闇と光と時々ドラゴン
「てやんでぃ!!エクストリーム砲はどこに隠したんや!!」
タケシが自然のオーラをメントスコーラの様に噴出させウィースとカルロに言い放った
「もうここにはねーよ!クリス様が連邦本部に持って行ったんだからなぁ!」
ウィールはタケシに引けを取らない気迫で言い返した。
エクストリーム砲はもはや完全に連邦の手の中にあった。
いずれ完全な増幅器-ブースター-が完成すれば光が天下を取るのは明白である。
「お喋りがすぎますよ、ウィール。さっさと片付けて私たちも帰りましょう」
「おうよ!行くぜ、大閃剣カリボーン!」
ウィールは自身の光のオーラ大剣に宿し一振りする。
炎が混じった衝撃波がインフェルノカイザー達を強襲した。
ドゴォォォオオ!!!!
「ッハッハァ!どうしたどうしたァ!!」
爆炎の中仁王立ちする影があった。
そう、インフェルノカイザーである。
炎を吸収する能力を持つカイザーはウィールの衝撃波をいとも容易く消滅させていたのだ。
「この程度か?」
インフェルノカイザーは余裕の表情で煙を振り払う。
「なかなかやるじゃねぇか・・・!燃えてきたぜ!!」
ウィールは更にオーラを噴出。大剣には炎を宿し、すさまじい熱気を放つ。
「こっちは四人。あっちは二人。二組に分かれよう。俺とエルリークは大剣の方を、ウルフとタケシは本の奴を頼む。」
インフェルノカイザーの提案に一同は賛成し、それぞれ二手に分かれ間合いを取る。
「二手に別れ、確実に私たちを倒すつもりですね。いい判断力です。しかし…」
カルロは本にオーラを込め、光の矢を出現させ、ダークウルフへ向け放った。
「私の攻撃、果たして防げますかね?」
カルロは余裕の表情で四人を睨みつける。
「遅ぇ」
ダークウルフは放たれた矢を完全に見切り、すり抜けるように横切り、カルロへの間合いをつめた。
風の能力により一気に加速し、カルロの喉元めがけナイフを振るう。
ガキィィン!
その刹那、カルロは瞬時に本からレイピアを出現させ、ウルフの攻撃を受け止めていた。
「私は近距離もいけますよ」
「めんどくせぇ本持ってるこった!」
ダークウルフはバックステップで後退、カルロの出方を窺った。
「ドンドン行くぜェ!!」
間髪いれずにウィールはインフェルノカイザーと禿に襲い掛かった。




