第6話:『悲劇』
安藤が目を覚ます
どうやらわらの上で寝ているようだ
周りを見渡すとそこは馬小屋のようだ
鬼刃「おっ、安藤が目を覚ましたぞ」
阿木が走って近づいて来る
阿木「安藤!」
安藤「えっと、俺は確か」
阿木「軽い脳震盪らしい、吹っ飛ばされた時頭を石壁にぶつけたらしい」
安藤「そっか」
安藤は手を確認する
安藤 (食われたはずの小指も治っている、流石ファンタジーの世界、回復魔法とかもあるのか)
安藤「ちょっと外の空気吸って来る」
阿木「あ、やめた方が」
阿木が言い切る前に安藤は小屋の窓から顔を出すとそこにあったのは地獄絵図だった
安藤「は、え?」
外にあったのは死体の山だった
切り刻まれて真っ二つになった者、食われて無惨な姿になった者、そのような者が数十と転がっていた
安藤「な、なんだよこれ」
阿木「予想外の襲撃だったんだ、周りにいたのは新人のE級かD級、もっと上の級の人達が来た頃にはもう」
安藤「俺達は能力を手に入れて、戦えるはずじゃ」
阿木「今回は相手が悪かった、それにこの村の人達の被害も最小限に抑えられた、敵が来た方に5人村人がいたらしいがその人達は助けられなかった」
安藤「そんな、そんな事って」
落ち込んでいる安藤の肩を叩き言う
鬼刃「良いか安藤、お前は奇跡の子だ、この中でお前はが奇跡的に生き残ったんだ、お前の同級生や先輩達の思いを俺たちがはらすんだ!」
安藤「そうか、そうだな」
鬼刃「あぁ、それに被害だって最小限に抑えられたんだ、俺たちまだまだ強くなれる、いや、ならないとじゃないか」
安藤「なら、こんな所で寝てる場合じゃ無い、訓練しないとな」
鬼刃「そうだな」
阿木「だが、訓練ってどこでやるんだ」
安藤「俺に良い当てがある、そこに行こう」




