2時限目 へーんしーん(不本意)
作者は思い浮かんだものから書いて行くので、結構時間が飛びます。それをご了承の上、楽しんでください。
今日の僕はいつもと結構違う。皆驚くだろーなーと思いながら、僕はいつもと同じ時間に僕の受け持つクラスへと急いだ。
「みんなおはよー。サボってる子とかいない?」
『………ね、猫が喋った!!』
そうです。僕は今、猫になっています。もちろん身体だけ。今日が連休明けじゃなかったら、第一登校日じゃなかったら普通に休みたかったよ。
でもね、体も勝手は違うとはいえしっかり動くし、意識もはっきりしているんだから休める訳ないんだよね。はっきり言っちゃえば外見が変わっただけだし。
「猫じゃ無くて僕だよ、月宮紫苑先生だよー」
「紫苑!?猫じゃん!!思いっきり見事な黒猫じゃん!!」
「今はねー」
「なんでそんな平然としてんだアンタはっ!!」
「仕方ないじゃん。どうせ騒いだって体力の無駄だし」
「……ズレすぎだ…」
とりあえず、皆予想通りの反応を見せてくれた。
ちなみに、さっきまで僕に見事なツッコミをしてくれたけど、最後に呆れちゃったのは篠宮君です。
なんというか、こうでもしてないとなんか心が折れそうなんだよ僕。
困った。非常に困った。
「手が届きません…」
「むしろそれで字ぃ書けるなんて思ってたんなら驚きだな」
「ちょっと背が足りないだけです!!チョークは持てたし字も書けたし!」
「全体的に見たら無理があるぞそれ。てか今人間じゃねーんだから無理すんなよ。早く諦めて別の代理の先生を呼べ」
「今手が空いている先生がいないんだよ…」
「…そうか」
篠宮君がそう言って僕の頭を励ますように撫でてくれます。でも、その心遣いは嬉しいけどとっても傷つきました。主に年上としての尊厳とかそう言うのが。
「すみません僕今は猫ですけどちゃんとした先生なんですからこの扱いはとても不本意というか傷つくのでそんなに気やすく撫でないでください」
「そんな事言っても今お前が猫だってことに変わりはねーだろ。ほら、持ち上げてやるから字書きな」
次の瞬間、篠宮君が持ち上げてくれたので足が宙に浮いた。ついでに、黒板で擦ったせいでお腹が白くなっていた事に気付いき笑われた。失礼です。
それにしても、傍から見ればものすごい光景だろうなーと思う。
だって、いかにも優等生とは対極の位置にいそうな(本当はとってもいい子なんだけど)感じの男子生徒が猫を持ち上げ、その猫が黒板に板書してるんだから。
だけど、何故かその事について声に出して突っ込みを入れる子はいなかった。
「猫センセー」
「猫じゃ無くて月宮ですその呼び方は著作権的に危ないので却下です」
「固い事は言いっこなしなんだぞ☆」
「…で、何か聞きたい事でもあるの?」
「そうでーす。先生はいつもとに戻るの?」
「多分最悪でも一週間かな」
全く、いきなり人を呼び出したと思ったらモルモット扱いって酷いよね。
なんで来客用のお茶の中に実験薬入れてんだろあの人。思い出すだけでため息が出てくるよ。ハァ。
いきなり色々とありえない。変わり者だとは思ってたけど、これほどまでとは思わなかった。なんで突然猫になった挙句普通に授業しようとしてるのさ。
「篠宮君もうちょっと持ち上げてー」
「アンタ授業諦めるって言う考えはないのか。俺がノートとれねーだろーが」
「大丈夫っス!!篠宮君の分までアタシがノートとってるっスから!!」
「流石篠宮君大好きの春野さん。良い子なのに、なんで彼女と付き合わないの?篠宮君」
「落とすぞこのバカ猫」
「調子乗ってゴメンナサイ」
とんでもなくシュールだぞこの光景。うっかりスルーしそうになるほど自然な感じがするけど、とてつもなく不自然だから。違和感仕事しろ。
「どうしたの雪村君。さっきから固まってるけど大丈夫?」
気がついたら黒ねk…紫苑先生が俺の目の前で前足を振っていた。なんでこの人普通に振る舞ってるんだろう。
だけど、この時数年振りかの自然な笑顔を浮かべていたという事は、篠宮君に言われえるまで気がつかなかった。
突然浮かんだネタを書き散らしただけなので、面白くな方らごめんなさい。誰か私に文才をください。そして、最後まで読んで下さりありがとうございました!!




