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ある日神の寄越し給ひし異形の獣に撥ねられて失せにければ異世界へ転生仕りき、されど能力の鉄の牛車召喚も黒き神境(?)とやらも使いよう皆無なり!  作者: イグアナ
神界業界編

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軽トラ派、誕生したりしこと

【軽トラ派 0.3%】


 巨大画面。



 堂々と表示されたり。



 担当神。



 椅子より落ちたり。



「何で!?」



 神々。



 爆笑したり。



「生まれた!」



「本当に生まれた!」



「歴史的瞬間だ!」



 歴史的瞬間なり。



 多分。



 その時。



 フォーラム。



 更新されたり。



【軽トラ派加入者数突破】



【一万柱】



「増えてるなり」



 貴光呟きたり。



「増えてるな」



 佐藤頷きたり。



「増えてるわね」



 エレノア頷きたり。



 何故か。



 増えていたり。



 その時。



 一柱の神。



 立ち上がりたり。



 若き神なり。



「我は軽トラ派代表!」



 しん。



 会場。



 静まりたり。



「代表おるなり?」



 貴光問いたり。



「今決まった!」



 代表神答えたり。



 早すぎたり。



「軽トラこそ至高!」



「何故」



「異世界を救う!」



「何故」



「異世界を滅ぼす!」



「何故」



「空も飛ぶ!」



「何故」



「全て軽トラ!」



「意味分からぬなり」



 貴光。



 本気で困惑したり。



 その時。



 別の神立ちたり。



「異議あり!」



 勇者派なり。



「勇者の方が強い!」



「軽トラの方が速い!」



「勇者は魔王を倒す!」



「軽トラは勇者も倒す!」



 会場。



 ざわつきたり。



 何故か説得力ありたり。



 その時。



 担当神。



 頭抱えたり。



「違う」



「何が」



 佐藤問いたり。



「我は軽トラ作品を作った覚えはない」



「そういやそうだな」



 佐藤頷きたり。



 確かに。



 貴光。



 主人公なり。



 されど。



 軽トラ出番。



 意外と少なかったり。



 牛が引いておるだけなり。



 その時。



 天城創世。



 笑いたり。



「面白いな」



「何がなり」



 貴光問いたり。



「誰も軽トラそのものを見ておらん」



「?」



「皆」



 一拍。



「お前を見ておる」



 しん。



 少し静かになりたり。



「我を?」



「そうだ」



 天城頷きたり。



「勇者は強くなる」



「うむ」



「魔王は世界を滅ぼす」



「うむ」



「だが」



 一拍。



「お前は予想できん」



 担当神。



 頷きたり。



 佐藤。



 頷きたり。



 エレノア。



 頷きたり。



「何故皆頷くなり」



 貴光だけ分からず。



 その時。



 巨大画面。



 再び変化したり。



【軽トラ派 0.8%】



「増えた」



「増えたな」



「増えたわね」



 数分で倍以上なり。



 担当神。



 遠い目したり。



「どうしてこうなった」



 その時なり。



 会場後方。



 突如。



 怒号聞こえたり。



「転生者が足りんぞ!!」



 しん。



 神々。



 一斉に振り向きたり。



「またか」



「始まった」



「人材不足だ」



 神界。



 今度は別の問題抱えておりたり。

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