↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生先は蘆名盛隆~人質なのに当主になりました~  作者: 山根丸


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/5

庭先にて

 ざりざりざり


 「おや。」


 ざりざりざざ


 俺が振り向くと、そこにはひげ面のおっさんがいた。


 「お加減はよろしいようですな。」


 「はっ。おかげ様で五体満足、力が満ち満ちております。この度はわたしの不注意で多大なご迷惑をおかけしたことを深く陳謝いたしますとともに、蘆名の皆様に治療して頂いたご恩を大変ありがたく思う次第です。」


 「はっはっはっ。」


 俺が頭を下げると、おっさんは陽気に笑った。


 「そのような堅苦しい事は言いなさるな。貴殿は殿の養子。我らにとっては主家筋にございます。その身の無事を案ずるのは当然のこと。」


 俺は無言で一層頭を低くした。


 おっさんは満足げな声を出すと、去っていった。


 ここ数日で調べたのだが、俺は非常に難しい立場におかれている。


 俺は「蘆名盛隆」と呼ばれている。次に幼くなっている。さらに建物や道具がすべて和風で、会う人々も皆が和装だ。


 そして、一部の男どもは刀を差しており、食事は麦と汁だけだ。


 まずここまでが現状だ。


 さらに、ここは「蘆名」の屋敷だそうで、「蘆名盛隆」は当主の子供なのだが、実は「二階堂」という家の出身で、この「二階堂」は規模も小さく敵対行動もしていたので俺は弱い立場にいる。


 そんでもってもうすぐ「蘆名」はどこぞと戦争をするらしく、諸々の準備をしているところに俺が落馬したから、敵の陰謀を疑いつつ二階堂家との関係悪化を恐れた蘆名は俺を必死に看病し、事故だとわかると「まぎらわしいことしやがって」という雰囲気で接するようになった。


 かつ俺があれこれ探り始めたから「落馬は自作自演なんじゃないか」「二階堂は裏切るつもりで、俺は間者なんじゃないか」と疑われている。


 そのため事あるごとに探られる。


 ここまでがわかっていることだ。


 情報量が多くてわけがわからないだろうか?


 俺もわからない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。