8/27
異変
前回のあらすじ。タクシーを走らせる。
第8話「異変」
「やべぇ...!」
目の前から人が飛び出して来て、轢いてしまった。
「う...」
「大丈夫か...」
「う...うん...」
少年だ。身長からして小6くらいだろうか。
「ちょっと痛いけど我慢しろよ...今から病院行くから...」
病院は、峠の麓にあり、ここからそう遠くない。
「分かった...」
車を走らせる。
「ねぇ、お兄さん...」
少年は後部座席から言う。
「どうやってここまで来たの?」
少年の顔を良く見ると、同じマンションの12階に住んでいる子だった。
ん?12階より上は焼かれていたような...
80キロもスピード出して、轢いて生きている...
何かがおかしい...




