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自爆の運命ですと?

 た、助かった。


 こんな手があったとは。


 けれど、八列目を消費したから、私の命も八割減り、残り、二割しか残ってないってことよね。


「あれ?マリース?」


 夜の焚火の前で、相変わらず、作戦会議をしていた地図の上へ、私が現れたものだから、皆、驚いた。

「自分で逃げて来た。えー、すごい、そんな技あったの?」


 アデルはわざとらしく驚いてみせたけど、私も怒ったりする余裕がなかった。


「ま、魔王が、全世界を征服するために、地上へ仲間を呼び寄せている。私らを殺した暁には、魔王たちが地獄から全部、出てくるって」


「だろうな」


 アデルに治療してもらい、元気を回復したガタックは、もう作戦会議で作戦を考えたりできるようになっていた。


 一行の皆は、私の言うことを、前から知っていたようだ。


「魔王の野望は、昔から世界征服だ。闇を地上に巻き散らした時から、地上へ出て来る用意をしていたのは気づいている。だから、我らも討伐へと出たんだ」


「そうか。討伐は魔王を封じるのが目的だったもんね」


「マリースがせっかく、敵陣から情報を持って帰ってくれたが、我らがすることは、やっぱり、同じことだな。戦って、戦って、魔王城へなんとか入って、魔王を倒す」


「そう」


「戻って来たなら、あなたも役に立ってもらうわよ」


「アデル、お前な」


 いけしゃあしゃあと言ったアデルに、勇者ルーは、怒りを滲ませて言った。

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