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魔王の俺が召喚されたのは異世界でした  作者: 三剣 シン
第二章 初旅
24/52

♯24 王様との出会い

「お帰りなさいませ。お嬢様」

「うむ」


 どんな状況だ、これ? 今、俺達は王様の家?(庶民の家の五十倍もあるらしいので、家といえるか怪しいが……)にクエストクリアの報告に来ている。指名されての依頼

 はギルドではなく依頼主に直接クリア報告に行くそうだ。まあエレナの安全を最後まで守れるっていうのはいいな。それにしてもこうしていると嫌でも王女だと実感する。元の世界は、身分なんてなかったからな。あまりなれない。それにエレナは振る舞いが王女様だとは思えないほどフランクだからな。


「ようこそいらっしゃいました。私メイド長をつとめております、オリアと申します」


 オリアさんは五十代位で、少しぽっちゃりした優しそうな人だった。メイド長って言っていたから結構なお偉いさんなのだろう。オリアが俺達に自己紹介をしていると、エレナの出迎えに来ていたメイドの人たちはエレナに挨拶を終えたようでと徐々に自分の仕事に戻っていった。そのなかで、残ったのは、エレナのお付のメイドさんとこのメイド長だけだった。


「じゃあマサト、私は着替えてくるから。オリア。マサトを部屋に案内してやってくれ」


 エレナはそう言い残してお付の人たちと共にエレナの部屋があると思われる方へいってしまった。


「かしこまりました」


 オリアさんはエレナの指示を聞くとそう返事をしてから深々と頭を下げ、エレナを見送った。エレナの姿が見えなくなるとこちらを振り返り頭を下げた。突然のことに困惑する俺達。


「ようこそいらっしゃいました。旦那様がお待ちです。こちらへどうぞ」


 オリアさんが歩き始めたのでついていく。ティーナもリーナも驚きながらついてくる。旦那様だから国王様のことだろう。ティーナとリーナもきづいたようで、緊張しているのがわかる。この前アルの家にも行ったが、あそこも十分大きいのにこのお屋敷はさらにその倍以上大きい。オリアさんについていくと案内されたのは食堂だった。なに? この世界は話をするときは食堂って決まってるの? まあちょうど昼時でおなかがすいてきたから丁度良かったけど。食堂に入ると四十代位のおじさんが立ち上がってこちらにツカツカと歩いてくる。メイドさんが後ろからついてくる所を見るとおそらくこのおじさんが国王様なのだろう。国王様がこっちまでくる間なにをしたらいいのかわからなかったので、ぼけっ、と突っ立っていたら後ろから「マサト、マサト」「マサトさん、マサトさん」とリーナとティーナが、手をぶんぶん振っている。手をひらいて手のひらを下に向けて上から下へ振り下ろす。そんなことを繰り返している。何がしたいんだ?口をパクパクさせて金魚みたいになってるぞ。


「宇都宮 正人君だね。私は、ギルトハート・スーレリアンだ。この家の主でエルバンブレム王国の国王だ。よろしく頼む」


 俺はそれに答えなかった。いや正確には答えられなかった。ティーナとリーナが俺を引っ張って尻餅をつかせたのだ。二人に文句を言おうとしたら。ティーナは電光石火でギルトハート国王陛下、長いな。国王様でいっか。国王様にあやまっていた。あれ? 俺何か悪いことしたか?国王様は面白そうにからから笑って


「君たちは面白いな。どうだ? ここで立ち話もなんだし食事をしながら話さないか?」

「そ、そんな、私たちが国王様とお食事なんて恐れ多いです」


 ティーナは必死に断っている。なんで? 国王様いい人だし食事したら楽しそうなのに。なにがそんなにいやなんだろう?


「そうじゃ。ティーナ。妾も、一緒に食べたいのじゃ」

「わかりました。ご一緒させていただきます」


 ナイス、エレナ。しかし、なんでティーナとリーナは物凄く嫌そうな顔をしているのだろう?


データが消えてしまったため、短くなってしまいました。

評価、感想、ブックマークしていただけると嬉しいです。

次回は九月十日午後十時頃投稿予定です。


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