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魔法と魔術と稀有

今回も短め構成。次回は長くなると思います。願わくば5000字くらいは……

 それでですね。

魔法が使えない、魔術が使えない。


 そんな制約? 的なのがなくなったおかげで、全て使えるようになったわけなんですけども。

どうも教えてくれる人、教えれる人が一人もいない!


 地力で今更やってもまともな結果になるとは思えん!

そして国から大会出てくれって言われた! ふざけんな! 他国の人呼ぶとか言いやがった! いきなりすぎる! 大会延期! 嬉しすぎる!


 それはまあいい。

ふぅ。文句は言ったし、とりあえず考えよう。


「シャイ、魔術って使えたり……」

「ご、ごめんなさい……私……その……魔力がなくて……」


 え?

マジで言ってる?


「い、いえ……! ()()()()()()()……その、使える魔術はあるのですが……」


 シャイも参加させられることになっているので、魔術か魔法は使えるはずだ。

魔術は使える人少ないって聞いたけど、あれは中央での話なのかな? 郷に入っては郷に従え的原理で納得せざるをえない状況。これぞ求めていたもの! 嘘です。


 頼みの綱が一人消えた。

さて、あとは誰だーって……この大陸、思えば誰も知り合いいないじゃん!


 あ、あれぇ……?

困ったものだ。どうするべきか。


 しょちょーは相変わらず忙しいし、魔術師団に相手してもらうには僕は強すぎるんだとか……。

大会出場者に習うか? 殺されるか殺すかってことになる未来しか見えん!


 ま、それはいい。いや良くないけど! 何もよくないけど! とりあえずはいい。これでイイ!


 だってもう一人だけいたもん! 絶対魔法詳しいやつぅ。


「サタン」


 声に出して呼べばくる、とか言ってたのでとりあえずそうしてみた。


『おう、なんだい』


 姿が見えないけど……念話とかそういう類なのかな?


「いや、魔術とか魔法とか教えてーって」

『ん? いや、それは普通に無理だぞ』


 あれれ?


『文献に載ってなかったか? 魔術とは、人類の神秘、すなわち我には扱えぬ。魔法とは各々の魔力の扱い方であり、すなわち我ら悪魔と主……人間では魔力の扱い方、扱える量……何もかもが違うのだ』


 うーん……よくわからんけど、要するに魔法って魔力の加工?


『言い得て妙だな。確かにそうだ。魔力という、何にでもなれる物質を火や氷と言ったものに加工しているわけだな。無論、何でもかんでも加工できるわけでもなし。エネルギー保存の法則とかいう異界の発見もこちらでも適用される。故に、変換するものによって必要な魔力は変わってくる。それに、抵抗が生じるが故に、魔力運用の力によっては効率だって悪くなる』


 なるほど。確かに加工するからにはエネルギー保存の法則とか抵抗とかあるもんな。

魔力ってのはこっちでいえば酸素と一緒に循環し続ける気体に近い。無論、血液と違い、弁に止められることもなければ心臓を経由することもない、ただ全ての血液を巡り、全身に送られている。その上限が魔力量であり、それを伸ばすことで大量の魔力を保有することができる。


『要するに、性質こそ教えることはできるが、異界に住んでいたであろう主に魔法を教えることはできぬ。ましてや人と悪魔では日常的に物質へ思うことも違う』


 わー、めんどくさーい。

さすがサタンくん。相変わらず意味のわかることを意味のわかりづらいことに変換して言ってきやがる。人を怒らせるプロだなこりゃ。絶対嘘だもん、教えられない、なんて。


『む? 誤解されてるようだが、我はあくまでも相手を怒らせてしまうだけであって、怒らせようと思ってるわけではないのだ』


 だーもー! それがわかりづらいってんだよ! ん? ダメダメ。ここで怒ったらサタンくんの思い通り。


『冷静になるのが早くて嬉しいよ。ゆかりとやらは判断が遅く、君とはまるで別人だ』


 ん? ゆかり? 誰だそれ。

まあイイや。


 魔法は自分で組み立てるもの、という収穫だけでも十分。

そうだ、アレってどこにでも来れるって話だけど、よんだらくるのかな?


次回、ついに長々と出てこなかったあの子が登場っ!


サタンは『憤怒』の悪魔ですが、他人を怒らせる悪魔、という方が正しく、本人は勤勉で、『暴食』ベルゼブブ(悪魔の世界において最も偉い人で、政治担当の性悪ど変態暴食少年&少女)の書類等の手伝いをしており、基本的に下界に降りる暇が全くないのです。


優しいのは見れば分かるかと……。

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