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肥育計画

踊り子さんを太らせようと、計画し甘いお菓子を差し入れました。

それは、ナニワで起きた事件です。


その頃の私の推しだった踊り子さんは、白いご飯が食べられない事で有名でした。

元々が小柄で細かったのですが、お菓子だけはよく食べていました。

ストリップ仲間の1人が、もっと食べさせて太らせてみようと、毎日のように違う種類のお菓子を差し入れるようになりました。

それも余り日持ちのしないお菓子ばかりです。

賞味期限が長い箱に入ったお菓子ならば、荷物と一緒に送る事で次の劇場や自宅に帰ってからでも食べる事も出来ますが、ワザと日持ちのしないお菓子を差し入れたようです。

そして、次に来た時に差し入れの感想を聞くのです。


推しは、『美味しかった♥』と返していましたが、『でも、少し多かった。』と言っていました。

傍目にも、多かった。ので当然の感想だと思いました。まぁ、他の踊り子さん達とシェアしたのかなとその時は思っていました。


その週の推しの公演も終わり、数ヶ月経った頃に驚きの事実が判明しました。

劇場で投光さんをしていた"大ちゃん"が健康診断があったと1枚の紙を常連だったお医者さんに見せました。(健康診断をしてくれるなんて、結構White企業!)

血液検査の紙を見るなり、お医者さんは『お前、あと何年生きたい?!』と言ったのです。

大ちゃんは、『ずっと生きたいですけど?!』と返しましたが、お医者さんは『今の食生活を改めてないと、30歳過ぎには死ぬぞ!!』と断言しました。(後で聞いたら、血液検査のHba1cの値が、10を超えていたそうです。)

更に細く聞くと、踊り子さんへの差し入れの余らを分けて貰うと全て食べていた、1日に2リットルのコーラを飲んでいる。劇場が終わったら直ぐにコンビニに行き、唐揚げを買って食べているとの証言をしまし。


その後、踊り子さん達からのお裾分けは遠慮するようになったようですが、結局は糖尿病を発症し、腎臓の機能障害も併発し、最期は視力も失うことになったそうです。


生活保護を受けるようになったのにもかかわらず、自宅にヘルスを呼んで楽しんでいたそうです。


殆ど目が見えない状態でも劇場に介護の方と来ていましたが、馴染みの踊り子さん達の声を聞くと嬉しそうにしていました。


ちなみに、"大ちゃん"のお母様は踊り子さんで、"大ちゃん"も劇場で生まれ、踊り子さん達に囲まれて育ったそうで、劇場にいる時が一番落ち着いていたそうです。


食事に気をつけて、健康的な生活をするのが観劇生活を続ける秘訣かもしれません。

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