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SETUNA -そのバグ修正致します-  作者: 刹那すくろん
二期「スムージー編」
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第十八話「巻き戻りを巻き戻せ」

現代からそう遠くない未来、日本は様々な改革を経て混沌の時代となっていた。 子供は親を失い、孤児となり1人で暮らす。そんな荒れた都会の郊外で、暮らすある1人の少年にまた新たな… めっちゃ喋る愉快な脅威がやってくる…!?

さて、前回あおいがヴァーグの仕業により赤ん坊まで体を巻き戻されてしまい、巻き戻しを止めるためそのヴァーグを見つけて、倒そうとしているのだが…。


じょば〜


すくろん「あぁぁああぁ!はるりんご持ってェェェェェェ!」

はるりんご「もう!何よ!」

はるりんごはあおいを持ち上げる。すると…

はるりんご「!漏れてる…」

すくろん「くっせぇ…」

あおい「ぷあぱ〜」

あおいがお漏らしをした…。

すくろん「おむつ飼ってる暇ないからそれで我慢してくれあおい」

あおい「うぇぇえええん」

はるりんご「うるさい黙らせて!」

すくろん「おむつ濡れてて気持ち悪いんだ…はやく…ヴァーグを!」

すくろんは辺りを探すが、なかなか見つからない。

はるりんご「もう一旦おむつ買いましょうよ!」

すくろん「…しゃあないか…」

すくろんはその辺の薬局に入る。

すくろん「おむつは…これか。」

はるりんご「喉ぐすりも買って〜」

すくろん「はやく!カート入れろ!」

すくろんはさっさと会計を済ませる。

店員「おむつ交換台ありますよー」

すくろん「はるりんご!出番だ!」

はるりんご「おむつなんてどうつけりゃいいのよ!」

すくろん「それっぽくつけりゃいいんだよ!」

はるりんごは仕方なくおむつ交換台まで行く。すくろんと分離はできないので扉に尻尾が挟まっている。

はるりんご「な!?なんでおむつが開いてるのよ!?こ、こうかしら…」

はるりんごはおむつをなんとかつけようといろんな装着法を試す。

すくろん「まだか〜」

はるりんご「ええい!こうだ!」

はるりんごはあおいを連れてすくろんの元まで来る。

すくろん「お前!それお相撲さんみたいになってるじゃねぇか!」

そう、あおいのおむつはT型になっていた…!

はるりんご「けど嬉しそうだよ。」

あおい「ぶぅぶぅ…」

すくろん「…絶対違うって…」

そうすると、すくろんは一旦薬局の外へと出た。

すくろん「はぁ…一体どうすりゃいいんだ…。」

あおい「ばぁぶぅ。」

はるりんご「あおいはパワードスーツを着てたんでしょ?そレから発射されたミサイルとかの部品がヴァーグに入ってて特定できるとかないの〜」

すくろん「まさか…いやまぁ一応見ておくか…。一応パワードスーツの部品であろうリング持って来てるし。」

すくろんはバッグを取ろうとした。が…

すくろん「…あれ?バッグは?」

すくろんは辺りを見渡す。

はるりんご「すくろん!あれ!」

はるりんごが指さす先。そこにはすくろんのバッグを持って走り去る盗人の姿が…!

すくろん「あぁぁぁ!まてー!」

あおい「ばぁぶ!」

すくろんはあおいを抱えながら追いかけ始める。

盗人「ふん!おいとくお前が悪いんだ!見たとこS.G.関係者、高価のものが揃ってるんだろ!」

すくろん(くそ…人が多くて俊足発動できねぇ…!)

あおい「ぶぅぶぅ!」

すると、あおいはすくろんの服を引っ張る。

あおい「だぁだ!ぶぅんぶぅ〜ん!」

すくろん「なに!?」

あおい「だぁ!にゃ!げ!りゅ!」

すくろん「逃げる!?」

あおい「だぁだぁ!なぁ!げ!りゅ!」

すくろん「投げる!?何を!?」

するとあおいは自身を指さす。

すくろん「ああもう!あおいのことだからなんか策あるって信じてるからなぁ!」

すくろんは思いっきりあおいをぶん投げる!

あおい「だぁぁぁぁぁぁ」

盗人「!?」

あおい「ぶぅ!」

あおいは盗人の頭に綺麗に着地すると、盗人の頭を殴り始める!

あおい「ばぁばぁぶぅ!だ〜!」

盗人「何すんだこのガキ!」

すくろん「いいぞあおい!」

盗人「くっそ〜!」

盗人はよろけ始める。

すくろん(もうすぐ商店街を出る橋だ。そしたら俊足で…!)

盗人が橋に通りかかったその時…!

盗人「うわっ!?」

あおい「んまっ!?」

盗人が転び、橋からあおいがころげおちる!

