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SETUNA -そのバグ修正致します-  作者: 刹那すくろん
一期「S.G.入隊編」
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第七話「違反後最後の晩餐」

現代からそう遠くない未来、日本は様々な改革を経て混沌の時代となっていた。

子供は親を失い、孤児となり1人で暮らす。そんな荒れた都会の郊外で、暮らすある1人の少年にまた新たな…

めっちゃ喋る愉快な脅威がやってくる…!?

さて、その後様々な書類にハンコを押したすくろん達は家へと帰宅していた。

あおい「…疲れた…本当に…」

すくろん「…なんか…ほぼ読まずにハンコ押してた…」

はるりんご「ヴァーグの私も流石に疲れたわ…」

あおい「この後寝たら…ヴァーグ探しして、倒して、また書類にハンコして…SGにはいって…装備作って…うぅ…。とにかく今日はたっぷり休もう…。」

すくろん「なんだかんだでやっぱり不安だな…。SG行ったら結局学校行けなくなって…ゆうりとの約束が…」

あおい「…とにかく休もう…ね…。」

家に着くと足が突然消えたかのように倒れ込んだ。

あおい「…14にはきつい…」

すくろん「ご飯を…はやく…」

はるりんご「早く歩きなさいよもう!」


さて、一方の例の二人組は…。

神バナナ「よしよし…」

神バナナは白い毛だらけの犬のようなものを撫でていた。そこにシルクが歩み寄る。

シルク「Kの派遣、完了しました。到着は明日1300時頃キャンセルは今日2400時までです。」

神バナナ「問題ない。明日、遂に人目に触れることなくSGの監視下となったHと違い、プロトK以来人の目にふれ、公となる、今までとは比べ物にならない人類史を変えるはじめの一歩のヴァーグが誕生するのだ。」

シルク「…Hの回収を最優先でよろしいですか。」

神バナナ「うむ。一応は最高傑作だからな。我も手元に必ず戻さねばな…。カメオバージョン2よ、君はSGの部隊の相手をしに向かわせたまえ。」

すると神バナナの膝の上に乗った白い犬はワン!と鳴いた。


さて、場所は戻りすくろん宅。

あおいが作った飯を食べている途中。

すくろん「…見た目悪いけど美味いんだよな」

はるりんご「どうやったらこうなるのよまじで…。」

あおい「美味いならなんでも良いでしょー」

文句を言いながらも、飯を食べ進めていく。

はるりんご「にしても、マスターってことは、すくろんあおいの弟子になるのか?」

あおい「ん〜別に戦闘訓練するわけじゃないからそう言うわけじゃないのよねぇあ、ちゃんと装備は私イメージした感じで作ってよね!」

すくろん「はいはい…。それで、明日のヴァーグ探しって、どうやるの?」

あおい「これ。」

あおいは小型の機械を取り出す。

あおい「バグの発生を検知する装置。これでバグの亀裂を見つけたりできるわ。ほら、南側にちょっと大きな反応あったりするでしょ?」

すくろん「ほへー。けど、亀裂見つけたからってヴァーグがいるとは限らないよね。」

あおい「そうなのよね…。」

すると2人ははるりんごを見つめる。

はるりんご「…私ターゲットにしないでよ!?」

あおい「とにかく、そういうのもふまえて大変そう、って感じね。あ、来たわよ。」

あおいは玄関の方を見る。そこには新品のドアを抱えた作業員が立っていた。

あおい「修理よろしく〜」

はるりんご「壊した本人が治しなさいよ…」

そう言いながらも食事再開。

すくろん「普通はどんな感じの試練なのさ?」

あおい「そうね…人によって内容違うんだけど、私の時は洞窟に置き去りにされるからそこから脱出するって感じだったわね。」

すくろん「…そっちの方が時間かからなそうだけど、その分大変そうだなぁ…。」

あおい「私はギリギリだったわ。グリッチなかったから。」

すくろん「そういえば無いよね。なんでだろ。」

あおい「わかんない。超奇跡的に回避してるとしか言えないわね。検査とかもしたけど異常なしだったし。ヴァーグにはA型B型あって、自身の体の型がヴァーグの型と同じじゃないとグリッチ発生しないのよね。」

