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2話 初めての戦闘

 目標も決まりとりあえずダンジョンを出るための準備をすることにした。


 まずモンスターが出た時に丸腰だと戦えないのでショップで武器を買うことにした。

 ショップを見てみると剣、杖、弓、盾などいろんな武器が売っている。安い武器は5000コインから買える。


 俺は剣術スキルがあるから剣を5000コインで購入した。


『世界で初めてショップを利用したことを確認。称号と特典の10000コイン獲得。』


〈称号の効果によりアイテム購入時25%オフ〉


 また称号を手に入れてしまった。

 

 次は買った剣を試しに鑑定してみた。


〈片手剣 等級F 攻撃力+10 耐久度100/100 特殊効果なし〉


 等級がFということは初心者用って感じの武器だろう。

 軽く剣を振ってみたが竹刀よりも重いので違和感があるが使っていけば慣れるだろう。


 食料だがカバンに水と飴しか入っていなかったためショップで買わないといけない。

 食料欄を見るとパンは10コイン缶詰は20コイン水は5コインで買うことができるためお金換算したら1コイン10円くらいの価値なのかもしれない。


 そう思うと剣が5000コインということはお金にしたら5万円相当だとおもうと命を預けるには少し不安になる。


 あと買う物は配信する時に素顔は見せたくないのでショップで仮面を買った。

 買った仮面は特殊効果があり物理ダメージ5%減が付いて5000コインだ。

 特殊効果がしょぼく気休め程度だが無いよりかはいいだろう。


 アイテムボックスは物を入れるイメージするとしまえて出す時は取り出したい物をイメージすれば出てきてすごく便利だ。


 もうひとつ検証しないといけない事がありそれは魔法が使えるかだ。スキルがあってもいざとなった時に使えないのでは意味がない。


「魔法を使うのは夢だったが本当に使えるのかな?スキルを獲得した時に使い方が頭の中に浮かんできたけど」


 頭の中には使いたい魔法を言えば使えるようだ。だがまだレベルが低いせいで使える魔法の数が少ない。


 俺は手を突き出して構えた。


「ファイヤーボール!」


 唱えた瞬間に手のひらに野球ボールサイズの炎の塊ができてまっすぐ飛んでいった。


「ボール小さいな!」


 スキルレベルが低いからなのかそれともMPが少ないからなのかそれともどちらともなのか分からないがこれではモンスターを倒せる気がしない。


 それに1発、魔法を撃っただけでMPが4減ってしまった。

 戦闘で使っても今のMPでは2回しか使えない。


「牽制で使っていこう。使っていけばレベルも上がるでしょ」


 とりあえず今の自分が出来る事を把握したので出発することにした。

 

「よし、準備も出来たし行きますか」


 コインを使いすぎたので配信するか魔物を倒して手に入れないといけない。

 じゃないと食料が買えず飢えで死ぬ。


「試しに配信しながら行こうかな」 


 配信を始めようとしたが名前を入力して下さいと出た。


「名前か〜何にしようかなぁ?」


 本名が蒼空だからそれにまつわる名前にしたい。


「英語だとスカイ、ドイツ語でヒンメル、フランス語でシエル!そうだシエルにしよう!」


 なんかシエルという名前がささった。

 画面にシエルを入力した。


『名前の変更は出来ませんがこれでよろしいですか?』

「はい!」


 名前も決まり早速、仮面を被り配信を始めた。


『世界で初めて配信したことを確認。特典として称号とコイン10000コイン獲得』


〈称号の効果により再生数75につき1コイン獲得できる。〉


「他の人より少ない再生回数でコインを獲得できるのは大きいな」


 何個か称号を手に入れて分かったが実績を解除した関連の特典を貰えたり称号の効果がある。


「それでは行きますか!」


 配信を始めて10分くらい経つが誰も配信を見ていない。それに魔物も出ないのだ。


「まぁまだ誰も見てないからいいか」


 さらに10分が経ちやっと初めての魔物が出てきた。


「異世界ものの定番、ゴブリンか」


 ゴブリンは片手に棍棒を持っている。


「魔物って鑑定できるのかな?」


 鑑定してみるとゴブリンのステータスが出た。


 ゴブリン  レベル3


 HP30/30 MP2/2


 攻撃力 15(+5)