すくろん「な!まずい…!はるりんご!」

はるりんご「あいよ。」

すくろんは転んだ盗人を捕らえる。はるりんごは尻尾を伸ばして橋の下まで伸びていく。

すくろん「バッグを持ってない…?お前どこに…!」

すると、はるりんごが川からあおいを持ち上げてくる。

あおい「へっくちゅ。うー。」

あおいはすくろんのバッグをしっかり握っていた。

すくろん「なんだそっちか…」

すくろんは安堵した表情になると、盗人の頭をチョップし気絶させた。

すくろん「この人警察に突き出しといてください。あおい、大丈夫?」

あおい「うわあああああん!」

するとあおいはいきなり泣き出す!

はるりんご「…多分川でまたおむつ濡れたから…」

すくろん「なんだよもう…」


すくろん「不発のミサイル発信源を探知…この近くだ!」

すくろんはあおいのパワードスーツからその情報を得ると。

荷物をまとめ始める。

すくろん「これで倒すべきヴァーグの位置はわかった。向かおう。」

はるりんご「まって。」

すくろんは今にも走り出そうとしたが、はるりんごに止められ足を止めた。

すくろん「?、なんだよ。」

はるりんご「戦うのはいい。だけど、その間誰があおいの面倒見るの?」

すくろん「それは…」

悩むポーズを取りながらも、あっと気づいたかのようにスマホを取り出す。

すくろん「いい人がいる。」

十数分後…。

パンダ「…で私が呼ばれたと。」

すくろんが呼んだのはパンダだった。

すくろん「うん、敵倒すまでパンダにあおい持ってて欲しいんだ。」

パンダ「うん。それにしても…かわいいぃぃぃ!」

パンダはあおいを抱き抱える。

あおい「まぁむ?」

パンダ「そうだよ〜ママだよ〜」

あおい「ばぁぶぅ!」

すくろん「それじゃ…行くとするか…」


すくろん達はミサイルの位置を発信機で追い、車の走る大きな橋の下の川の元まで来る。

すくろん「ここら辺だ。」

パンダ「私ここら辺で見守っておくよ。」

すくろん「うん。よろしく。」

あおい「ばぁばぁ!」

すくろん「行ってくる!」

すくろんは川へと近づいていく。

はるりんご「流石のあんたでもここまで近くならどの辺りにいるか分かるでしょ。」

すくろん「あぁ。」

すくろんは背の刀を抜く。

すくろん「…ここ!」

すくろんは地面に向かって刀を突き立てる!すると…。

ヴァーグ「ゔぁ、ゔぁああああああああ!」

すくろん「でた!」

地面に潜っていたヴァーグが姿を表す。ヴァーグは川の方へと後退りする。

すくろん「ふん!」

すくろんは地面を蹴り、ヴァーグに斬りかかる!


スラッシュインパクト


すくろんの放つ斬撃により、ヴァーグの体に傷がつく!

ヴァーグ「イタイ!イタイ!」

すくろん「お前が抵抗せずにあおい戻したら楽にやってやるよ!」

すくろんはもう一度ヴァーグに斬りかかる!

ヴァーグ「が!」

が、二発目はヴァーグに手で受け止められてしまう。

すくろん「っく…」

ヴァーグ「ゔぁあー!」

ヴァーグが雄叫びを上げる!すると、ヴァーグが受け止めていた刀が霧となって消えてしまう!

すくろん「は!?」

ヴァーグ「ゔぁー!」

ヴァーグは隙ができたすくろんの腹にパンチを打ち込む!すくろんは吹っ飛び、川の中に入りびちょびちょになる。

すくろん「あぁもう、俺は濡れたくなかったのに!」

ヴァーグ「ヴァああ!」

パンダはその戦いを遠くから見て青ざめていた。

あおい「ばーぶ。」

パンダ「いっつも…あんなのと戦ってるんだ…。私だったらちびっちゃうよ…。」

あおい「うぅんまぁ!」

ぱんだ「あおいちゃんすごいねぇーよーしよーし。」

そうしている間にもすくろんは刀を失ったことにより追い詰められていく。

すくろん「くそ…!」

ヴァーグの攻撃を避けると、すくろんは腕を構える。

すくろん「武器がなくても拳で!」


グリッチインパクト


すくろん(そして早めに腕を離す!)

すくろんはヴァーグの腹にパンチを打ち込むと、すぐに腕を引っ込めた。

すくろん(よし…、なんか肌白くなった程度だ。大丈夫!)

と、すくろんは言うものの、パンダは大混乱。

パンダ「腕から血出てない!?大丈夫かなすくろん!?うわぁ!?」

あおい「ぶぅ…ぶぅ!」

あおいはそんなパンダの顔面にキックを喰らわせる。

パンダ「あ、あうぇ〜」

すくろん(長い時間触れられたら終わる…!)

