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 勇者とガタックが最後に詰めの話し合いを難しい顔でし合った。


「そうだな、我らの体力も、もう限界に近い」


 真剣な協議の結果、私のことばかり信用しないけれど、勇者パーティは、最後の力を尽くして、魔王城へ飛び込んでいくことを決定した。


 戦況は最悪だったけれど、私は十の魔法のうちの、七つの攻撃防除魔法を使った。


 ヒドラ、ゴーレム、怪物などが、どんどん岩場から出てきて、襲ってきたけれど、私は体の文字を読み、口から宝珠を出して、攻撃なり、防御を提供した。


 すると、どんどん敵をやっつけていけて、隊は進むことができた。


 ええい。私の体からどんどん力が削られている。って言っても、もう知らない。


 もう、ヤツアタリよ。ぜんぶ、これ、そう。


 魔王との戦いも、私がここに来たのも、全部魔王のせい。


 やっつけてやる。


 とにかく、あいつをぎゃふんと言わせてやらねば、気が済まない。


 王宮で、出勤記録ばかりつけていた事務職を、なめんじゃねーぞ。


 どりゃあああ。


「やった。魔王城が見えたぞ」


 そうして、私たちは魔王の城が見える崖の上に出たのだった。


「あれ?ガタックは?」


 けれど、その時、私たちは仲間が一人かけていることに気づいたのだ。

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