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魔王の俺が召喚されたのは異世界でした  作者: 三剣 シン
第三章 王都での休日
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♯27 王宮からの旅立ちと買い物

買い物といえば良いラノベありませんかね?

 どこだここ? あ、そういえば昨日はエレナの家に泊ったんだった。ベットが広すぎたため寝にくいかと思ったがアステナから王都まで野宿などもあったから疲れていたらしい。

 ベットに入ったとたん寝てしまったようだ。そのおかげで今日はとても目覚めがいい。


「おはようございます。マサト様。朝食の準備ができております」

「わかりました。ありがとうございます」


 やはり様付されるのは慣れない。服を着替えて食堂にいく。食堂にはすでに花音以外は全員いて俺と花音を待っている状況だ。席に着いたすぐ後に花音が入ってきた。


「おはよー」

「おはよう」

「おはようございます花音さん」


 それぞれが朝の挨拶を交わす。朝食はパンとスープなどだ。「いただきます」と声をそろえて食べはじめる。


「マサト君今日からシャルロットをよろしく頼むよ。少し世間知らずかもしれないがな」

「よろしくお願いいたします」


 昨日の風呂といい今のといいギルトハートさんはどれだけ俺にプレッシャーを掛ければ気が済むのだろうか?


「分かりました。がんばります」


 そう答えるしかなかった。



 朝食が終わるとそれぞれが部屋に戻り出発の準備をする。帰るときは俺の魔法で直ぐに帰れるのだが。買い物をティーナがしたいというので買い物に付き合うことにする。俺も丁度新しい剣がほしかった所だしな。荷物を詰め終え玄関に行くとエレナとギルトハートさん、シャルのほかにもう一人知らない女性がいた。俺が近づいていくとギルトハートさん、あとかづいてきた。


「荷物は持ったのかね?」

「はい。お世話になりました。あのそちらの女性はどなたですか?」

「ああ、紹介が遅れたね。私の妻のマリンだ」


 ああ、ギルトハートさん、の奥さんか道理でエレナやシャルに似ていると思った。


「マサトさんの事は主人から聞いてますわ。どうか娘をよろしくお願いしますね」


 マリンさんにまで頭を下げられてしまった。プレッシャーが半端じゃない。


「マサトさん責任重大ですね」


 どうやら皆そろっているようだ。言わないでほしかった。責任に押しつぶされそうだ。玄関を出ると新しい馬車が用意してあった。馬を扱えるティーナが御者台に乗り他の人は後ろにのりこむ。


「マサト君」


 皆が乗り込み終わり俺も乗ろうとしたらギルトハートさんに呼び止められた。


「どうしました?」

「これを渡しておく」


 そういってメダルのような物を渡してきた。


「これは?」

「貴族に認められた物のみ貰えるメダルだ。このメダルがあれば貴族しか入れない店にも入れる。五人分ある。一人一つずつだ」

「ありがとうございます」


 貴族しか入れない店か。強い武器やなんかもあるのかな?メダルの入った箱を受け取り馬車に乗り込む。王家三人の見送りを受けながら馬車は走り始めた。



「花音はこれからどうするんだ? 俺達と一緒に来るか?」


 馬車に乗り十分位立たった時にふと疑問に思ったことを聞いてみる。シャルは俺達と一緒に来ることは決まっていたが花音は決まっていない。それなら、と思ったのだ。すると花音が耳元に口を近づけて答えてきた。


「うん、神様にもマサトと一緒に行動するようにって言われてるから」


 おい神様。それは本人がいるところでする話だろうが。なんで俺が帰った後に花音にだけ話したんだ?


