第七話『イルミと水族館』
ー先輩が電話に出るー
「あの先輩、イルミやっぱり行くんですか?」
「わかんない。相手がよくわかんなくてさ。結構色んな人に思わせぶりする人みたいで。実際にはわかんないけどそう言う噂をきいた。もしかしたら遊ばれてるかも?」
「え、遊ばれてたら最悪ですねー。気をつけてください!。」
ーわざわざそんなことを言うために電話したんじゃないのに、朝とほぼ同じ内容の電話をしている。
頭に浮かんだ、M先輩の言葉が俺の背中を押した。
ーーそして、言う。ーー
『先輩、そのイルミ行くのなんですけど、遊ばれてるかもしれない人とイルミ行くより、気持ちがわかってる人と言った方がいいと思います…なので、僕とイルミ行きませんか?』
気づいた時には心の底で思っていたことが全て声に出ていた。
戸惑ったような声で先輩が言う。
「…んぅ?…えっと嫌じゃないんだけど。その、水族館行ってから決めるのじゃだめかな?。」
その返答に俺は3秒停止する。
「そうですね。予定ばっか立ててもしょうがないですからねー笑。」
内心断られたと思っている、自分がいる。それでも、先輩を信じたい気持ちと諦めたくない気持ちが勝っていた。
第七話読んでくれてありがとう!!!!
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