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National Battle Online  作者: あいく
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 ログアウトしてポッドから出て部屋にあるパソコンの電源をつけ、NBO公式サイトを開き、お知らせの欄からイベント開催の告知をクリックし内容を確認する。

 マウスでスクロールし内容を見ると、今回のイベントは2つの陣営で協力して拠点を守りつつ、敵の陣営に進行して黒幕を倒すクエストのようだ。

 敵の撃破によってポイントがたまり、そのポイントに応じた累計報酬が貰える。個人とパーティのランキングもあり、そちらはさらに別のアイテムが貰えるみたい。

 イベントは専用のステージで行うらしく、とりあえず押し寄せてくる大量の敵を倒し続ければいいようだ。


「内容的に集団戦になるのかな? 多数相手は考えることが多いから楽しそう」


 大量の敵が押し寄せてくるみたいだし弾とかは多めに用意するとして、スキルチケットが1個あるからそれで複数の敵に対してステータスが上がるスキルを取ろう。ユグドラシルのプレイヤーは魔法が使えるみたいだし、機会があれば近くで見てみたいな。

 私が所属するレグナントでは、SFに出てくるような近代や未来の武器しかないため、ファンタジーに良くある魔法はかなり興味がある。それにユグドラシルは多様な種族がいるみたいだし、エルフ耳とかケモ耳はリアル吸血鬼である自分も興味津々である。


「まだ12時前で時間もあるし、お昼ご飯食べたらショッピングにでも行こうかな」


 パソコンの電源を落としてキッチンに行き、手際よくサラダとたらこパスタを作り食した後、リビングから部屋に戻り着替えを済ます。

 軽いメイクをした後、髪型を某歌うロイドのようなツインテールにし、首元のリボンが特徴のダークブルーとホワイトのゴスロリ風ワンピースに身を包み、黒のポシェットに財布などを入れて肩からかける。玄関で黒いロリータ靴を履き、外に出て玄関扉を閉めいざ買い物へ。

 え? どこにいくかって、秋葉原だよ。ということで、いざオタクの聖地へごー!


 地元駅から池袋を経由し、JRに乗り換えて秋葉原駅で降りる。電気街口側から駅の外に出ると、本日は休日のため歩行者天国は人で溢れかえっている。

 メイドさんが客引きしているのを横目に、まずは大型家電量販店でイヤホンを見に向かう。真白の容姿は視線を引き寄せるがその独特な雰囲気は近寄りがたく、自然と道が開けスムーズに目的地へとつくことが出来た。

 エスカレーターで目的の階に進みウィンドウショッピングを楽しむ。


 店内でも真白の容姿は注目され周りがざわつくが、特に気にすることなく商品を手に取り見ては移動を繰り返し、ある程度満足して店を出る。

 次はドールショップを見に行こう。秋葉原で有名な某会館の中にあるドールショップに着き、店内を見て回る。ここでも店員や客たちの視線がこちらに向けられるが、慣れたもんでやはり気にした様子はなく、気になったドール用の服を数点持ってレジに向かう。


「これください」


「は、はい。4点で2万4千円になります」


「これで」


「2万5千円お預かりなので千円のお返しとなります。ありがとうございました」


「ありがとうございます」


 感謝の言葉と共に微笑むと女性店員さんは頬を赤らめぼーっとしている。やばい、やってしまった。気になる商品が買えて嬉しかったから、微笑んだ時に自然と魅了が発動してしまったみたいだ。急いで魅了を解きその場を離れる。

 店を出た後も秋葉原を歩き回り、遅くなる前に帰宅するといつものルーティンを済ませ、今は買った洋服をドールに着せているところだ。


「うん、やっぱりこの子に似合う買って良かった」


 それにしても吸血鬼の力の制御が甘いのはどうにかしないと。20歳になれば自然と制御できるようになるみたいだけど。

 着せ替えたドールの写真を撮りつつ、そんなことを考えていると夜も遅くなったため寝ることにした。

評価ありがとうございます! 次回更新は10日になると思います。

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