表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【創世級チートでホワイト楽園建国】無病息災で暮らしたい僕のボヤキ生活 ~あったらいいなと呟いていたら、世界中の変人が集まって王国最強の快適領地ができました~  作者: S&Y
第二章:世界を巻き込む創世の神童~世界中の名士と隣国が押し寄せてきても、僕は部屋から出たくありません!~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
33/82

第32話:第二章完結・氷雪を吹き飛ばす領民の愛と、少年のぬくぬく冬越しは永遠に!

「ふぁぁぁ……温泉の熱でお部屋も街道もポカポカだし、肉まんも美味しいなぁ……」


一晩で猛烈な積雪に見舞われたバルデン男爵領。

だが、ルーカスの自室は「二重サッシ」と「魔導エアコン」、そして「加湿空気清浄機」のおかげで、温度22度・湿度55%という完璧な常春空間に保たれていた。


足元は「床暖房」で心地よく温まり、服の下には「貼る魔導カイロ」がじわりと適温を届けている。


テラスから外を見下ろせば、領内の街道には「地熱融雪」によって雪が一切積もっておらず、黒く乾いたコンクリート舗装の上を、人々が「ホカホカの肉まん」や「焼き芋」を片手に笑顔で行き交っていた。


「うん……! 前世の冬は病室で凍えて点滴を打つだけだったけど……今の僕は風邪一つひいてないし、怪我の危険もゼロだ。これぞ僕が夢見ていた『完璧なぬくぬく冬越し』だよ!」


ルーカスは特製クッションを強く抱きしめ、心からの幸福感に浸っていた。


すると、カチャンと静かに自室のドアが開き、妹のリリィと兄のカイル、そして膝の上にすっぽり収まるシャドウキャットのミミが入ってきた。


「お兄様! 蒸したてのあんまんと、温かいハーブティーをお持ちしましたわ!」

「ルーカス、外の雪景色を見ながら温かいものを食べるのは格別だね。今日も顔色が良くて安心したよ」


「ありがとう、リリィ、カイル兄さん! ミミもこたつから出てきたの?」


ルーカスが膝の上のミミを撫でると、ミミは「にゃ〜ん」と喉を鳴らして目を細めた。


その時である。


部屋の中央に設置された『全自動遠隔拝謁陣(リモート・モニター)』が「ピコンッ!」と優しく発光した。


画面に映し出されたのは、王都のアルカディア城にいる国王エドワード7世、そして全国各地の領主や各国の使節団たちの晴れやかな笑顔であった。


『創世の神童・ルーカス子爵! 我が王国の冬は、かつてないほどの温もりと喜びに満ちておるぞ!』


国王エドワード7世が、画面越しに感極まった様子で語りかける。


『貴殿が生み出した『地熱融雪』『貼るカイロ』『加湿空気清浄』『リモート技術』『キャッシュレス決済』……それら全てのイノベーションにより、この厳しい大雪の季節でありながら、ただの一人の凍死者も、転倒事故の骨折者も出ておらん! 全国民が温かい食事と安全な生活を享受しておるのだ!』


『ルーカス様! 我が北方領地でも『バルデン式融雪街道』が開通いたしました! 民が『ルーカス様のおかげで冬が怖くなくなった』と涙を流して感謝しております!!』


画面の向こうから、何万という人々の歓声と拍手が響き渡った。


さらに、ドアの外からは国防総監ラグナル、衛生長官クララ、大商人シルヴィア、ドワーフのブラム、錬金術師ギドをはじめとする総勢50名の暴走従者たちがズラリと勢揃いし、胸を張って深々と一礼していた。


「「「ルーカス子爵様! 我らがバルデン領は、世界一安全で暖かく、誰もが笑顔で暮らせる『絶対幸福都市』となりましたぞ!!」」」


50人の頼もしすぎる仲間たちと、愛する家族の誇らしげな笑顔。


ルーカスは手にしたホカホカのあんまんをフーフーと吹きながら、胸の奥がじんわりと温かくなるのを感じた。


(……そっか。最初はただ、僕が寒くて転ぶのが怖くて、温かいご飯が食べたかっただけだったけど……。みんながこんなに笑顔になって、怪我も病気もなく冬を越せているなら……うん、最高じゃないか)


ルーカスは小さな口であんまんを一口かじり、ふっと優しく微笑んだ。


「みんな、ありがとう。……よしっ、これで今年の冬も、全員無事にぬくぬく長生き達成だね!」


少年のささやかなボヤキから始まった大革新は、王国の冬の暮らしを根底から変え、全人類に絶対の安全と温もりをもたらした。


……だが、少年の「安全第一&ぬくぬく長生き」への探求心が尽きない限り、バルデン領の爆速発展と暴走従者たちの愛ある大騒動は、これからもどこまでも続いていくのだった!


(第二章・完)

【次回予告&第三章への道】


皆様のおかげで第二章を無事に冬越しとともに完結できました!

続く『第三章』では、子爵領となったバルデン領の快適生活が、ついに世界を巻き込んで大暴走を始めます!


【第三章の見どころ(予定)】


世界規模の勘違い大爆発


隣国の帝国、聖国、果てはエルフの国までがオンラインモニターにリモート参戦! 「ルーカス様は世界の歴史を裏から操る創世神である」という勘違いが、ついに世界標準グローバルスタンダードへ……。


QOL(生活の質)と娯楽の超進化!


冬を越したルーカスが次に求めるのは、春夏を乗り切る快適さと……圧倒的娯楽!異世界に爆誕する『大陸横断魔導列車』、深夜の『背徳のラーメン&ファミレス文化』、そして領地を揺るがす『写真・映画』や『万博フェス』の開催!?


暴走する従者たちと、最凶の身内まだまだ個性が暴れ足りない50人の従者たち


(訓練士トビアスや騎兵隊長ヴァルターなど)に次々とスポットが!さらに、カイル兄さんの剣術は「脱力」を極めすぎて空間を把握し始め、妹リリィは『ルーカス語録』を全世界に向けて翻訳・出版する暴挙に(※ルーカスは部屋で寝てます)。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