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第80斤

『さぁかかってこい! 今度も俺がぶちのめしてやるからさぁ!』

『み、見てなさい!』

『ま、まだやるんですの……』

『ふぉふぉふぉ。元気でいいのぉ』


 テレビから聞こえる声が、次第に遠のいていく。


「ねむい……おめめかゆかゆ……」


 ムリムちゃんがうとうとしながら私の肩に頭を乗せてきた。


「頼む……どうにか……煙……」


 つよしはカメラに向かって語りかけていた。いいだは横になって無言でコンロロロー操作。


 いつから始めてた? いつから? いつまで?


 あ。


 私は、重くのしかかってくる瞼に耐えられなかった。

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