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ある日神の寄越し給ひし異形の獣に撥ねられて失せにければ異世界へ転生仕りき、されど能力の鉄の牛車召喚も黒き神境(?)とやらも使いよう皆無なり!  作者: イグアナ
神界業界編

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124/313

神々、本気になりたりしこと

 神界同期会。



 会場。



 静まりたり。



 壇上。



 巨大なる画面現れたり。



【今週の異世界ランキング】



 神々。



 本気の顔となりたり。



「怖いなり」


 貴光呟きたり。



「急に空気変わったな」


 佐藤頷きたり。



 司会神。



 咳払いしたり。



「それでは発表します」



「第三位」



 画面変わりたり。



【最強勇者、魔王軍壊滅させたり】



 会場。



 拍手。



 担当神。



 誇らしげなり。



「第二位」



【追放された賢者、王国建国す】



 再び拍手。



 担当神。



 ガッツポーズしたり。



「そして第一位」



 会場。



 緊張したり。



【悪役令嬢、世界征服成功】



 大歓声なり。



 紙吹雪。



 拍手。



 神。



 泣いたり。



「何なりこれ」



 貴光困惑したり。



「神界アワード的なやつだな」



 佐藤答えたり。



 その時。



 司会神。



 再び口開きたり。



「続きまして」



「今週の急上昇ランキングです」



 担当神。



 顔青くなりたり。



「どうしたなり」



 貴光問いたり。



「嫌な予感」



 担当神答えたり。



 画面。



 変わりたり。



【急上昇ランキング】



 第十位。



 第九位。



 第八位。



 順調に発表されたり。



 そして。



「第三位」



 画面。



 映し出したり。



【ある平安貴族、鉄牛車を牛に引かせたり】



 しん。



 会場。



 爆発したり。



「来たあああああ!!」



「牛軽トラだ!!」



「伝説だ!!」



「本人いるぞ!!」



 指差されたるは。



 御池貴光なり。



「何故なり」



 本人。



 困惑したり。



 画面。



 続きたり。



【先週127位】



【今週3位】



 しん。



 担当神。



 椅子から落ちたり。



「何で!?」



 本人すら分からず。



 司会神。



 読み上げたり。



「評価コメント」



 画面表示されたり。



【発想が理解不能】



【予測不能】



【軽トラを最も活かしていない軽トラ作品】



【逆に芸術】



 神々。



 拍手したり。



 担当神。



 頭抱えたり。



「褒められてるのか?」


 佐藤問いたり。



「多分」


 エレノア答えたり。



「多分なり」


 貴光も答えたり。



 誰も分からず。



 その時なり。



 会場後方。



 ざわめき起こりたり。



「来たぞ」



「マジか」



「本物だ」



 神々。



 道開けたり。



 担当神。



 顔引きつりたり。



「最悪だ」



「何なり」



 貴光問いたり。



 担当神。



 小声にて答えたり。



「ランキング一位常連」



「ほう」



「神界最大手」



「ほう」



「レビュー数十億」



「多すぎなり」



 そして。



 一柱の神。



 現れたり。



 豪華な服。



 取り巻き多数。



 圧倒的オーラ。



 神々。



 ざわつきたり。



 その神。



 真っ直ぐ。



 御池貴光の前まで来たり。



 そして。



 一言。



「君が噂の軽トラ転生者か」



 しん。



 担当神。



 胃痛悪化したり。

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