その強さ、G級
シュンッ!
インフェルノカイザーは、クリスチャン・ディオールの背後から5m程離れた所にワープする。
が、ワープした直後に、クリスチャンディオールはこちらを向いていた。
そして、凄まじい速度でカイザーへとダッシュし、拳を喰らわせようとした。
が、カイザーは分かっていた。すぐにバックステップで拳を交わし、拳をスカしたクリスチャン・ディオールに闇の弾をお見舞いする。
闇の弾はクリスチャンの右腕に命中するが、闇はすぐに浄化され、右腕にはかすり傷すら与えられなかった。
(光のオーラ量が多すぎる…!)
カイザーはバックステポで距離を置いた。
ドオオオオオオオオオンッ
直後、轟音が響く。
インフェルノカイザーはクリスチャン・ディオールの背後に、あの大穴が開いた山が平になっている事が分かった。
「先程投げた槍で…今度は山が…平地に…!?」
【驚いたか?これまでの強さとは違う…。まさにケタ違いだ。さて、終わらせようか】
クリスチャンが空間から槍を取りだそうとしたその時。
「ドラゴン拳ッ!!!!!!!」
耳を塞ぎたくなる程の大声が聞こえた。上空からである。
太陽の真上から颯爽と斧を振り下ろすハゲ。エルリークは完全にクリスチャンの真上を取っていた。
が…クリスチャンはすぐに上を向き、槍を取り出し、槍を上に突こうとし、エルリークの身体を貫こうとした。
が
「ブルズアイ…」
その腕が、動かない。
両腕には、それぞれブリンナイフが刺さっていた。それは勿論、ダークウルフのナイフである。
「いくら重厚な武装をしていても、このブリンナイフは貫通する。ダメージは与えられねぇが…動きは封じたぜ」
【ちっ…】
「グランドキャニオーンッ!!ホハァ!!」
ドゴオオオオオオム!!!
直後、エルリークの黒卯兎がチャン・ディオールの頭に炸裂。
轟音とともに砂煙が上がり、ドラゴンのオーラが爆発した。
エルリークが地面に着地する。手ごたえはあったが…まるで拳で鉄をなぐったような手ごたえだった。手がジンジンとしている。
砂煙が晴れる。そこには、チャンディオールが平然と立っていた。
【大声で上に注意を惹かせ、その隙に動きを止める…。雑魚の割には考えるな。ナイフも、的確に急所を刺している。なかなかのコンビネーションだが…ただ一つ欠点がある】
ゾバアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!
【パワー不足だ】




