交わる炎剣そしてハゲ
ウィールはインフェルノカイザーへ向け飛び掛る。
インフェルノカイザーも防御体勢を取りウィールの攻撃に備える。
そこに割り込む一人の禿
ガギィン!
「俺様も仲間に入れてくれよ兄さんよォ・・・」
エルリークは黒光りする斧でウィールの大剣を受け止めていた。
「ハァ!!」
禿が作った隙をインフェルノカイザーは見逃さない。
瞬時にウィールへ闇飲を放つ。
「おっとォ!」
ウィールは大剣を持っているにも関わらず軽い身のこなしで闇飲を回避する。
「今度はこっちから行くぜぇ!」
エルリークが龍のオーラを斧に纏わせ反撃に出た
「ドラゴン拳!龍神斬斧!!」
"拳"にも関わらず禿は手に持つその上等な斧でウィールに切りかかる。
「ッチィィ!!!」
ウィールは続けざまの回避で禿の一撃を辛うじてかわす。
禿の攻撃により床はバックリと亀裂が入っていた。
「決めるぞ!エルリーク、龍のオーラの力を貸してくれ!」
「どうするつもりだ?カイザー」
「今考え付いた必殺技だ・・・!」
「お、おう」
エルリークは戸惑いながらも龍のオーラを噴出。その姿は正にトイレで踏ん張るおっさん。
「闇飲-ヤミノマ-!!」
おもむろにインフェルノカイザーはエルリークのオーラを吸収。
エルリークも驚いた様子で戸惑う。
「技名ちょっと借りるぞ!禿!!」
そう言うとインフェルノカイザーは剣に吸収したオーラと自身の闇のオーラを込めた。
「ドラゴン剣!黒龍大斬刃-ダークネス・ドラゴン・エッジ-!!」
剣から闇のオーラにより一時的に具現した黒い龍がウィールに向け急襲した。
(避けきれねぇ・・・!)
黒龍はウィールを飲み込み、雄叫びを上げ、消えた。
「やるもんじゃねぇか」
「もっと褒めていいぜ」
インフェルノカイザーはまた一つ、戦いの中でレベルアップしていた。




