第19話:『裏切り』
現在、モンスターとなった安藤と鬼刃が戦っていた
阿木「どう言う事だよ、なんで鬼刃と安藤が戦っているんだよ」
三葉「、、、」
固まっている二人に炎牙が話しかける
炎牙「落ち着け、あの鬼刃くんと話すのはボコボコにしてからだッ!」
阿木「わ、分かった。とりあえず鬼刃を止めるぞ」
三葉「俺たちで捕まえるぞ」
その時だった、井戸の中からアイゼンが現れた
阿木「アイゼン!ちょうど良かった、手伝ってくれ」
炎牙「待て、何かおかしい」
ふと辺りを見ると井戸から水が溢れていた
三葉「まさかッ」
井戸の水がアイゼンを囲む、それが巨大に膨れ上がり、巨人となる
モンスターのアイゼンが阿木に向かって殴りかかって来る
三葉「避けろ阿木!」
阿木は危機一髪のところで斧を出し、身を守る
阿木「あ、危なかった」
炎牙「鬼刃くんの方は安藤君に任せよう、我々はアイゼン君を止めるぞ」
炎牙が炎を出しアイゼンにぶつける、しかし、アイゼンには全く効いてない
阿木は斧を出し、アイゼンの腕を切る
阿木「よし」
しかし、アイゼンの腕はすぐに再生してしまう
三葉「皆んな、こっちだ!」
3人は街と逆の方向の場所へと逃げる
アイゼンはそのデカい体で追いかける
三葉「見えて来た」
開けた場所に出るとそこには海があった
阿木「海?」
三葉「あいつは水があればどこだろうと回復してしまう、だから炎牙さん、頼みます」
炎牙「了解だ」
炎牙は海に触れる、そうすると海がみるみる凍ってゆく
アイゼンはこちらに走って来る
阿木「まずい、来たぞ」
しかし、アイゼンの体はみるみる萎んでゆく
阿木「これは」
三葉「砂浜だよ、乾いた砂はよく水を吸収するからな」
アイゼンはどんどん小さくなってゆき、やがて人の形に戻る
炎牙はアイゼンを上から押さえつける
炎牙「おい、お前、ゆっくり話は聞いてあげるからな」
アイゼンは顔を上げ、叫び始める
アイゼン「あずまさぁぁぁぁああん!!!覚悟は出来ましたよ!!!」
その瞬間、空が暗くなっていく
炎牙「まずッ!」
アイゼンに向かって雷が落ちる
炎牙達はギリギリで避け、直撃を避ける
阿木「大丈夫ですか」
炎牙「少しかすってしまったが、俺は大丈夫だ。だが」
煙が晴れてゆくと、そこには焼け焦がれて、息を引き取ったであろうアイゼンがいた
三葉「まさか、自害をするとはな」
炎牙「とりあえず、街まで戻るぞ」




