掴めない!
リボンの引退を決めるキッカケとなった出来事です。
20019年2月12日の出来事です。
前日から、浅草のワゴンの調子が悪くなって動かなくなってしまい、ワゴンでの移動中でポーズを決める事も出来なくなり、せっかく煮詰めてきたベットの内容も変更しなくてはなりません。
踊り子さんのポーズが変わるとリボンのタイミングが変わるのは、当然の事です。
変わるといっても、ベットは同じで立ち上がりから本舞台に戻る間だけです。
しかし、どのタイミングでポーズを決めるのかは踊り子さん任せなので、こちらも息を潜めて待つしかありません。
ポーズを決める前の予備動作はある程度判別できるので、そこそこ余裕のハズでした。
ポーズを決めると思った瞬間にリボンを投げました。
しかしこの時一本のリボンが掴んでいたはずの手から離れて、飛んでいこうとしていました。幸いその時は、もう一度掴みなおして事なきを得ました。流れ星に成りかけたリボンを途中で再キャッチするなんて、またやれと言われても出来ません。
次の回に恐れていた事がおきてしまいました。そう、流星をやってしまったのです。
月曜日だった事と来場されていたお客様が『色々と大変だね!』と優しい言葉をかけてリボンを回収して頂いた事もあり、劇場からの注意もありませんでしたが、それ以降手に巻き付けるようにリボンを持つようにしました。
後で判明した事なのですが、左手の握力が30kg程度まで低下していました。
筋力UPのためにいろんなトレーニングをしてみましたが、握力が戻ることはなく、これが引退の潮時かなと思いました。
引退を決意したあと、残ったリボンは後輩のリボンさんに差し上げました。
健康な身体があってこそのリボンです。




