表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある日神の寄越し給ひし異形の獣に撥ねられて失せにければ異世界へ転生仕りき、されど能力の鉄の牛車召喚も黒き神境(?)とやらも使いよう皆無なり!  作者: イグアナ
神界業界編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
117/313

新たなる街を目指しけること

 軽トラ教団の街を発ちて三日。


 御池貴光。


 佐藤健一。


 エレノア。


 三人は街道を歩みたり。



「平和なり」


 貴光言いたり。



「平和だな」


 佐藤頷きたり。



「平和ね」


 エレノアも頷きたり。



 実際平和なり。



 魔物もおらず。


 盗賊もおらず。


 神も現れず。


 軽トラ教団もおらず。



 実に平和なり。



 されど。



「ところで」


 エレノア口を開きたり。



「次どこ行くの?」



 しん。



 沈黙。



 貴光。



「知らぬなり」



 佐藤。



「知らん」



 エレノア。



 頭抱えたり。



「何で旅してるのよ!?」



「旅とはそういうものなり」



「違うわよ」



 もっともなり。



 その時。



 エレノア。



 地図を取り出したり。



「とりあえず次の街は――」



 地図確認したり。



「カルディアね」



「どのような街なり?」



 貴光問いたり。



「商業都市よ」



「ほう」



「色んな商人が集まる街」



 佐藤。



 少し嫌な予感したり。



「商人か……」



 過去。



 ポテチ商売。



 色々ありたり。



 思い出したくなかった。



 されど。



 他に行く当てもなし。



 三人。



 カルディアを目指すことになりたり。



 数刻後。



 街道。



 前方。



 馬車一台。



 止まりたり。



「助けてくれー!」



 声聞こえたり。



 三人。



 近付きたり。



 見れば。



 商人なり。



 車輪壊れたり。



「おお!」



 商人。



 歓喜したり。



「旅人か!」



「そのようなものなり」



 貴光答えたり。



「車輪が外れたんだ!」



「大変ね」



 エレノアしゃがみたり。



 確認したり。



「釘が抜けてるだけよ」



「本当か!?」



「ええ」



 そして。



 エレノア。



 器用に修理したり。



 数分後。



 修理完了。



「おおおお!」



 商人感動したり。



「助かった!」



「礼には及ばぬなり」



 貴光。



 偉そうに頷きたり。



 なお。



 何もしておらず。



「お前何もしてないだろ」



 佐藤突っ込みたり。



「応援しておったなり」



「役立たずじゃねえか」



 その時。



 商人。



 ふと思い出したり。



「そうだ」



「?」



「お礼に教えてやろう」



 三人。



 耳傾けたり。



「カルディアには今」



 一拍。



「妙な連中が来てる」



「妙な連中なり?」



「転生者だ」



 しん。



 三人。



 顔見合わせたり。



 またか。



 そう思いたり。



「今度は何者なり」



 貴光問いたり。



 商人。



 少し困った顔したり。



「それがな」



「うむ」



「自分を”天才発明家”と名乗っておる」



 しん。



 佐藤。



 嫌な予感したり。



 エレノア。



 嫌な予感したり。



 貴光。



「発明家とは何なり?」



 何も分かっておらず。



 こうして。



 三人は新たなる騒動の待つ商業都市カルディアへ向かいけり。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