13 ゾスター信仰
オルペウスの戦闘力は侮れない…アークエリアルは怖れる
…あの無敵とも
思っていた最強のゲシュタルトヤプールをどんな方法を
使ったか解らないが、オルペウスが倒した事実に代わりは無く
アークエリアルはオルペウスを憎む気持ちと同じ位いに
その力を恐れていた
「オルペウス…あの黄金の
フクロウ娘を確実に仕留め
息の根を止めるにはどうしてもダガーの強大な力が
必要なのだ…」
アークエリアルは
自分が第一世代である事で
他の世代のダークネスが
嫉妬していると…思い込んで
いる…だからこそゲシュタルトヤプールの死もそうして
第一世代に嫉妬する下衆な
者達に寄ってたかって填められたのだと本気で思っていた
そうでなければたかが
新参の雑兵共にあのゲシュタルトヤプールが破れる筈は
無いと本気で思っていた
だが同時にもしかしたら
オルペウスは実力でゲシュタルトヤプールを倒した可能性も
心の何処かで否定出来て
いなかった
グライル・ダガーは生まれは
第二世代ながら…その力は
第一世代でも最強とされる
あの魔獣ゼクトールと引き分けたと言う話は伝説となっている
ゼクトールはダークネスの大神ゴーラに挑みそして
その力を認められゴーラ神の
乗る龍となったダークネスでも10指に入る存在なのだ
グライル・ダガーは
弟達と協力しその伝説の魔獣と戦い足止めさせて
ゴーラ神の勝利に貢献した
実績を持っている
時間の停止などの特別な力を
持つダークネス
生まれながらにそうした
特殊能力を持つダークネスは
決して多くない
第一世代は
ほぼ100%の確率で何らかの特殊能力に恵まれた
第二世代ではその確率が急に下がり1%以下
になり、その下の世代は殆ど0、00001と言う天文的な低い確率に下がるのである
此ではアークエリアルが
自分達以外の世代を認めない気持ちも分かると言うもの
但し…第二世代のダガー兄弟のような第一世代を越える
特殊能力者も希に出る
ダークネスと言う種は
過酷な環境に置けば置くほど
それに順応し強くなっていく進化する怪物なのだ
オルペウスはヤプールと言う
最大の敵が現れたその時
アンドロマリウス軍すべての
力を結集する事で琴子を
オルペウスモードにチェンジさせたのだ
そのためオルペウスには
琴子に近い精神リンクをしているダークネスを失うと
変身が維持できなり勝手に解除される思わぬ弱点が出来てしまった
アナ・グラムと言う名の
鳥の琴子と最も精神的に
深い繋がりを持つダークネスが死んだときその事実が判明した
この事はアンドロマリウス軍最大の極秘情報として
外部に漏らしてはならない
重大な秘密だった
オルペウスを倒す早道は
アンドロマリウス軍の
幹部クラスを一体殺せば良い
何て情報が敵にバレたらそれこそオルペウスの存在そのものが危うくなる
ヤプー司令官の予言通り
強力な臣下が加わればそれだけでオルペウスの力は上昇するが その逆も然りである
この事実がアークエリアルに知れればアンドロマリウス軍の敗北に繋がる それは
当の本人であるルノアール達軍の幹部達は感じていた
だからと言って幹部は
戦いにおいて身を隠していたは勝てる戦いも勝てない
それにダークネスは戦わない者を決して認めない
だから自から最前戦で戦う
オルペウスの琴子にアンドロマリウス軍のダークネス兵達は心酔し無条件に従うのだ
幹部が将だけを危険に晒し
動かなければ下手をすれば
反乱が起こる
現にゴーラを暗殺した件で
神であるゾスターに公然と
反抗したダークネスは数多くいてレイディアンスが居なければゾスターの王の座も危うかった
今の所…
ダークネスと言う種を納める唯一の方法は圧倒的な
力を見せつけるしか方法は無かった
従って詳しい事情を知らされていないアンドロマリウス軍のダークネス兵達が戦わない
幹部を認める筈が無いのである いやまったく
