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ある日神の寄越し給ひし異形の獣に撥ねられて失せにければ異世界へ転生仕りき、されど能力の鉄の牛車召喚も黒き神境(?)とやらも使いよう皆無なり!  作者: イグアナ
軽トラ・アポカリプス編

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神々、最後の九人を探し始めること

 2027年3月31日。



 世界人口。



 9人。



 残り2日。



 一方。



 神界。



 転生者管理局。



 大騒ぎ。



「最後の九人だと!?」



「マジです!!」



「地球に!?」



「地球です!!」



 会議室。



 神。



 神。



 神。



 神。



 神。



 満員だった。



 理由。



 主人公候補。



 最後の九人だから。



「欲しい」



 神A。



 言う。



「欲しい」



 神B。



 言う。



「欲しい」



 神C。



 言う。



 終わっていた。



 一方。



 地球。



 温泉旅館。



 昼。



 九人。



 トランプ。



 していた。



「革命」



「またかよ」



「革命」



「お前強すぎる」



 平和だった。



 その頃。



 神界。



「場所は!?」



「不明です!!」



「何で!?」



「地球の観測網がほぼ死んでます!!」



「クソが!!」



 神々。



 本気になる。



 観測神。



 総動員。



 衛星神。



 総動員。



 通信神。



 総動員。



 新人神。



 総動員。



 神界。



 国家総力戦みたいになっていた。



 一方。



 地球。



 元研究員。



 ノートPCを見る。



「ん?」



「どうした」



 佐藤。



 聞く。



「衛星の動きがおかしい」



「何が」



「増えてる」



「何が」



「知らん」



 分からなかった。



 神の観測網なので。



 人類に分かるわけがない。



 一方。



 神界。



 夜。



 観測神。



 叫ぶ。



「反応発見!!」



 しん。



 会議室。



 静まる。



「どこだ!!」



「東北地方です!!」



「もっと詳しく!!」



「無理です!!」



「使えねぇ!!」



 観測神。



 泣きそうだった。



 四日寝ていない。



 一方。



 地球。



 夜。



 宴会場。



 九人。



 夕食。



 鍋。



 美味い。



「世界最後の鍋か」



 高校生。



 言う。



「多分な」



 元教師。



 答える。



 そして。



 少しだけ。



 静かになる。



 その時。



 佐藤。



 笑う。



「まあ」



「ん?」



「最後なら最後でいいだろ」



 しん。



 全員。



 少し笑う。



「それもそうだな」



「今さらだしな」



「80億から9人だぞ」



「十分頑張ったわ」



 誰も。



 絶望していなかった。



 ここまで来ると。



 逆に吹っ切れるらしい。



 一方。



 神界。



 観測神。



 モニターを見る。



「待て」



「どうした」



「反応が動いた」



「何!?」



「旅館らしき建物だ」



 しん。



 会議室。



 静まる。



「絞れたのか」



「まだです」



「どっちだよ」



 しかし。



 初めてだった。



 最後の九人へ。



 神々の手が。



 少しだけ。



 届き始めたのは。



 そして。



 2027年4月1日まで。



 残り。



 1日。

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