「わかった。これからよろしくな。花音」

「うん、よろしくマサト」

「マサトさんそろそろつきます」

「分かった」


 そろそろつくようなので、手荷物をまとめる。きちんと昨日貰った王金貨は一人十枚で

 俺とティーナとリーナで分けている。残りの王金貨はシャルや花音の日用品を買うのに使うことにした。今日はこれから買い物に行くことになっている。まあ俺だけ別行動なのだが。そりゃ一緒に買い物しても良かったけど服も買うらしいし何より女子の買い物は一つ一つが長いためこちらから別行動にしてくれとれ頼んだのだ。馬車が『ききっ』と音をたてて止まる。この世界にはどうやら馬車の一時預かり所があるらしい。そこで馬車を預かって貰うらしい。皆が下りると職員の人が馬車をひいていった。


「じゃあ、お昼にここ集合ね」


 馬車一時預かり所の前を集合場所に選ぶと女子四人は買い物に行こうとするが王様に貰ったメダルを渡さないといけないので呼び止める。


「なによ、マサト?」

「これを渡し忘れていたから」


 そういってメダルを一人一つずつ渡していく。案の定ティーナとリーナは驚愕の表情になり、花音は「これはなんだ?」と不思議そうな顔をし、シャルは無反応だった。まあシャルは王族だから今までと何も変わらないのだろう。


「あの? 皆様行かれないのですか?」


 と、シャルの一言によりティーナとリーナは意識を取り戻したので、別行動を開始する。俺の今日の買い物は武器や新しい防具があればそれを買うことだ。昨日のうちに調べておいた店に行く。


「いらっしゃいませ」


 きれいな店内だ。結構武器や防具の品ぞろえが豊富だ。お金はあるので一番強いものから見せてもらうことにする。


「そうですね。一番強い防具になりますとこちらになります」


 見せて貰い能力を教えてもらう。


「そうですね。能力は魔法の自分が得意な属性に対しての耐性アップです」


 ティーナに聞いたところ魔法には六属性と精霊魔法、個人魔法または無属性魔法があるらしい俺が得意なのは精霊魔法らしいけど精霊魔法は精霊と契約した人しか使えなので使用者は多くないそうだ。これじゃああまり意味がないな。ここより高くて強い店がないか聞いてみると、


「そうですね。一般人が入れる店だとここが一番いと思います」

「一般人が入れない店というのは?」

「貴族と貴族のメダルを持った人しか入れない店がうちの店の前にあります」

「メダルってこれですか?」


 そういいながらギルトハートさんに貰ったメダルを見せる。


「そ、それです。数々のご無礼お許しください」


 みせた途端店の人の顔色がどんどん真っ青になっていった。最終的には土下座されてしまった。ご無礼ってお店の人何も悪くないのに謝ってるよ。一般人に見せるとこんな反応をするのかあまり見せないようにしないとな。いたたまれない気持ちになったのでそそくさと店をでて教えてもらった店に向かう。


「いらっしゃいませ。メダルまたは貴族メダルをご提示ください」


 なるほどこうやって店に来ていい人か確認するのだろう。メダルを出して店員に見せる。


「いらっしゃいませ。本日は何をお買い求めでしょうか?」


 さすが貴族の相手を普段からしている人はあまりメダルを見ても驚かない。やっぱり一般人と反応が違う。それにしても豪華な店内だ。あちこちに宝石がついた服やらが置いておく。


「防具で全魔法に耐性がつくものってありますか?」


 ティーナによるとモンスターの攻撃にはどれも六属性のどれかが含まれているそうだ。なので、全体性の防具が強いと思ったのだ。


「こちらになります。全体性の他にも精霊魔法にも耐性がついております」


 そういって店員さんが持ってきたのは黒のローブだった。きてみるととても着やすく動きやすい値段を聞くと白貨五枚だそうだ。気に入ったので、買うことにする。よし次は武器だ。


「武器で剣でしたら。これなんかどうでしょう?」


 そういって店員さんが持ってきたのは日本刀のように刃が片方にしかついていない剣だった。特長は小さくして持ち運べるというところだろう。値段を聞くとこれも白貨五枚らしいので両方買うことにする。支払いを済ませてローブはここからきていくことにする。


「ありがとうございました」


 店の外に出ると太陽はもう真上まであがっていた。どうやら遅刻は確定らしい。


一回現実のお金持ちの家を生で見てみたい。

評価、感想、ブックマーク貰えると嬉しいです。

次回は九月十三日午後十時頃投稿予定です。

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