ダークネスの権力者は常に
下から狙われ結果を求められる…本能的に行うダークネスの自浄作用なのでどうしようも無い
アークエリアルは
性格的にこうしたダークネス社会に不向きな性格だった
為に今そこらじゅうから
その命を狙われているのだ
ゾスター程の戦力を有していないのに乙のが都合のみに
行動を起こすからこうした
八方塞がりな目に合う
ゾスター王も第一世代で
自分の血統だと言う理由だけでアークエリアルをこれ以上庇ったり助けたりする訳には
いかない ゾスターにしてみればアークエリアルも所詮
数千と居る第一世代のダークネスの一体に過ぎないからだ
新しく誕生した新種の
ダークネスの台頭…それは
もう受け入れるしかないのだとゾスター自信解っている
自分以外に必要な存在は
渡瀬聖子だけでそれ以外はどうでも良くなっていた
ダークネスの王で在りながら
最もダークネスの心から遠い所にいる孤独な王の姿がそこにあった
「アークエリアルめ…この余が折角目を掛けてやっていたものを…無駄にしおって」
闇の中…遙かなる
高見から見下ろす
ダークネスの王の呟き…
それはダークネス唯一の神
ゾスターである
ゴーラを喰らい今や身長
15メートルを越す巨人に
成ったゾスターは王の間で寝ころがり
世界を見下ろす事の出来る
鏡を見ていた、そこには
アークエリアルの姿が映し出されている
「いよいよヨーロッパ大陸の
支配者が誕生する…」ゾスターのその台詞に彼は
「アークエリアルとアンドロマリウス…もう勝負は見えて居るがなゾスター」とそう
応えた
ゴーラ以外にゾスターに
そんな言葉使いを許されるダークネスはいない
そのダークネスは寝そべる
巨大なゾスターを恐れるどころか対等の存在であるかの様にゾスターと呼び捨てている
またそれを平気で受け居れるゾスターが換えって不気味だ
「余にとって…どちらを
部下に持って特をするか…
それだけが重要だと言うの
だな…」ゾスターはその存在の持つ独特の不隠気に
心地よい位の緊張を覚える
それは、あのゴーラにさえ感じなかったゾスターが目指す支配者の纏うべきオーラだった
これだ…俺は此を求めている…やがてこの男からこの
帝王学なるものを学び取り
ダークネスの神として永遠に
君臨し続ける…その為の試練だ
「アーモン…お主が…
我等ダークネスサイドに付いてくれた事はこの上の無い
幸運だった…一番最後の
ネイキッドがお主になるとは
流石に驚いたよ」
アーモンと呼ばれたその
ダークネスは黒っぽい色の
甲冑を身に纏っていた
だが明らかにその甲冑の
中味は空だった
だが強烈な光が眩しいばかりに輝いて王である
ゾスターの目を刺激する
ゾスターは少し目を細めながらその存在の真意を測ろうとした
「警戒する事は無いだろう
ダークネスの王よ…俺は
住み分けをすればお前とも
上手くやって行けると確信している…」
「お前が宇宙に行けば
ごの地球を含む太陽系を
納める王がどうしても必要
なのだからな…その任に
耐えられるのはこのアーモンだけだ」
ゾスターは宇宙進行で
未知の強敵に出くわした時の
用心に 地球に支援勢力を
残そうと考えていた
それを任せられるダークネスがいるとすればこのアーモン以外には考えられない
それが解らない程ゾスターは
愚かな王では無かった
「僅かな時間で人類軍のリーダーであるストーム大統領の裏をかき人類軍の内部の
裏切りによりアフリカ戦戦をダークネスの勝利に導いたその手腕」
「その武功によって
一番最初のセブン・デッドリー・サインズ入りを果たした
強欲の称号を持つアフリカ大陸の支配者アーモン
すでに150万のダークネスと200のハブを所有する
ダークネス世界の陰の実力者である」
「人間の時には果たせなかった事を…ダークネスに転生した途端に水を得た魚みたいに
次々と果たしていく…お主はダークネスより更に
