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闇夜に紛れし閃光❻

少し変態チックな表現があります。

まあ本当に少しだと……思います。



「ふぐぅ……」


 口元を抑えられると同時に襲いかかる催眠効果付与付きのタオル。

簡易的な魔道具、よりも、まずこの男、普通に体臭が無理です。臭い。鼻も塞いでくれたことに大感謝。


 といっても、どうせ賞金稼ぎで、フィリエル共和国の引き金。

関係性はわからないが、どうせ裏でつながっているだろう。確か、フィリエルは共和国のくせに意見が一致しすぎている。まるで仕組まれているかのように……。


 一人が政治を、一人が戦争を、そんなわけではないのに、なぜか意見がぴったり。

前々からずっと不思議だと思っていたことの一つだ。


 やはり、闇でしょうか?

それとも、たまたまか……。それ以前の問題か……。


 市民はそれに気づいていないようですが、それでも一部は勘付き始めているはず。

特に、老人ともなってくれば……。いや、疑念は感じるかもしれないが、どうせ、と割り捨ててしまうですか……。


「ひっ……」


 こ、こいつ……!

いくら身体がガキとはいえ、私に痴漢するですか……。殺したい……。


 いえ、ダメです。

ここで殺せば兄くんは愚か、主にすら怒られてしまう。尻尾を掴むか、フィリエルの拠点に持って帰られるかしてからです……。


 うー、嫌がった方がいいのですか?

変態ですね。救いようがない。にしても、このまま下手に入れられて出されると困るのですが……? 私の処女は主か兄くんに捧げると決めているのです。


 無論、私が孕むとしたらあの二人だけ。

それ以外とはまずしたくもない。


 うっ……。

下に手を入れられるのは……こんな感覚なのですね……。興奮しない身体であって良かったというべきか……。転生してすぐにいじっておいて正解でした。


 私の子宮の位置は、胃袋と逆になっています。その胃袋の出入り口のみを普通に、それ以外は魔法で、出る側のみを通すようにしている。

例えばですが、私にアレを入れても、私の胃袋にある胃酸で激痛を覚えるだけだ、といえば分かりやすいでしょうか? さらにいえば、食道を通って、そのまま転移して胃袋に行く、といえばわかるでしょう。


 つまり、私の体構造は不安定なのです。


 指を入れても同じこと。

同じ激痛が、溶かされる痛みがやってくるだけです。


 私の前にそんな行為が許されると思って?


 これでも昔は【少女】以外に、おふざけでもなく【処女】なんて呼ばれていたのですから……。

私にそれを入れたいのなら、覚悟することね。死を。


 それにしても、馬車ですか?

不便ですし、魔物の襲撃中に逃げ出すとか考えられないんですか? まあ、こちらの世界の人間はバカなんでしょう。特に、こういう奴らはみな頭が悪い、もとい育ちが悪いので、まあ後は言わなくてもわかってください。


 神を犯すなど、随分と胆力があるようですが……あっ、ごめん。

生気吸いすぎちゃった。これから生きていけるだろうけど、廃人になっちゃうよ。自業自得だからいいか……。


 さて、さっさと進んでくれないだろうか。

あのさ、驚くのはいいけど、この首に三九億だよ? これくらいできて当然でしょ?


 はあ、前途多難……。

これをこなし続けた兄くんはすごいんですね……。こんな風な屈辱にすら耐えた主人は、すごいんですね……。




 比べて、神であった私は……




情けない……です。


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