 防御力 10

 体力  10

 敏捷性 7

 魔法力 3

 魔法耐性5


 今の鑑定のレベルではスキルとかは見えないみたいだ。


「レベルは向こうのほうが上だがこの程度なら勝てるな」


 ゴブリンは知能が低いはずだから冷静に戦えば勝てるだろう。


「ファイヤーボール」


 俺は牽制で魔法を撃った。


「ギャ!」


 魔法は見事に当たり敵は動揺しているようだ。


「今だ!」


 俺はすぐに間合いを詰めて剣道の胴を入れる感じで切った。


「ギャグギャギャ」


 一撃で倒すことが出来なかったが敵は手負いの状態だ。すかさず俺はトドメを刺した。


『レベルが上がりました』

『レベルが上がりました』

『世界で初めてモンスターを倒したことを確認。称号と特典の片手剣を獲得』


〈称号の効果によりモンスターとの戦闘時のステータスが1.5倍になる〉


『世界で初めてレベルが上がったことを確認。称号と特典のレベルアップの書を5枚獲得』


〈称号の効果により経験値が1.5倍になる〉


『コインを2コイン獲得』


 モンスターを倒すとコインが貰えた。そして倒したゴブリンは消えて魔石ぽいのと棍棒がドロップした。


『世界で初めてモンスターからドロップしたことを確認。称号と特典の魔法の袋を獲得』


〈称号の効果によりドロップ率が1.5倍になる〉


 神崎蒼空  18歳  人間  レベル3


 職業なし


 HP 60/60 MP20/20


 攻撃力 16

 防御力 15

 体力  16

 敏捷性 15

 魔法力 12

 魔法耐性12


 ユニークスキル

 全属性魔法1


 スキル

 剣術3、暗視3、鑑定5、アイテムボックス5


 称号

 世界で初めてダンジョンに入場した者

 世界で初めてスキルを使用した者

 世界で初めてショップを利用した者

 世界で初めて配信をした者

 世界で初めてモンスターを倒した者

 世界で初めてレベルアップした者

 世界で初めてモンスターからドロップした者


 レベルが1上がることに2から5ステータスが上がっているようだ。


「一気に実績解除したな」


 とりあえず特典から見ていく。


 1つ目が剣、2つ目がレベルアップの書、3つ目が魔法の袋だ。


〈魔を払いし片手剣 等級A 攻撃力+200 特殊効果 魔法を切ることが出来る。不壊〉


〈レベルアップの書 1枚使うごとにレベルが1上がる〉


〈魔法の袋 アイテムボックスの劣化版。アイテムボックスは中の時間が止まっているが魔法の袋は中の時間が止まってない。だが魔法の袋は物によってはアイテムボックスよりも物が入る。〉


 片手剣は強いしレベルアップの書はいわゆるふ○ぎな○メである。

 魔法の袋は俺はアイテムボックスを持っているからいらないが一般人からしたら喉から手が出るほど欲しいだろう。


 ゴブリンの棍棒は攻撃力+5の武器だった。片手剣を見た後だとただの棒にしか思えない。

 捨てるのも勿体無いのでアイテムボックスに入れておく。


 魔石も鑑定してみた。


〈魔石 等級F 魔導具などを作る時に使う〉


 魔石もどうやら使えるみたいだ。まだこの世界での使い道が分からないのでこれもアイテムボックスに一様入れておくことにした。


 そういえば結局、誰も配信に来なかったので配信を切った。俺のダンジョン初配信は失敗に終わった。


「はぁーダンジョン配信でも底辺になるかもな」


 アーカイブは残せるみたいなのでこのまま残しておくことにした。


 だがこのただゴブリンを倒しただけの動画がバズることになるとはこの時の俺はまだ知らない。


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