潜入イベント
もうPV十万ですか……PV1000とか2000いって喜んでた時期が懐かしいです……。
サボり魔ですけどこれからもよろしくお願いします……
着飾ったふりして、食べて飲んで、だらだらして、嫉妬して、求めて。失敗して怒って、いつかは悪戯に生きる。そして気づけば恋をさせて……そして最後に生物の罪を知る。
この世には何人もの神がいる。世、という表現も違うかも知れない。いくつもある世界には、というべきか。
『摂理』など、たった一国で八百万を超える神がいるとか。
だからこそ、その中でも力の強い神は、手を取り合い、一つの神国を生み出す。
魔術大国アンプレシオン。またの名を、〈神国〉『大罪』のアンプレシオン
この国には、大罪が眠る。
「久しぶりに、楽しくなりそうだね、アルマ」
一人、女性が微笑んだ。
戦争が開戦することを。
……………………………………………
「カイネル様! ダンジェル様がお待ちです!」
「わかったわぁ。ありがとう」
優しく微笑んで、下っ端構成員なのか門番なのかわからんがとりあえず構成員をねぎらう。労ってるのかも知らないけど。
『………』
最近出番がなくて拗ねてるのはわかるけどお前がいるとなぜか話が進まずに一人延々と寒いボケを繰り返す羽目になるから頼む、戦闘以外ほぼ黙っててくれ。
『ふんっ』
ハイハイ。
「あれ? そちらは……?」
「ふふ、お客様よぉ」
「なるほど! わかりました。では何か……」
「あら、いいわぁ。大丈夫よ、この人はそういうのは受け取ってくれないのよぉ」
おー、あぶねー……。密談するときのお約束。『なんか下っ端構成員あたりが顔突っ込んできてバレる』が決まるところだった。
『ゴールにsy
耳栓耳栓。うん、今日も絶好調!|(いろんな意味で)
「ありがとうねぇ」
むむ、客人だからって全員通させるのはうちの組織じゃやめさせておこうか。内部に侵入される未来しか見えん。
でも門番がバカじゃそれも仕方ないんだよな〜……。なんかいいもんb……あ、サタニスくんに……。
『バカをいうでない! 我がやったらそれこそ問題が起こるわ!』
あ、こいつ念話できるんだった。
それはそうとしてやけにわかってるじゃないか、そう! 君にはできないんだ!! 君にはっっ!!
君にはできないっっ!
『清々しくいうなや!! 我とてそれくらいできるしぃ? むしろ魔界の門番と呼ばれたこの我を舐めでない! どんなやつだろうと門番してやるのである!』
おーおーぬかしよる。不眠不休で門番させるか。
『え? ちょ、お、お主! ま、まちたm
耳栓耳栓。どいつもこいつも耳栓を学習しないぜ馬鹿野郎。
「こっちよ。? 何をしているのかしら?」
「考え事」
正確にはバカと会話してるだけだけど。
「そう、まあいいわ。さっさとしなさい」
なんかうざいけど素直に従う。
「ところで名前を聞いていなかったわね」
ん? 名前? 随分と前に名乗った気がするし、別に知っているはずだろうになんで今更……。
あ、そっか、今ボク稀有じゃないんだった。
「シド」
「そうですか、シド様。今日はどういったご用件でお越しに?」
普通、組織の幹部と話なんてしないものだろうに……。それも歩きながら。
いや、逆か……。むしろ不自然でいいと。うちの組織の癖スゴ幹部は歩きながら大事な話をするほど変人だと伝えたいわけか。
そういえばシドと名乗ったからにはシドになりきろう。
「? 何を?」
「変装」
あの狐のお面を取り出す。
そう、アヌビスが送りつけてきたひじょ〜にダサいあの狐のお面である。
ただし効果はいいものだけど。
ついでに服は今まできてたものをしまい、カレンの服装に変える。
『ちょっと、人の服を勝手にきるとかバカなの?』
お前=ボク お前のもの=ボクのもの。
『わー見事なほどにうざい』
納得いただいたようなので次に移ろう。
「随分と……変な格好ねぇ……」
うん、ボクもそう思う。腰マント? っていえばいいのかな? あんな感じのに狐面、ベルトポーチやらホルダーソードベルトとかいうんだっけか、あれの背中にホルダーあるやつつけてるようなやつだし……。
思わず目を瞑りたいね!
「いつも通りだ」
面 倒 。
何? ボクが普段買い物をするとでも? 買い物をしたことなどこのかた惣菜と野菜とお肉とお魚と妹のために菓子類、福引などなどの戦争しかしたことないのだ! ゲーム? 妹は買ったやつをやらされてるくらいだね!