ダークネスにふさわしい
怪物だよ」
アーモンは鎧の顔の部分に
シェードを掛けた
これで鎧の中味が空とは
誰にも思われない
まあ知られた所で今の
アーモンをどうにか出来るダークネスは居ないのだが
「それにしても…あの
アークエリアルと言う奴は
どうしようもないな…」
アーモンは今初めて
ゾスターにアークエリアルに対する己の意見をそう述べた
「何処がどうそんなにいけないのかな?」ゾスターは
アークエリアルに其れほど
強く入れ込んでいる訳でも
贔屓している訳でも無く
ただ自分と渡瀬博士の間に
産まれたダークネスと言うそれだけで特権を与えているに過ぎない だがアーモンは
アークエリアルにはそれだけで自分を見失う素養があったと暴露した
「アークエリアルは力のないゾスター王…俺からすれば
そんな感じに見えたよ」
ゾスターはアーモンが突然
アークエリアルを自分と
重ねたことに驚いた
「こ奴がこの余の真似だと
言うのか?」アーモンは
「ああ…よく見ておくが良い
アレが少し上から見たときの
自分の姿だったものだ…
俯瞰の目線で見れるのは
神の特権だ…良い参考になる」ゾスターはアーモンの
指摘を受けアークエリアルに対し言いようのない嫌悪感を感じた「何を馬鹿な!余は
あの様な愚か者ではない
一緒にするな!!」
アーモンはゾスターが
アークエリアルに対し
同族嫌悪を感じているのを見てしめたと思った
「知恵も力も無い状態で
神の真似ごとをしているから
神の座に居るお前から見れば奴が愚かしい毛虫に見えるのだ…違うか?」
ゾスターは見るに耐えない
このアークエリアルたる汚物を嫌悪した
自分に似ているなど絶対に
認めたくないが
この愚か者から学べと
盟友であるアーモンが助言するのだ見ない訳にはいかないだろう
「アークエリアルは自分より強くなる可能性の在るダークネスを
どんどん水晶体ダークネスにくわせていってる…こんな行為ばかりする愚か者が
増えていけばダークネスは自然と滅びるだけだ」
弱肉強食がモットーの種族に
アークエリアルのような
新しく産まれる芽を次々に
摘まれていたらダークネスと言う森もやがて彼果て消滅するだけだとアーモンは言う
「常に新しい血が産まれ
それらを伸ばしながらも
それらを遙か高見から見下ろす存在で在り続ける努力を
続けるのが王として永遠に在り続ける唯一の方法だと
俺は思う」
アーモンは
どんなに強力なダークネスが
産まれてもその上をいく
進化を続けることが自分には
出来ると確信している
「新しいダークネスの誕生がこのゾスターの肥やしになると…そう考えろと言う訳か」
アーモンはゾスターが
強力なダークネスの誕生を
心の何処かで恐れていることは十分知っている
またプライドの高いゾスターがそれを簡単には認めないことも解っていた
だから敢えてアークエリアルと言う自分を映す鏡を
ゾスターに与えたのだ
アーモンはこう考えた、
アークエリアルの様な組織にとって害にしか成らない
存在も反面教師として
王を教育する教材に使えるのだと、馬鹿とハサミは…
アークエリアルを何も考えず
ただ殺していたら第一世代の
大半を敵にする事になる…
其れでは第一世代との内戦が勃発しかねないだろう
ゾスターと渡瀬博士の
組み合わせだけじゃなく
ゴーラと博士の組み合わせまでも敵にすれば厄介な事に
なるアーモンもそれは
避けたかった
それにゾスター王を唯一無条件で指示するのも
第一世代のゾスター血統だ
ゾスターにとって大きな拠り所でもある
第一世代のパワーは一体で
多世代の数百倍に相当する
アーモンは第一世代を
出来れば無傷で残したいと考えていた
「アークエリアルのような
極端なエリート意識を持つ者はそう多くは無いと思うが
何しろゾスター王は長く
奴らを特別扱いし過ぎた」
ゾスターはアーモンを王に
辛いことも平気で言うが
