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【連載版】加護なしの第八王女は、前世が社畜だったので王宮生活がイージーモードにしか見えない  作者: 茨木野


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【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。

 ミシェルの声が、ブローチから聞こえてきた。


『これは発信器と通信機、二つの機能を兼ね備えた魔道具なのです』


 妖精郷にて。

 ティルは正座をしながら、ミシェルと遠隔で会話をしている。


「はぁ……そんなものが……。でも一体いつ、そんな凄い魔道具を……」


『こんな事態になるだろうと、事前に八宝斎《はっぽうさい》に作らせておいたのです』


「八宝斎って便利ですぅ……。都合良すぎ感が若干ありますがぁ……」


 もう八宝斎と言っておけば、どんなトンデモ魔道具を出しても驚かれない。そう思っているように聞こえた。


「必要となろうアイテムを、彼女が発注しておいたのだよ」


 と、ピクシーが補足する。


「なんでそういうの、黙っておくですぅ……」


『高級品ですからね。馬鹿《てぃる》がしゃべって、盗まれると困ると思いまして』


「てぃると書いて、馬鹿って読まないでほしいですぅ……」


 何はともあれ、ミシェルのおかげで、魔蟲に見つからずに済んだのだ。しかし、解せないことがある。


「あれ……発信器と通信機ってことは……こっちの様子が見えているわけではないんですか……」


『無論』


「でも、今魔蟲がいるからどうたらっていうのは、どうやって……」


『地形と、あとは発信器の情報ですね。それは周囲の魔力の位置すらも、こちらに情報として送ってくるのですよ』


「はえ……」


 無論、ミシェルのやっていることはかなり規格外だ。

 確かに魔力の発生源がわかるとはいえ、それが魔蟲かどうかは視認しなければわからない。

 この世界のほとんどの生物に魔力が宿っているのだから。


 つまりミシェルは地形と動き、それから魔力反応を複合し、敵の正体を推測しているのである。


「まるで離れた場所から、現場にいるかのように状況を見渡せる……。彼女の情報処理能力がずば抜けているからこそできる芸当だね」


「うー……。ごめんなさい、ミシェル様ぁ。てっきりてぃるは、ミシェル様が安全なところでふんぞり返って、サボっている糞野郎かと思ってたんですけど……違ったんですねぇ」


 しん……と、その場が静まりかえる。

 ティルは口に出してから、自身の致命的な失言に気づいた。


『おまえ……生きて帰ったら、覚えていなさい』


「ひぃいん……」



【おしらせ】

※9/19(土)


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― 新着の感想 ―
生きて帰らない方が幸せかもしれませんね♪
発信器?発信機? 通信機?通信器? 機(複雑?なカラクリ)機械など 器(単純な構造らしい)食器など  
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