答したり。



「私も」



 エレノア頷きたり。



 そして。



 発明家。



 また何かやらかしたることだけは。



 確実なりたり。

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