「………あなたねぇ……もう少しまともな受け答えはできないの? それともなに? 私の常連のふりをするの?」
どっちなの? という圧をかけながら小声で囁いてくる。
まあ常連ですわな。さすがに廊下で普通に商談じゃないけど用件を聞くようなポカをやったんだからそれ相応の人って扱いをせねがる。
「はぁ……私のせいだと言いたいのね……まあいいわぁ……」
呆れられた。
酷い。全部じゃないにしてもお前の方が悪い気がするのに。
「さ、入りなさい」
へいへい。
中に入ってみれば随分普通な感じがした。なんというか、レトロ? もうちょい豪華なやつなのかな〜、って思ったらレトロ。不意打ちかこのやろう。
「? どうしたのかしら? 他の部屋がよかったかしら? もっと豪華なのあるけれど、あそこ眩しいのよねぇ……」
先に部屋に入り、レトロなレットロなソファに腰掛けながら、カイネルはそう言った。
うん、同感。眩しい部屋嫌い。眩しいやつも嫌い!
「十分」
うん、本当、レトロっていいね。おじいちゃんもレトロが好きだった気がするよ。うん、気がするよ。
「さて、じゃあ、ダンジェルを呼んでくるわ」
なんだ、待ってるとか言って、待ってないじゃん。
……………………
おかしい。隣の部屋から声がする。
俺は生まれつき、耳がいい。あとついでに味覚と視覚もいい。
だからわかる。なぜか隣の部屋から俺を待たせているあの女の声がすることに。
なぜだ、一体誰と話している、あの女は。声の方もなんとなく聞き覚えがある気がする。
誰なんだ! 人を待たせておいて裏切る気か!? あの女ならばやりかねん!
いいや、まさかボケたか!? 俺より若そうなのにもうボケたのか!?
あの女、記憶力はないんだな……。
いやいや! 待てよ! そこで終わっちゃダメだろ俺!
おかしいだろ!?
ふぅ、一旦落ち着こう。
ここで取り乱していては組織の幹部として示しがつk
「入るわよ」
スッパァン、とドアが吹っ飛んできた。
ほれみろ。取り乱して席を立ってみろ。ドアごと吹っ飛ばされるオチだよバーカバーカ(やけくそ涙目ふざけるな)
「返事をしろダメ女」
「あら、随分と元気があるようね、あと三十分待たせようかしら」
「い、いや冗談だ! 冗談! 真に受けるんじゃねぇ! お前ほどのいい女なんて滅多にいねぇよ!」
本当に、なんなんだこの女……。いや、まさか今の冗談? いいやそんなはずはない! あの女が冗談など天変地異が起こってもありえん!
「ふふ、さあ。冗談はここまでにして、連れてきたわよ。隣の部屋に」
きぃさぁま〜……その一言! その一言が貴様をダメ女にさせているんだ気づけ! 口を慎め!
本当、こんな奴が幹部で本当にいいのだろうか……?
いやまあ確かに戦力にはなるからいいんだけども、だったら部隊長クラスでエースにさせた方がいいに決まっている。
なまじ権限があるから厄介極まりなくなるのだ。
ん? 一体俺は何を悩んでいるんだ。
これから辞職願いを届ける作戦を立てるんだからどうでもいいじゃないか。全く、無駄に考えて損した気分だ……。
…………………………………………………………………
十万突破しそうな記念『ドアを蹴る前のカイネルさん』
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ん、ふ……んふふ……ふふふ……。
さあ! 今からこのドアを蹴りますよ! 蹴ります! 本当に蹴りますよ! あとで怒られるかも知れませんけど蹴りますよ!
ふ、ふりじゃありません! 蹴りますよ!
さあ蹴りますよ覚悟なさいダンジェル!
どうせあなたにドアが当たっても大したダメージにはならないでしょうから蹴りますよ!(※全然ダメージ入ります)
うずうずしますね……さあける!
今の、さ、開ける、とさあ蹴る、でかけたんですけどどうでしょう?
え? 笑えない? お、おもんない? よくわかりませんがウケなかったようですね……残念です……。
え? さっさと蹴ろって? わかりましたよ。
蹴ります! ええ蹴りますよ! ければいいんでしょう!?
………………………蹴りますからね? 本当に。
後悔しませんね? 一つ言いますが、私一応ホットパンツ履いてるので。
せぇいっっっ!
くるりと回って回転蹴り! 決まったああああ!
て何をいわせるんですかっ?!
はぁはぁ……じ、自己完結……寂しいような寂しくないような……。
中にいた大男、ダンジェルと目があった。
「………」
「………((にこっ」
一歩ずつ、足取りもよくわからないまま歩き、ダンジェルをそのまま連れて行った。そこらへんの記憶が曖昧すぎてよくわからないけど、変な顔した鬼灯がいたのは覚えている。
私ってば………、働きすぎなのかしら……?|(※まったく違います)
でも投稿する時まだ九万。