正しいと思うことを
躊躇無く助言する彼をゾスターは信頼している
恐らくゾスターが自分と対等に付き合える友と思えたのは
このアーモンだけだろう
ゴーラでさえゾスターは
信じることは出来なかった
だがこの男は惚れた女一人の為に人類がこの男を敵に回せば確実にダークネスに
敗北すると知りながらダークネスの
側に立ったのだ
この男は自分を裏切らないと確信できる
強欲の化身であるアーモンの
方が無償の友情を示した
ゴーラより信頼できた
アーモンは
今はまだ人間の
妻をネイキッドの仲間にして
永遠のエデンを地球圏に創設するつもりなのだ
自分が恐怖の王になり
妻が慈愛の王妃になる
2人の支配者の永遠とも言えるダークネスの
長寿がもたらす安定
地球はその恩恵により誕生以来はじめての真の楽園となるのである、人類は一時的に
食物連鎖のトップではなくなる…だがアーモンの考えでは
ダークネスと共存共栄を
果たし進化することで
新たな時代の幕を開けると
確信があった
逆にこのままでは人類は
進化できずその長い歴史に
幕を引く結果になるとも
思うのだ
「人類は自らの進化を成すためにダークネスを
必要とし産み出したのだ…
人類にとってダークネスは
必要悪と言える」
ゾスターはアーモンは
長い目で見てダークネスの
存在を人類のパートナーとして受け入れたと理解した
「確かに進化のために
お互い切磋琢磨しあい能力を向上出来ればこれに勝るものはない…そんな時代に
アークエリアルなどと言う
害虫は必要ないな」
ゾスターはアーモンとの会話でアークエリアルを見下す事で何か
アーモンのレベルに立てる様な優越感を味わった
「さっさと潰すか…虫けらのように…」酷い王である
ゾスターはアークエリアルを
自分の子を…己の優越のために意味もなく殺す気に成っているのだ
親の子殺し…身勝手の極み
アーモンはゾスターのそれこそ身成熟な精神と浅はかな
魂の在りように辟易していた
解ってはいるが…こんな
性根の奴がダークネスと言う
不可能のない宇宙最強の種族の神と言う事実に旋律を
感じずにはいられない
そんな思いは微塵も見せず
アーモンはゾスターの調子に合わせこう応えた
「いや…虫けらには虫けらに相応の使い方がある…
もう少しヨーロッパ戦線を
見守るのも神として余裕の
ある態度だろう」
「そうだな…ここは
同じ神であるアーモンの意見に従おう…」
ゾスターはアーモンを自分と同じ位優れた存在だから
神の一人として扱う事に
決めたようだった
此はゾスター個人の一方的な片思いなのだがゾスターは
アーモンに友情に似た感情を抱いている…憧れているのだアーモンと言う理想像に
自分を重ねて
だがやがてこの思いは変節し
この2人の神の友好関係も
ゾスターはきっと失うに違いない本質が外道のゾスターに
アーモンは余りにも本道を
行く眩しい光だった
闇の住人であるゾスターが
どんなに想ってもアーモンからその想いに等しい友情が
示される事は無いのだから
丁度 ゴーラの時の逆の
現象が起きている
ゴーラの友情は一方通行だったその結果最後には
ゾスターの策略により
レイディアンスによって
暗殺された
ゾスターが一方通行の友情に
我慢できる器ではないと
誰もが知っている
だがその破局は数年後かも
知れないし数千年の時を
経たときに訪れるかも知れない…だが今はゾスターとアーモンは
仮初めの同盟関係に満足していた
アークエリアルはそんな
ゾスターの仕打ちも知らず
最強のダガー兄弟を顎で使いアンドロマリウス軍を
倒して自分がヨーロッパの
覇者となる未来を想像し
一人悦に浸っていた
姿形はダガーの末弟
ガモン・ダガーだが中味は
間違いなく神に見捨てられた者アークエリアルである
神に見放されると言うのは
正しくこの事だろう
アンドロマリウス軍とイービル軍という両陣営の戦いと言うより