はるりんご「あなたはどっちなのよ」

あおい「それも不明。先生によるとBに近いらしいからBで通してるけどね。」

すくろん「…そういや俺ってはるりんごと合体してるけどグリッチ発現しないし、そう言うことなのか。」

はるりんご「ま、そーねー。あんた、私と分離した後もSG居るならグリッチ発現させといた方がいいわよー」

すくろん「分離したらSG居る意味ないだろ…。」

あおい「まぁまぁ。さっさと食べて寝よう。明日は早いから。」

はるりんご「はぁ…折角次の段階に移行できそうだったのに…今日の怪我でパーね…。」

皆食事を終えると布団に入った。(はるりんごはすくろんの体内。)

すくろん「あおい、眩しいからそれ電源消してよ。」

あおいはレーダーのようなものをいじっていた。

あおい「…南の方からまた変なヴァーグの反応…まぁここまで遠いと他の部隊が対処してくれるか。」

すくろん「?」

あおい「なんでもない。寝る時まで仕事のこと考えてたら終わりよね。」

そう言うとあおいはレーダーの電源を消した。

すくろん「…まだ起きてる?」

あおい「…うんいつもより早く布団入ってるから…眠りに入るのが遅いや。」

すくろん「…俺、はるりんごと分離できた後は、どうすればいんんだろう。」

あおいはハッとしたかのようにすくろんの方に向き直る。

すくろん「寝る時って…いろんな不安が蘇るよね…。それで、つい思っちゃったんだ。」

あおい「…そしたらあなたは学校に戻り、ゆうりと一緒に関係を取り戻す。それでいいじゃない。」

すくろん「…あおいはどうするのさ。もしバグがこの世から消えたら」

あおい「…その時には成人してるわよ。バグの根本的な解決法はいまだに見つかってない。見つけるにはあと何年もかかる。それまで私たちがこの仕事を辞めるわけにはいかない。」

すくろん「…そっか。」


さて一方SGでは、少し異変が起きていた。

あっぷる「どうした。」

ぽちねこ「どうも嫌な感じだ。以前発生したTYPE-ABのヴァーグ『カメオ』と反応が似ているバグが発見されたらしい。しかも移動してる。」

あっぷる「これは…」

ファボ「えぇ…また、”バグを裏で操る者達”が行動を開始したのかもしれません…。まさかまたこんなことになるなんて…」

あっぷる「もし本当にそうだとしたらまず大事件につながるであろうが、同時に裏で操っている者達を特定するチャンスでもある。その亀裂、移動していると言ったな。進行方向は?」

ぽちねこ「えぇっと…進行方向進行方向……あれ?これってもしかして…。」


次の日、朝日が昇ると同時に3人は起き上がった。

すくろん「ふわぁ…」

あおい「はいはい。さっさと朝飯食べて、外に探しに行くわよ〜。」

あおいがそう急かすと、すくろんは朝飯を頬張る。

すくろん「はるりんごは良いなぁ…ずっと寝てられるからなぁ…。ふわぁぁぁっ…」

あおいも飯を頬張りながらスマホを開く。

あおい(…?S.G.から私直々にメール…?なんだ?)

あおいはメールを開き内容を読む。そして次の瞬間、目を見開く。

あおい「…来る…。」

すくろん「…ん?」

あおい「来るっ!」

あおいは席を立つとパワードスーツと刀を掴む。そして、刀をすくろんに投げ渡す。

すくろん「え、ちょ、なに…?」

すくろんが聞くよりも早く、その厄災はすくろん宅を訪れた。

ドォォォォォォン!

ドアを突き破り、巨大な何かがこちらに迫る!

すくろん「せっかく直したのにぃ!?!?」

あおいはパワードスーツを着込むと、その者に対し弾丸を打ち込むも、全く効いていない模様。

それどころか、あおいには目もくれずすくろんを睨む。

すくろん(くそっ…ヴァーグか…!朝っぱらから無礼だな…!!!)

すくろんも急いで戦闘体制をとる。

???「うぉぉぉぉっ…グォぉぉォォォ!!!」

そのヴァーグは腕を銃に変形させると、特大の弾丸をすくろんに向かい打ち込む…!

すくろん「!」

今、すくろんの生死を分けた戦いが始まろうとしていた…。


次回 セツナ 第八話「爆破」に続く…!

おそわれちゃった

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