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魔王の俺が召喚されたのは異世界でした  作者: 三剣 シン
第五章 遺跡探索
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#48 魔法と魔力切れ

前回、水曜日に投稿すると言っていたのにしっかり破っていくスタイル(笑)

最近ずっと思っていたことがある。

魔法を使いたい。

え? 急にどうしたって。

ティーナとかがクエストで使っているのを見て俺も使いたくなったのだ。


「というわけで魔法を教えてくれティーナ」

「え、急にどうしたんですか?」


新居でも初めての朝ごはんの前に俺はティーナに頼み込んだ。


「魔法を教えることは可能ですけど、私は光魔法以外あまり得意じゃないですよ」

「分かってる。それでも頼む」

「はあ、まあ仕方がありませんね。分かりました」


ティーナに頼み込むこと三十分、ようやくティーナに魔法を教えてもらえることになった。








朝食が終わり各自がバラバラに行動し始めたので俺とティーナは庭にでて魔法の練習をすることにした。


「まずは魔法の根本的な説明からですね。魔法とはどういうものか分かりますか?」

「いや、分からない」

「私の記憶では魔法を使っていた気がするんですが……」


そういえばそうだった。

グランドアッパー、などという魔法を使ったことがあったな。

まあ、全く意識せずに使っていたんだけどな。


「仕方ありません。最初から説明しますね」

「よろしくお願いします。先生」

「せ、先生なんて大袈裟ですよ」


少し茶化しながら言うとティーナはわずかに照れている。


「ゴホン、魔法というのは体内に存在する魔力を使用することで魔法式を構築する技術のことです。これは主に歌唱によって成り立っています」


ティーナは一度咳払いをしてから魔法の説明を始める。


「魔法式って何?」

「簡単に言えばイメージを魔力を使って具現化することです。魔法式などの詳しい話をすると、魔法式に使用する魔術量、具体的なイメージ、距離などの詳しい情報を魔法を使うときに人間は無意識のうちに組み立てているそうです。その魔法式が発動することによって魔法が発動するみたいです。ちなみに魔法でファイアボールというものがありますがそのファイアボールの時、火ではなく水を想像すれば水の弾が出てくるそうですよ」

「ごめん。言ってることが全く分からない」

「大丈夫です。私も詳しいことは知らないですし。とりあえずどんな魔法を発動したいかイメージを組み立てたら使えると思いますよ。ただし魔法の書というものを買ってその魔法について読まなければ魔法は使えないんですけどね」


最後にティーナが何か言っていたが俺は聞く余裕がなかった。

イメージだけで魔法が使えるのだ。

やってみない手はないだろう。

ファイアボールなんかは火の玉だから簡単そうだけど他の魔法も簡単に発動することが出来るのだろうか。

竜巻を想像しながら「サイクロン」なんて唱えたらできるのだろうか?

そんなことを考えていたら周囲がやけに騒がしいことに気づく。


「ちょ、ちょっと、マサトさん、やめてください」


隣からティーナの慌てたような声が聞こえる。

周りを見ると俺の前には小さな竜巻ができていた。

大きさは俺の足首ぐらいなので幸い周りに被害は出ていなかったが庭の木が揺れているし、俺とティーナがいる場所は竜巻のすぐ近くなので風が結構強い。

ティーナは風でスカートがめくれないように必死に裾を抑えている。

ティーナにやめろと言われたがやめ方が分からない。

どうにかしようと四苦八苦していたら一分ほどで竜巻は消えてしまった。


「なんだったんですか一体。風属性の魔法という事は分かりましたが、私の知らない魔法でした」


ティーナは竜巻で飛んできた木葉を頭から払いながら俺に聞いてくる。


「いや、ちょっと竜巻を思い浮かべながら唱えてみたら、なんかできちゃった」

「竜巻……ですか。確かにちっちゃな竜巻のように見えましたが、そんな簡単に新しい魔法を作ることが出来るのでしょうか? 先ほども言った通り魔法というのは魔法の書を読まなければ使うこともできませんし、新しい魔法はそんな簡単に使えるはずがありませんし」


ティーナは必死に考えているがこれも神様のくれたチートなのだろう。

こんな簡単にイメージするだけで魔法が使えるならこの世界にはもっと強い魔法がたくさんある筈だ。


「そういえばティーナ。風属性ってなんだ?」


まだ必死に考えているティーナに向かってさきっから思っていた質問をぶつける。

ゲームとかでは属性によって相性があったりとかしたがこの世界でもそこは同じなのだろうか。


「あ、はい。属性というのはですね。簡単に言えば魔法を分けるための基準みたいなものです。魔力にも属性があってギルドで自分が何の魔力の属性に適性があるかを調べることが出来ます。適性がない属性も使うことが出来ますが適性がある属性と比べると威力はだいぶ落ちます。人によりますが二十分の一が平均だと言われています。他にも火属性は水の中にいる敵には聞かないことが多いですし、水属性は火山などではあまり役に立つことがないなど、長所と単所があります」


属性に適性がないからと言って全く使えないわけではないそうだ。

俺は何の属性に適性があるのだろうか。

明日ギルドに行ったら少し調べてみよう。


「おーい。二人とも。何してるの?」


リーナが玄関から走りながら俺たちに声をかけてくる。


「今、マサトさんに魔法を教えているんです」

「へー。ねえ、私もそっち行っていい?」

「別にいいですよ」

「ありがと。マサトもいい?」

「ああ」


俺たちの返事を聞いたリーナが嬉しそうに走ってくる。

しかし、魔法は結構練習が必要みたいだ。

さっきの調子ではまだ魔法を制御することが出来ないだろう。

何回か練習したら魔力とやらの制御もできるようになるだろうか。

魔力が制御できるようになったら新しい魔法にチャレンジもしてみたい。

魔法の応用ができるようになったら空を飛ぶことも可能になるかもしれない。

風魔法のウィンドを使って体を浮かすイメージで行けば案外簡単に空を飛べる気がする。

取りあえず今日は魔力をうまく扱えるようにしないとな。

それから俺たちは三人で夕食ができるまで俺は魔力を扱えるように練習を、ティーナとリーナは時々俺にアドバイスをくれてそれ以外の時はどこから持ってきたのか、魔法の書とやらを使って新しい魔法の練習をしていた。

魔力を扱う練習していたティーナとリーナが魔力切れという車酔いみたいな状態になり夕食が食べれないと嘆いていたのが少しかわいいと思ったのは俺だけの秘密だ。

マサトの口調が少しおかしかった気がするのは俺だけかな?

取りあえず、ブックマークなどよろしくお願いします。

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