…もうアークエリアルの個人的な私闘に過ぎない体にこの戦争は成ってしまっている
アークエリアルの為に戦う意志などイービル軍の
どのダークネスも持ち合わせていなかった
隙が在れば直ぐにも反乱が
起きておかしく無い状況
それにも気づかないアークエリアルの精神状態はまともととは到底思えない
だがアークエリアルは自分は第一世代のエリートなのだから後の世代のダークネスは
無条件に自分に従うと未だに思い込んでいた
だが他の第一世代のダークネスもそう考える者は少なくない
その間違った考えに毒されている大部分の者達は
ゾスター血統のダークネス
のみだった
だが今…ゾスター神よりの
重要な掲示が全ダークネスの
上に下される
アークエリアルは喜びにうち震えた
「我が神…ゾスター様からの
…第一世代に対してのみ
新しい…お達しがある」
今まで数多くの第一世代に
対する特別な優遇措置
現在アークエリアルのように
孤立している第一世代の
ダークネスにとっては
ゾスターからの新たな自分達に対しての優遇措置を期待する声は大きかった
アークエリアル以外の
ゾスター血統のダークネス達は他のダークネスに疎まれていたからだ
当然そうなったのは自己責任なのだが
此までと同じく神の手助けを期待しアークエリアルは
あれやこれやと想像を膨らませた
「今回の通知は何が
なされるのか…第一世代には
手を出すなと言う命令や
たとえセブン・デッドリー・サインズの選考に漏れても
第一世代のゾスター血統だけは特別職を用意するとか…
後者なら…ヨーロッパに固執する必要も無くなるのだが」
アークエリアルも流石に
弱気になっていた
敵はアンドロマリウス軍だけではなくダガー兄弟と
無敵のダガー軍団それに
自分のイービル軍の兵も
どうも自分に対し反感を
抱いているようだ
「己~…第一世代のこの我に謀反でも起こす気か?
神の怒りを買うぞ馬鹿者共めぇええええええ」神の怒り
つまり自分に何かあれば
ゾスターが怒って漆黒の王子レイディアンスを
反乱分子討伐に送り込むぞと
脅しているのだ
事実ゾスターに反抗した
ダークネスにはレイディアンスを向かわせ抹殺させた
経歴があるが
ゾスターがアークエリアルを含む第一世代のために
同じ事をするとは考えにくい
嘆願されればゾスターも
無視はしないだろうが
まだ地球圏では人類軍と
その覇権を巡って戦争中だ
ゾスターも唯一 自分を政治的に無条件で指示する
支持母体が第一世代のゾスター血統であるから無碍には
出来ないが個体ではなく
全体としてしかゾスターは捉えていなかった
個体としての要望に応える程ゾスターはアークエリアルを重視していない
アークエリアル当事者は
自分は特別扱いされていると感じていただけに
この今回届いたゾスター王からの第一世代全体に対しての公文書が明らかにそれまでの
自分達第一世代に対する態度と扱いが一変した事を
驚きと困惑をもって受け止めるしか無かったのである
「ダークネスは全て我が血を引く御子である世代の差で
優劣を付ける事は此より
禁止する 此に違反した者は今日この時より厳しい罰則を
かす物とする」
単文だが強烈な意味が込められていた
第一世代のダークネスは
この突然のゾスターの裏切りに怒りを覚えずにはいられなかった
だが憤慨しているのはどうやらゾスター血統の第一世代
だけだったようである
大部分のダークネスはこの
今更ながら当たり前の事に
ゾスターが気が付いただけだと解っていた
其れを神に教えたのがどうも
新しいセブン・デッドリー・サインズの一体と言う事実
の方がダークネス達には重要だった
「一体誰が王の考えを正したのか
またレイディアンスを有する王にその様に接する事が可能な存在とはどんな
能力を秘めているのか
少なくとも大将軍ゴーラにも不可能な事を成し得たその
存在はダークネスの
★付箋文★




