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魔王の俺が召喚されたのは異世界でした  作者: 三剣 シン
第二章 初旅
17/52

#17 暗殺者

「で、何でこんなことことしたんだ?」

「依頼したのはどなたですか? 内容によっては容赦しませぬぞ」


 ドランさんが襲撃者たちに問い詰めている。

 問い詰めているだけならまだいい。顔が鬼のような形相だ。


「おい」

「ひぃ」


 ドランさんが声をかけただけで襲撃者たちはおびえている。

 ドランさんが実はこんなに怖い人だなんて、見た目からは、絶対わかんないよな。まあそれも、エレナが狙われたから、こんなに起こってるんだろうけど。

 それでも睨まないであげてその人たち顔が死んじゃってるから。まあ、一国の王女を狙ったんだ、ごめんなさいですむ問題じゃないことはわかってるけど、誰に指示されたか聞き出すのだって、そんな怖い顔をしてたら、答えたくても答えられないでしょ。


「ドラン、そんな怖い顔すると、聞きたいことも聞けないじゃろ」

「はっ。しかし、エレナお嬢様、こやつらはお嬢様のお命を狙ったのです。しっかり、お嬢様のお命を狙っている相手を突き止めませんと」

「ドランさん。私が口を挟むことじゃありませんがそんなに怖い顔をしていては、怯えられてしまいます」


 うっわ、女子こわ。ティーナ、リーナ、エレナの顔が、ドランさんに速く睨むのをやめるように訴えている気がする。


「申し訳ございません。少々取り乱してしまいました」


 あ、折れた。少々じゃなくて、物凄く取り乱していた感じがするが、あえて突っ込まないでおこう。


「申し訳ない。あー、襲撃者どの」

「ちょ、ちょっと。襲撃者どのってなんですか?僕は、ジンっていうきちんとした名前があります」

「そうかそうか、それで、襲撃者どの、我が主の命を狙った、覚悟はできておろうな」


 ああ、ドランさんのきちんとした執事っていうイメージが崩れていく。絶対ドランさんを怒らせないようにしないといけないな。


「あのー。ドランさん」

「どうかなされましたか? マサト様」

「今は、エレナを王都へ送るのが先決です。話は、王都へ行きながらで、どうですか?」

「そうでした。今はお嬢様の安全確保が最優先でした。幸い、エレシアまで、あと歩いて三十分ほどです」


 良かった。歩いて三十分なら、すぐつきそうだ。


「それは、よかったです。ジンさんに話を聞くのは、エレシアについてからでどうでしょうか?」

「そういたします」


 あぶないあぶない、もう少しで、ジンさんを殺してしまいそうな勢いだったから、本当にひやひやしたよ。

 あー怖かった。今は執事モードになっているけど、あの時のドランさん本当に怖かった。


 そして、俺達はエレシアに向かってあるきだした。



 俺達は今、エレシアの喫茶店にいる。この世界にも喫茶店があるのには驚いたが、普通の感じで、入りやすかった。

 喫茶店に入り、注文したものが届くと、ドランさんが、ジンさんを睨みながら、口を開く。


「で、どなたに依頼されたんですか?」


 すると、ぽつりぽつりとジンさんは話始めた。

今回は超短くなってしまったことをお詫び申し上げます。

え? いつも短い? すいません

少し忙しく、書けませんでした。

次回とその次も短いかもしれませんが、徐々に長くして、一話五千字位を目指したいと思っております。

次回は八月二十八日午後十時頃投稿予定です。

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