ヴァーグ「ゔぁあー!」

ヴァーグはすくろんに対してもたれかかってくる。押しつぶすつもりだ!

すくろん「っく!?」

すくろんはヴァーグに押しつぶされ、抱きしめられる。

すくろん(やばい…!俺も…あかty…)

すくろんの体はみるみるうちに小さくなっていく!

パンダ「あぁ!?」

なんと、ヴァーグが体を上げた頃には、あおいと同年代くらいの赤ちゃんになっていた…!

パンダ「や、やばい〜!」

ヴァーグはすくろんに腕を振り下ろそうとする。

パンダ「とぉっ!」

パンダはその前に滑り込み、すくろんを回収する。

すくろん「んぶぅ…ばぁ…だ。」

あおい「ばぁぶぅ?ばぁ!」

パンダ「愉快なお友達が増えちゃった…」

2人の赤ん坊を庇っている間にもヴァーグが迫る!

ヴァーグ「オマエモダァァァ!」

パンダ「きゃああ!?」

が、その時…!

パンダ「…ん?」

パンダに振り下ろされるはずの腕が降りてこない。

????「早く避けろ!」

パンダ「んっ!」

ぱんだはすぐに横によける!すると、そのすぐ後に腕が振り下ろされる!

パンダ「ひゃ〜!」

パンダは2人を抱えて逃げる。その際に自分を助けたであろう人物とすれ違う。

パンダ「あなたは…」

パンダはその人物を見上げる。その人物は赤い髪の毛の男性で、

腕から枝を生やしていた。

アップル「S.G.第一部隊隊長、アップルだ。同僚を助けに来た。」

パンダ「うわ〜ん!強そうな人きたー!助かったっぺー!」

ヴァーグ「ゔぁ…」

アップル「時間巻き戻しのヴァーグか。俺の枝が一瞬にて芽まで戻った…。」

ヴァーグ「ゔぁああ!」

ヴァーグはアップルに向かい走ってくる。

アップル「だが…これならどうだ!!!」

アップルは太い木をヴァーグに突き刺す!

ヴァーグ「ゔぁ!?ゔゔゔ」

ヴァーグは引き抜いたり、巻き戻したりして抜こうとしたが、びくともしない。

アップル「残念だな。樹齢2000年の木だ!」

アップルはその木を切り離すと、真上にぶん投げる!

ヴァーグ「ゔぁああああ!」

ヴァーグも一緒にぶっ飛んでいく!

アップル「ふん!」


ウッドアーム


アップルは木で増強された腕でヴァーグをぶん殴る!

ヴァーグ「あ”…あ…ぁ…」

すると、ヴァーグは一瞬にて霧となって消えた…。

パンダ「すごいや…。」

すくろん「ばーぱぶぱぶ」

あおい「だぁ!ば!」

すくろんとあおいは嬉しそうに拍手した。

アップル「…はぁ…倒したぞ。お前ら。いつまで赤ん坊でいるつもりだ。」

アップルがそう言うと同時に、2人は元の姿に戻る!

あおい「ばぁぶ!なぁぶ!ぁ!なぁ…〜ん?なんだ?」

すくろん「ふう!もどれた。」

2人は無事中学生の姿に戻れた。

パンダ「ん!ん〜!ん〜!」

パンダはその2人に押しつぶされていたのだった…。


アップル「それでは。ご協力感謝する。」

パンダ「いえいえ〜」

パンダはお辞儀すると、その場をさっていった。

アップル「…それで?」

すくろんはあおいの背を叩く。するとあおいは気まずそうに話し出す。

あおい「えっと…勝手に出動してすみませんでした…。」

アップル「…1ヶ月装備没収で。」

あおい「えぇぇぇ!?そんなぁ!!!」

するとアップルは2人に背を向ける。

アップル「じゃ、出張なんで預かっとくぞ〜」

あおい「お慈悲を!おじひをぉぉぉ!」

はるりんご「あんた…お漏らしすごかったわよ…。」

あおい「…今、パンツが濡れてるのも赤ちゃんのわいの仕業…?」

すくろん「どうでもいいだろ!さっさとかえるぞ〜!」

するとすくろんも背を向ける。

あおい「よくないわよ!いい履き心地なのに〜!!!…ってこれパンツじゃなくておむつじゃない。」

はるりんご「頭も赤ちゃんレベルのままねw」

あおい「ぶっころす!」

あおいはそう叫ぶとすくろんに向かってくる!

すくろん「うわっ!?いや、俺じゃないってぇ!?」

あおい「出てこいやワレ!えぇぇい!」

すくろん「いたい!いたいよぉぉ!」

相変わらずこの3人は騒がしいのであった…。


次回セツナ第十九話「隠」に続く…!

おぎゃー

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